大前研一のニュースのポイント

世界的な経営コンサルティング 大前研一氏が日本と世界のニュースを解説します。

【大前研一ライブ】8月31日号の主なニュース

2008年08月31日 | 大前研一ライブ
*シンガポール経済/7月の消費者物価指数は前年同月比6.5%増加 *政府系投資会社/シンガポール「テマセクHD」の純利益が2倍の約1兆4200億円に *米国大統領選・民主党/オバマ氏がデンバーで指名受諾演説。全米で3800万人が視聴 *米国大統領選・共和党/マケイン氏が副大統領候補にペイリン女史を起用 *中国金融決算/08年6月中間決算で「中国銀行」は純利益が422億元(約6700億円)に *中国 . . . 本文を読む

国内GDP再建の鍵は、外需ではなく、内需を活性化させること

2008年08月26日 | ニュースの視点
6日、内閣府は、主に企業の生産活動から見た景気の現状判断を後退局面に入ったことが高いことを示す「悪化」へと下方修正した。 また、内閣府が13日に発表した4―6月期の国内GDPは、0.6%減少となり4四半期ぶりのマイナス成長となったことが分かった。景気のけん引役だった輸出が13四半期ぶりに減少に転じたことが響いた形だ。 日本の実質GDP成長率の推移を見ても分かるとおり、特にここ1年間、日本のGD . . . 本文を読む

【大前研一ライブ】8月24日号の主なニュース

2008年08月24日 | 大前研一ライブ
*パキスタン情勢/ムシャラフ大統領が反大統領派による弾刻を避け辞任を表明 *イラク情勢/駐留米軍を2011年末に撤収へ米国と大筋合意 *原子力問題/原子力供給国グループ(NSG)がインドへの核燃料輸出めぐり協議 *北朝鮮核問題/外務省報道官が核検証は不当な要求とコメント *パラグアイ情勢/フェルナンド・ルゴはじめ司教が新大統領に就任。60年ぶりに政権交代 *チベット情勢/ダライ・ラマ法王がチベット . . . 本文を読む

【大前研一ライブ】8月17日号の主なニュース

2008年08月17日 | 大前研一ライブ
*グルジア情勢/グルジア軍の南オセチア進攻でロシアが軍事介入。12日には露メドベージェフ大統領が軍事行動停止を指示 *欧州移民政策/仏伊などが移民取締りを強化。移民追い払いでロマ人が標的に *北朝鮮問題/米ブッシュ大統領が中国首脳と相次ぎ会談。テロ支援国家指定の正式解除先送りを決定 *金剛山射殺事件/北朝鮮軍が韓国政府の真相究明要求で激しく非難 *中国製冷凍ギョーザ問題/6月の中毒事件発生で高村外 . . . 本文を読む

漁業界に必要なのは燃料費の補てんではなく、流通改革だ

2008年08月12日 | ニュースの視点
28日、政府・与党は新たな原油高対策として、漁業用の燃料費の値上がり分の大半を事実上直接補てん(ほてん)する方針を決定した。緊急対策の総額は745億円。 この政府決定に先駆けて全国の漁業従業者の代表約3,000人が、燃料費の補てんを求めて日比谷公園で全国漁民大会を開いていたが、私はこうした集まり自体が「うそ臭い」という印象を持ってしまう。 なぜなら、必ずしもすべての漁業従事者が本当の意味で漁業 . . . 本文を読む

北米不振に見える、トヨタ「変調」の兆し

2008年08月05日 | ニュースの視点
28日、トヨタ自動車はグループ全体の2008年の世界販売台数計画を、当初計画の985万台から950万台前半に下方修正する方針を固めた。 一方、ホンダはガソリン高による大型車の販売低迷を受け、米国のアラバマ工場で当初計画に比べ合計1万台削減する方針を明らかにしたが、小型車人気で在庫不足が続くシビックは増産し、北米全体の生産台数は維持する見込みだ。 世界的に自動車業界全体が厳しい状況に追い込まれて . . . 本文を読む

【大前研一ライブ】8月3日号の主なニュース

2008年08月03日 | 大前研一ライブ
*福田改造内閣/安心実現内閣発足。生活不安解消めざす *基礎的財政収支/2011年度試算は赤字が3.9兆円規模に *特別会計/諮問会議民間議員が“無駄ゼロ”に貢献する歳出削減目標を提案 *橋下大阪府知事/関西空港の発着減便で伊丹空港の廃止を含め検討 *北海道・支庁再編/民主党が関連法改正に反対へ *公用車問題/中央省庁の公用車は全国で6382台に *原油高対策/政府・与党が総額745億円の漁業用燃 . . . 本文を読む