管理人が水族館や日本産淡水魚好きなのはこのブログをご覧の皆さんはご存知のはず。
琵琶湖を有する湖国滋賀でありながら、水族館と名前の付いた施設は無く、滋賀県立琵琶湖博物館の水族展示室だけが唯一の水族施設でした。
1年ほど前に何気なくネットで、"滋賀” "水族館"と検索したら出てきた「びわこベース」。琵琶湖の西側にある小さな水族施設のようですが、ずっと気になる存在でした。
9月29日
で、行って来ました! 念願のびわこベース
小さな水族館 びわこベース 淡水生物生息域外保全センター(滋賀県大津市木戸)
県道558号線沿いにある本当に本当に小さな水族館ですが、入る前からワクワクが止まりません。
ようやく憧れの場所に入りました(入館料 大人¥500)。
琵琶湖博物館飼育員を経て、京都水族館副館長を務め、自然写真家でもある関慎太郎氏が2022年に開設した施設で、希少淡水魚の展示の他、開発の影響で本来の棲みかを追われた淡水生物を一時的に保護し、環境が整った後に現地に戻すなどの活動をされてます。
土蛙(ツチガエル)
淡水魚だけかと思ったら、両生類エリアも充実していて、カエルの仲間やサンショウウオの仲間も数多く生体展示されてました。
河鹿蛙(カジカガエル)
このブログでも過去に紹介した上流部の清流に棲むカジカガエル。美しい鳴き声で、古来より和歌の題材にもなりました。
沼蛙(ヌマガエル)
日本の中部以西に生息するカエル。ツチガエルに似てますが、ヌマガエルは腹が白いことで区別できます。
東蟇蛙(アズマヒキガエル)
アズマヒキガエルは、東北地方から近畿、山陰に生息するヒキガエルの固有亜種。
家雨蛙(イエアメガエル)
一瞬、フィギュアかと思ったイエアメガエル ww
インドネシアやオーストラリアに生息する食欲旺盛なカエルだそうです。なんかムチムチで可愛い
流蟇蛙(ナガレヒキガエル)を持たせてもらう妻。
思ったほど、ヌルヌルブヨブヨはしてませんね。
日本に棲むサンショウウオの仲間の飼育展示数も圧巻でした。
写真は在来の大山椒魚(オオサンショウウオ)と外来のチュウゴクオオサンショウウオの交雑種。日本のサンショウウオの大人しい性格とは対照的にチュウゴクオオサンショウウオは獰猛だそうです。
在来のオオサンショウウオは天然記念物ですが、チュウゴクオオサンショウウオや交雑種は特定外来生物として駆除対象になってます。
こちらは黒山椒魚(クロサンショウウオ)
管理人の地元にも生息してるそうですが、まだ出会ったことはありません。。
つづく
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