浮かれた自分に喝！！！

おっさんの破産と時を同じくして
ＤＶＤプレイヤーが壊れた。
なんとか録画だけはできたので
再生機能だけの安いプレイヤーを買うことで
１年間は見たい番組録画もレンタルＤＶＤも楽しんでいられた。

その録画機能すらも壊れて、３年。
なければないで、なんとかなる。
それまではドラマもバラエティ番組も録りまくって
見ずに“削除”するものが多かった。
結局、録画してまで見たい番組なんて
そんなにないんだよね～。

録画してまでも楽しもうとするテレビ漬けの生活を
プレイヤーの故障によって捨てざるを得なくなり
それが、時間にゆとりをもたらしてくれたのは事実だ。

ところが
おっさんは来週から時間の不規則なバスの運転手になる。
そして私は、遅番や夜勤もある介護施設の就職を求めている。

ま、まずい。

おっさんも私も
「半沢直樹」だけは、ど～～しても見たい。

HDD内臓のテレビ、買っちゃう？
うんうん、いいかも!

浮かれる二人。

しかし20分ほど前、私は冷静さを取り戻した。
馬鹿か、私たちは！？

今現在は二人とも無職の身。
転職先が決まった、就活がうまくいきそう！と
近い未来に明るい材料はあるとはいえ
まだまだ浮かれている場合じゃない。

結論。
「半沢直樹」は我慢しよう。
HDD内臓のテレビを買うのは、ちゃんと働いて
小金が溜まってからのご褒美にしよう。

そう、それが人として当たり前の考えです。