風の向くまま薫るまま

その日その時、感じたままに。

追悼、上原正三 

2020-01-10 05:23:55 | 日記

 

円谷プロの社員脚本家として、『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』『怪奇大作戦』などで脚本を書き、『帰ってきたウルトラマン』ではメイン・ライターを務めた。

 

フリーとなってからも特撮やアニメ専門の脚本家として活躍し続けた方、上原正三氏が亡くなられました。82歳でした。

 

メイン・ライターを務めた『帰ってきたウルトラマン』には骨太な作品が多かった。中でも差別問題を真正面から扱った「怪獣使いと少年」は、当時大変な問題作とされ、上原氏はこのためにメイン・ライターを下ろされ、しばらく干されてしまいます。

 

沖縄出身ということが、その作風に少なからぬ影響を与えていたのかもしれない。

 

「怪獣使いと少年」もう一度観てみようと思います。

 

 

『秘密戦隊ゴレンジャー』『イナズマンF』『宇宙海賊キャプテン・ハーロック』その他その他、多くの記憶に残る名作を残してくださった、上原正三氏に、心からの感謝と哀悼を込めて

 

合掌。

 

 

 

 

帰ってきたウルトラマン『怪獣使いと少年』より


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (チャメゴン)
2020-01-16 10:58:10
御自身も差別と向き合いながら、数多くの作品を創り出された脚本家の上原正三さんに、哀悼の意を捧げます。
Unknown (薫風亭奥大道)
2020-01-16 13:11:07
チャメさん、表現者にとって「怒り」は表現するパワーとなるそうです。のんちゃんもそれを言ってました、怒りをポジティブな方向に持って行くのだとか。
上原さんの怒れる魂が生んだ傑作「怪獣使いと少年」一見の価値あり!

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