6月21日
滋賀県東近江市にある『滋賀県平和祈念館』を初めて訪れました。
滋賀県における太平洋戦争の記録の蒐集や戦争の悲惨さや平和の尊さを学ぶ県立の施設で、2012年に開館しました。
入館は無料でした。
太平洋戦争が終わって今年の夏で79年が経ちますが、国際情勢はきな臭くなるばかり。。。
戦争は外交紛争解決の一手段ではありますが、最も愚かな手段であることも確かです。
平和の燈(ともしび)
2000年の大晦日に、21世紀が“平和の世紀”になることを願って、戦没者遺族が県内各地の火を集め、「平和の燈」としました。そして、滋賀県平和祈念館の開館を記念して、東近江市の子どもたちが平和への願いをこめて火をおこしました。
そんな平和への願いがこめられた火を集めた「平和の燈」が、館内エントランスで揺らめいていました。
旧日本陸軍の戦闘機「飛燕(ひえん)」のエンジン。
2023年に東近江市五個荘竜田町の建設現場から出土したものだそうです。
戦時中、八日市市(現 東近江市)には陸軍八日市飛行場がありました。八日市飛行場の飛燕のエンジンが何らかの事情で運ばれ、埋められたと考えられてます。
地域展示コーナーでは、滋賀県の市町ごとの当時の人口や戦没者数、軍事施設、主な軍需工場、空襲被害、集団学童疎開の受入れなどを知ることができました。
地元の甲賀の戦没者は3,254人。662人の学童集団疎開を受け入れていたそうです。
現甲賀市の信楽地域や甲南地域では、米軍による機銃掃射で負傷者が出たそうです。
こんな田舎街にも米軍機の攻撃があったなんて初めて知りました。。
つづく
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