まるぞう備忘録

無題のドキュメント

簡単。絶品。ココナツカレー。その2。

2014-01-12 13:00:52 | まるぞうレシピ

材料:
カレールー:スーパーで売っているお好みのもの(中辛~辛口)6~8皿分
玉ねぎ、ニンジン、お肉、ジャガイモ:箱の裏の通りの分量
例)


ココナツミルク:一缶
ウスターソース:大さじ1杯



■美味しく作る一手間。その1。焦げる直前。



ただ私の場合はこの時ジャガイモは入れません。
ジャガイモは具でありますが、玉ねぎとニンジンはスープの出汁だからです。
ここで油で炒めるのは玉ねぎとニンジンの甘さと香ばしさを出すことです。

イタリア料理の落合シェフによるとトマトソースに甘みをつけるために、やはり事前に玉ねぎとニンジンとセロリを炒めます。
その時は軽く焦げ目をつけるのが目的だから、炒める時にフライパンであまり混ぜすぎないように。という注意書きがあります。

玉ねぎとニンジンはじっと置いておいて、ちょっと焦げ目がつくかしらん、というタイミングでヒックリかえします。
そうするとまた新しく底面に接している玉ねぎとニンジンが、ジュジュジュ、ジジジ、、と火がとおり焦げる寸前になりますから、またヒックリ返します。

放置→焦げる直前の寸止め→ヒックリ返す→放置焦げる直前の寸止め→ヒックリ返す→・・・

最初は強火でガンガンやっても大丈夫です。
玉ねぎからたくさん水分が出ますから。
玉ねぎがしんなりしてきたら、中火にして先ほどの焦げ目寸止めサイクルを繰り返します。
焦げちゃうと台無しですから、自信がない人はこまめにヘラで玉ねぎニンジンをかき回しても良いですよ。

本当のカレーはもう玉ねぎが飴色になるまで炒めるんです。
しかしこの作業は奥様方には不評です。
30分以上コンロの前に張り付いていなければならないからです。
ですからカレールーにはあらかじめローストオニオンが入ったものもあります。
玉ねぎを飴色に炒めなくてもいいように考慮されているのがカレールーですから、この炒め加減はご本人のこだわり加減で良いと思います。


ちなみにこの日のまるぞうカレーはこのぐらい。
ちなみに今回私はお肉は入れておりませんが、お肉を入れる方は玉ねぎ、ニンジンと一緒に炒めてください。


■美味しく作る一手間。その2。水とココナツミルク。


ジャガイモを入れる場合は、この課程で加えます。

ここでお水とともにココナツミルクを1缶入れます。
ココナツミルクはだいたい400mlですから、その分お水の量から引きます。
お水1000mlの分量なら →ココナツミルク400ml + お水600ml
お水900mlの分量なら →ココナツミルク400ml + お水500ml


ココナツミルクはとても南国の甘~い香りです。
抗酸化作用もあって健康に良いです。

一般的に女性はココナツミルクの料理がお好きではないでしょうか。
街のカレースタンドやインドカレー屋さんには女性のお客は少ないですが、タイ料理屋さんには女性が多いです。
ココナツミルクの甘さやヘルシーな感じが女性に受けるのでしょう。
おしゃれなカフェにタイカレー率が高い理由でもあります。

サラリーマンや子供の食べ物であった、カレールーの日本カレーもココナツミルクで煮込むだけで、一気に女性のお口に合うように変身します。
たったこれだけなのに、これほど評価が上がるのも不思議です。

もちろん子供は甘いカレーが大好きですから子供にも好評となるでしょう。

タイ料理というのは日本料理と異なり、甘さ、塩っぱさ、辛さ、旨さ、ハーブの香りがそれぞれハーモニーを奏でるところにあります。
ですからこのココナツミルクカレーは甘いのでありますが、また辛いほど味のハーモニーは奥深くなります。
もし辛いのが大丈夫な方であれば、カレールーはできるだけ辛口のものをお勧めします。

スパイスの辛味がココナツミルクの甘味とハーモニーを奏でますから。

つづく







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おひさま、ありがとうございます。

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5 コメント

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Unknown (すなお)
2014-01-12 14:16:49
土地柄もあるんでしょうか?私が住む場所ではココナツミルクは好まれません。いま、カレーブームはきてるようですが、ココナツカレーはほとんど無いし、ココナツ系のデザートも少数派です。タイ料理も好きな人より嫌いな人が多くて、なかなか誘うことが難しいです。タイ料理店も数件しかないし。私がカレーを食べるならココナツ系のカレーが好きなんですが、娘はココナツ系は嫌い。そう言えば私が住む県は醤油も少し変わってるんだそうです。全国的に流通している銘柄のお醤油でも、我が県用に味の調整がされているんだとか。同じ銘柄数でも関東とこちらでは味が違うそうです。お醤油は麹発酵から製品になるまでを、全て自社で行っている会社は全体の五パーセントもないそう。ほとんどのお醤油会社が、元になる発酵した原料を仕入れて、自社独自の風味の調整を行って製品にするそうです。我が県には自社で完全に最初から最後まで製品化するお醤油蔵がいくつかあって、こちらを好まれる方が多い。排他的と思えるくらい、よそからのものを受け入れない感じの空気はあるかもしれないなあ、と思いました。
返信する
わたしも~ (たま♪)
2014-01-12 14:49:55
私もジャガイモは炒めない派です~^0^
スープやシチューの時もそうですが、炒めないほうが、スープの味を吸うからか、なんとなく美味しくなる気がしていたからですー。
まるさんのキッチリバッチリ理系実験な料理に対して
私は、なんとなくの感覚だけの味見もレシピも見ない、獣の勘のような料理方法なのですが
それでも、じゃがいもは炒めない~で一致するところが楽しいです^0^
私は~、自分が食べたいものを作る時は、野生の本能のまま美味しくできてしまうのに、自分が食べたい気分じゃないと、今ひとつ味が決まりません^^;
人のために作ると美味しくつくれる~みたいな人は本当に偉いなぁぁぁ~と思うのでした。
返信する
連投すいません。 (たま♪)
2014-01-12 17:41:00
旦那様は辛~いカレーが好きで、私はマイルド派なので、いつも普通のルーの辛口までが限界だったのですが
超辛~いルーでココナッツミルクを入れたら、夫婦そろってちょうど良く美味しくいただけるかもしれません^0^
インドカレーの辛口を買ってみます。
ところで、昨日からナントナク思ってたのですが
まるぞうさん、何か嫌な事でもあったのですか?
大丈夫ですか?私の気にしすぎだとは思うのですが。
質問系で書きましたが、返信はどっちでも良いです。(どないやねん)
関係ないですが、昔のFC2ブログ時代の 「親孝行」の記事とか読みたいです^0^
あ、でも、本家が絡んでくるから無理かぁ。
あの頃のまるぞうさんは、「今の課題は、思いあがらないこと」って書かれてらっしゃいましたが。私も、今、そう思う事があります。
めっちゃ感謝して、仕事が上手くまわったとたん、「感謝したら、仕事が上手く回ったぁ」ってな自慢みたいな話を誰かに言いたくなってしまって、そのとたん、とんでもない量の仕事が回ってきたり。
なんか、こう、「思いあがるなよ」と周囲のご先祖様から言われてる気がしてなりません。
あの頃のまるぞうさんの記事が読めたらな~♪今の私にはちょうど良いな~なんて、思ったりします。
そのうち、FC時代の記事なんかもUPしていただけたらありがたいです^0^
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たま♪さんへ。 (まる(=・3・=)ぞう)
2014-01-13 11:58:01
辛いのが好きな旦那さん向けにピリ辛チキンを加えてはどうでしょうか。明日レシピ書きます。

とくに嫌なことは?
少なくともこのブログ活動に関することでは思い当たりません。

過去記事の復活はまた縁があったらですね~。
返信する
Unknown (たま♪)
2014-01-13 15:10:24
まるぞうさん、わざわざ御返事ありがとうございます^0^
やはり気にしすぎでしたね。
ピリ辛チキンも楽しみです~。
返信する

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