4月10日、映画監督、大林宣彦氏が、肺がんのため逝去されました。82歳でした。
正直、監督としてそんなに好きなわけではなかった。初期の頃のような、実写とアニメを融合させた独特の演出がまず苦手だったし、中期以降は作品のもつ独特の「甘み」が、私には合わなかった。
それでもなぜか、『転校生』だけはお気に入りの作品でした。だから後年、ご本人の監督でリメイク版を作ると聴いたときは「なんでやねん!?」と思いましたね。「ぜってーみてやらねー!」て思いましたね。オリジナルに敵うものなし。私はそう確信してます。
今一つ私には適さない監督だったけれど、それでもどこかで意識している監督でした。まあ、薬師丸ひろ子さんをアイドルの位置にまで押し上げた功労者ということもあるし、この方の商業映画デビュー作である『House』のイメージが強烈に頭の中に残っているんです。
このホラー・ファンタジーとでも言うべき映画『House』。その好き嫌いを越えた、強烈な映像イメージが未だに頭から離れない。
大林監督という方は、メジャーなようでいて、微妙にメジャーとはズレた位置を走り続けていた方のように思える。
そのすべての原点が、映画『House』にある、のかもしれない。
『House』のDVD、なぜか我が家にあるんだよね~。(笑)
久々に観てみようかな。
大林宣彦監督のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
合掌。
映画『House』予告編 1977
そ~です、いいえて妙です~。
「House」
映画のメイク動画とか無い時代に、少年誌?の特集かな?
で作りこんで行かれるところ、読んだことあります。
ちょっとチープな感じ?で、でも面白そうだぁ!て思ってました。
出演女優さんの中に、ポッチャリ役どころの女の子がいて、彼女がインタビュアーに「食べたくなくても食べなきゃいけない場面が多くて辛かった~」みたいなこと言っておられ、
役者さんも大変だなぁ~」て思ったの覚えてます←そこか~い!💨
広島は父の故郷。
大林監督、素敵な作品郡、有り難うございました。。
好き嫌いは別にして、やはり優れた表現者であったのでしょうね。