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【黄金の國・新編】奥州安倍氏の系譜⑦ ~ナガスネヒコの血、歴史は繰り返す?~

2018-10-02 04:35:34 | 黄金の國






古へ、日本神界の主催神たる、クニトコタチ太神は、その余りに厳格な姿勢が悪神どもの反発を買い、奸計によって艮(うしとら、東北)の地に隠棲させられたとか。以来、艮の方角は鬼門とされ、方位神でる艮の金神はタタリ神であるとして恐れられた。


スサノオは無実の罪を着せられ神遣らいされ、ナガスネヒコは信じた者たちに裏切られるかたちで殺された。


ナガスネヒコの悔しさ、悲しみ、怒りは如何ばかりであったか。


そうしてナガスネヒコの一族は、東北へ追い遣られた。





歴史は繰り返す。ナガスネヒコの血を引く奥州(東北)安倍氏は、阿久利川事件によって無実の罪を着せられ、攻め滅ばされた。



幕末、奥州の雄会津藩は謂れなき朝敵の汚名を着せられ、問答無用の残酷な仕打ちを受け、東北のさらに最果ての地、斗南へと追いやられた。





歴史は繰り返す。裏切られ、無実の罪を着せられた者達の無念、怨念の再生産。日本の歴史はこれの繰り返しだ。




今また、歴史は繰り返そうとしている。安倍の血、ナガスネヒコの血を引く総理大臣が、何度も謂れなき罪、無実の罪を着せられかけ、追い遣られかけた。

なんとか踏ん張ってはいるものの、まだまだ危ない。



果たして歴史は繰り返すのか!?ナガスネヒコの末裔はまたしても追い遣られ、ナガスネヒコの怨念は昇華されることなく、ついにはこの国を亡ぼすのだろうか!?




それを決めるのは、誰?








おしまい。

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