大前研一のニュースのポイント

世界的な経営コンサルティング 大前研一氏が日本と世界のニュースを解説します。

民主党政権は前途多難/鳩山首相も小沢幹事長も非常識

2009年11月23日 | ニュースの視点
11日、鳩山首相は、過去7年分の資産報告書を訂正したことに対して「やはり、恵まれた家庭に育ったものですから。そのことに関して、自分自身の資産管理が極めてずさんであった」と説明し陳謝した。 また10日、民主党の小沢幹事長は、「全日本仏教会」会長の松長有慶・高野山真言宗管長と会談し、「キリスト教もイスラム教も排他的だ」などと述べたことを明らかにした。 鳩山首相の発言を聞いて、何という常識知らずなの . . . 本文を読む

好調ゲオの今後の課題/楽天は電子マネーの世界共通通貨を目指せ

2009年11月17日 | ニュースの視点
米国では音楽、動画など娯楽コンテンツのインターネット配信が量的拡大を続けている。 7~9月期には米アップルが四半期ベースで過去最高益を更新。高機能携帯電話のアイフォーンや音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」向けの音楽・動画配信は2ケタ成長が続いている。 一方日本では、レンタルDVD店を展開するゲオも10年3月期連結決算の営業利益の予想を上方修正し、過去最高益を見込んでいる。 音楽・映像は . . . 本文を読む

日本国債への不信感/ボーナス減額の衝撃

2009年11月10日 | ニュースの視点
28日、国税庁のまとめによると、今年7月末までに申告した2008年度決算法人の所得金額が、前年度比20兆8370億円(35.4%)減の37兆9874億円と6年ぶりの低水準になったことが分かった。 減少額・率とも集計可能な1967年度以降で最大とのこと。 このような状況にあって、政府は相変わらず莫大な金額の予算を計上しようとしている。 一時は50兆円規模の赤字国債を発行する予定だったというのだ . . . 本文を読む

民主党は時代を逆行させ、最悪の国を作り上げるシナリオを描いている

2009年11月03日 | ニュースの視点
政府は20日の閣議で、郵政民営化見直しを推進するための「郵政改革の基本方針」を決定した。 郵便事業だけでなく貯金や簡易保険など金融サービスも全国一律の提供を義務付けるほか、郵便局ネットワークを地域の行政サービス拠点としても活用することなどが盛り込まれている。 亀井静香郵政改革・金融相は21日の記者会見で、日本郵政の西川善文社長の後任に、元大蔵事務次官の斎藤次郎東京金融取引所社長を起用すると発表 . . . 本文を読む