大前研一のニュースのポイント

世界的な経営コンサルティング 大前研一氏が日本と世界のニュースを解説します。

大雪被害の根本に見る地域社会の問題解決のポイント

2011年02月22日 | ニュースの視点
日本各地で大雪被害が深刻化している。除雪作業が間に合わず列車が運休するほか、雪の重みによる家屋の倒壊や除雪作業中の事故などが相次ぎ、特に高齢化が進む地域では人手不足が事態を深刻化させていることから、行政も除雪費用に予算を振り分けるなど対応に追われているとのこと。 大雪被害の本質的な問題は大きく2つだと私は見ている。 1つは「高齢化」。高齢者が除雪作業をすれば危険なのは火を見るより明らかだ。また . . . 本文を読む

民主化運動が続く中東の未来、そして米中の思惑

2011年02月15日 | ニュースの視点
退陣要求デモが続くエジプトのムバラク大統領は1日、今年9月に予定されている次期大統領選挙への不出馬を表明した。しかし権力委譲のため残りの大統領任期を務める考えを示したことを受けて、反大統領体制派はデモを継続。大統領支持派との衝突が頻発するなど混乱は依然収まっていない。 先日までの状況を見ていて、ムバラク大統領は早々に辞任に追い込まれることになるだろうと予想していたが、思った以上に長引いている。ム . . . 本文を読む

休眠口座は国債の元本返済に/番号制度は生活者視点で一元管理を

2011年02月08日 | ニュースの視点
菅首相は27日、預金者の死亡などで長期間利用のない金融機関の「休眠口座」に関して「制約を打ち破って国として活用できる道がないか。内閣、民主党として、あるいは他党の皆さんにも検討いただきたい」と語ったとのこと。 菅首相の真意は分からないが「休眠口座」に手をつけるのは正解だ。主要国の休眠口座の活用事例は次のようになっている。 英国の場合では「15年間口座が開かれた状態で、口座名義人の取引活動がない」 . . . 本文を読む

日本の税制は抜本的に考え直す必要がある

2011年02月01日 | ニュースの視点
枝野官房長官は17日、民主党が公約した消費税を財源とする「最低保障年金」の創設に与謝野経済財政担当相が否定的な見解を示したことについて「哲学論争にさえしなければ、調整は充分に可能だ」との見解を示した。一方、与謝野経済財政担当相は21日、公的年金の支給開始年齢について「『人生90年』を前提に定年延長を考えねばならない。それにより年金支給開始年齢の引き上げも考えられる」と指摘した。 マスコミでも盛ん . . . 本文を読む