自民党の安倍総裁は30日、憲法改正を次期衆院選の争点にする考えを
示した。
また自民党の中川元幹事長は次期衆院選に出馬せず、
今期限りで政界を引退すると発表。
一方、「日本維新の会」が3日、国政活動を始めた。
橋下氏が大阪から国政対応を指揮し、
国会議員が「実行部隊」となる異例の体制になっている。
先の総裁選で盛り上がりを見せた自民党に対して、党首選で全く
盛り上がらなかった民主党、そして急激に人気を落としている
日本維新の会という構図が鮮明になってきた。
新興勢力である日本維新の会ですが、参画している議員を見ると、
元民主党の選挙区を持たない比例区の議員が多く力強さに欠ける印象である。
橋下氏が独裁体制を確立せざるを得ない状況とも言える。
次期衆院選の結果、自民党と日本維新の会が連立を組む可能性は非常に高いと
思う。安倍総裁も橋下氏も「憲法改正」を推し進めるという点では
同じ立場にある。
ただし、入り口は「憲法改正」で同じだが、安倍総裁と橋下氏では
結果としての「出口戦略」が全く異なる。
安倍総裁が考えている出口は「夢をもう1度、戦前の日本。強く美しい日本を」
というものであり、再び天皇陛下を国家元首に、
という点も含まれているだろう。
一方の橋下氏の場合には、「地方自治、道州制」が求めている出口だ。
これだけ出口が異なる両者が果たして連立を組めるのか?
という点は考慮すべきかも知れない。
安倍総裁の言葉を借りれば「憲法改正が争点」とのことだが、
私は「憲法改正」というテーマでは衆院選は盛り上がらないと思う。
ほとんどの国民は憲法をじっくり読んでいないし、それだけでは
「結局何が変わるのか?」ということが具体的にイメージできないからだ。
大切なのは、憲法改正を行った結果として、どういう日本を
実現しようとしているのか?を具体的に国民に示すことだと思う。
21世紀型の若者が抱える不満や不安を解消し、どういう国を創るのか。
その時の日本の姿はどのようなものか。
安倍総裁はこの点を国民に示さなければいけないと思う。
同様に橋下氏も、憲法を改正し道州制が実現したら
「結局、九州は具体的にどうなるのか?北海道はどうなるのか?」という
具体的な絵を見せるべきである。
「統治機構が大切・・・」という議論では
国民にその重要性は伝わらないでしょう。
米海兵隊は6日、米軍岩国基地に残っていた垂直離着陸輸送機オスプレイ
3機を、米軍普天間飛行場に移動させた。
岩国基地に7月に搬入された全12機の沖縄配備が完了している。
海兵隊は今後、普天間を拠点に歩兵部隊と一体となった訓練を
実施する予定とのこと。
未だに色々と騒ぎ立てている人もいるようだが、日米安保条約、
及び沖縄返還時に米国と自民党で交わされた密約を前提に考えれば、
オスプレイの配置には異論を差し挟む余地はない。
ですから沖縄県の仲井真知事がどれだけテレビで騒ぎ立てても、
日本政府は黙認する姿勢のままなのである。
現実問題として、米海兵隊を沖縄に配置しておきたいというのは、
軍事関係者の一致した意見である。
自衛隊には「攻撃力」がない。
米海兵隊が居てくれることが、例えば中国に対する「抑止力」に
なっているのである。
もちろん日本国民として沖縄県に感謝することは当たり前だし、
十分な手当ても用意すべきだと思う。
しかし「沖縄県がかわいそう」という感情論だけでこの問題を論じるのは、
余りにも子どもじみた議論だ。
「米海兵隊は日本から出て行け」と言うのなら、オスプレイの受け入れ拒否も
良いだろうが、その場合には現実問題として中国に対する国防を
どうするか?を考えなくてはならない。
米海兵隊の手を借りずに、自衛隊に「攻撃力」を持たせるというのなら、
それをはっきりさせる必要があると思う。
示した。
また自民党の中川元幹事長は次期衆院選に出馬せず、
今期限りで政界を引退すると発表。
一方、「日本維新の会」が3日、国政活動を始めた。
橋下氏が大阪から国政対応を指揮し、
国会議員が「実行部隊」となる異例の体制になっている。
先の総裁選で盛り上がりを見せた自民党に対して、党首選で全く
盛り上がらなかった民主党、そして急激に人気を落としている
日本維新の会という構図が鮮明になってきた。
新興勢力である日本維新の会ですが、参画している議員を見ると、
元民主党の選挙区を持たない比例区の議員が多く力強さに欠ける印象である。
橋下氏が独裁体制を確立せざるを得ない状況とも言える。
次期衆院選の結果、自民党と日本維新の会が連立を組む可能性は非常に高いと
思う。安倍総裁も橋下氏も「憲法改正」を推し進めるという点では
同じ立場にある。
ただし、入り口は「憲法改正」で同じだが、安倍総裁と橋下氏では
結果としての「出口戦略」が全く異なる。
安倍総裁が考えている出口は「夢をもう1度、戦前の日本。強く美しい日本を」
というものであり、再び天皇陛下を国家元首に、
という点も含まれているだろう。
一方の橋下氏の場合には、「地方自治、道州制」が求めている出口だ。
これだけ出口が異なる両者が果たして連立を組めるのか?
という点は考慮すべきかも知れない。
安倍総裁の言葉を借りれば「憲法改正が争点」とのことだが、
私は「憲法改正」というテーマでは衆院選は盛り上がらないと思う。
ほとんどの国民は憲法をじっくり読んでいないし、それだけでは
「結局何が変わるのか?」ということが具体的にイメージできないからだ。
大切なのは、憲法改正を行った結果として、どういう日本を
実現しようとしているのか?を具体的に国民に示すことだと思う。
21世紀型の若者が抱える不満や不安を解消し、どういう国を創るのか。
その時の日本の姿はどのようなものか。
安倍総裁はこの点を国民に示さなければいけないと思う。
同様に橋下氏も、憲法を改正し道州制が実現したら
「結局、九州は具体的にどうなるのか?北海道はどうなるのか?」という
具体的な絵を見せるべきである。
「統治機構が大切・・・」という議論では
国民にその重要性は伝わらないでしょう。
米海兵隊は6日、米軍岩国基地に残っていた垂直離着陸輸送機オスプレイ
3機を、米軍普天間飛行場に移動させた。
岩国基地に7月に搬入された全12機の沖縄配備が完了している。
海兵隊は今後、普天間を拠点に歩兵部隊と一体となった訓練を
実施する予定とのこと。
未だに色々と騒ぎ立てている人もいるようだが、日米安保条約、
及び沖縄返還時に米国と自民党で交わされた密約を前提に考えれば、
オスプレイの配置には異論を差し挟む余地はない。
ですから沖縄県の仲井真知事がどれだけテレビで騒ぎ立てても、
日本政府は黙認する姿勢のままなのである。
現実問題として、米海兵隊を沖縄に配置しておきたいというのは、
軍事関係者の一致した意見である。
自衛隊には「攻撃力」がない。
米海兵隊が居てくれることが、例えば中国に対する「抑止力」に
なっているのである。
もちろん日本国民として沖縄県に感謝することは当たり前だし、
十分な手当ても用意すべきだと思う。
しかし「沖縄県がかわいそう」という感情論だけでこの問題を論じるのは、
余りにも子どもじみた議論だ。
「米海兵隊は日本から出て行け」と言うのなら、オスプレイの受け入れ拒否も
良いだろうが、その場合には現実問題として中国に対する国防を
どうするか?を考えなくてはならない。
米海兵隊の手を借りずに、自衛隊に「攻撃力」を持たせるというのなら、
それをはっきりさせる必要があると思う。
ところで「海兵隊」は日本を守るための存在ではない。しかも凶悪な集団で、世界から白い目で見られている。そんなものが日本にいてもらっては困るのだ。大前氏はそのあたりの認識が間違っている。アメリカの回し者なら確信犯か。
>ところで
いかにも共産社民的な意見ですね!
“国民は”なんて言わないでくださいね。
あなたのような意見は少数派ですから。