ちかさんの元気日記

辛いことを乗り越えて元気に生きている私“ちかさん”の
涙と怒りと笑いの介護記録。

2013-06-30 02:45:03 | 日記
レポートやら、テスト勉強やら、ノート整理やらで
息つく間もなく過ぎたこの一週間。
今日も月曜提出の課題に追われて
気がつけばこの時間だ。(ただいま午前3時)

そんな私を慰めてくれるのは
昼寝のときに見るおバカな夢でしかない。

今日も見た。今日も昼寝したときに、おバカな夢を見た。

家に、松田龍平・翔太兄弟が
すき焼き用の肉と野菜をいっぱい抱えて訪ねてくる。
わお、おっさんも呼んであげなくちゃ!
しかしおっさんに電話をしてリビングに戻ってみると
早くも肉がなくなっている。
あ、でもテーブルに牛肉のたたきが残っている。
よかった~。

そこで、目覚める。

私の欲求は、いったいどこにあったのだろうか・・・!?

ミンティア

2013-06-24 22:51:11 | 日記
やはり、どうしても
おっさんはバスの運転手になりたいらしい。

ヘルパー2級を取得したのだから
給料は少なくても介護の方に行けばいいのにと思っていたが
介護専門の職員として働く気はなく
介護タクシーや施設の送迎ドライバーを職を求めて
この間からハローワークに通っていた。
しかし、介護の世界でドライバー専門の仕事を見つけるのは
無理だったらしく
先週からバスの運転手を目指して就活しているのだ。

さっそく今日、今回初の面接。
大型2種を取得してから1年半経つが
大型はもう10ヶ月近くも乗っていない。
ましてや、バスの経験はゼロ。
案の定、実技試験は危なっかしかったらしい。

そして面接も…
「お酒、飲んでこられたんですか?」
事前のアルコール検査の結果を見た面接担当官から
いきなりそんな質問をされ、おっさん自身驚いた。
まさか、面接に挑むのに酒を飲んでくるはずがない。
ましてやドライバー職だ。
きっぱり否定する彼に、面接官は言ったそうだ。
「じゃ、ガムを噛みませんでしたか?」
「??? あ、そういえばさっき…」
咄嗟におっさんがポケットから取り出したのは
清涼菓子の“ミンティア”。
「ああ、それですよ。ハッカはアルコール検査で引っかかるんです」。

知らなかった。あれがアルコール検査で引っかかるなんて。

実は私が勉強している「介護サービス科」の教室でも
“ミンティア”をバッグに、ポケットにしのばせている人が多い。
特にカフェイン・カプセル配合の“ドライハード”は
午後の眠気との葛藤に、なくてはならないものとなっているのだ。

ウチのクラスでアルコールの抜き打ち検査があったら
10人は停学または退学処分を食らってしまうというわけか!?

ま、そんなことはありえないが
成分を知らずに口に入れると、もしかしたらとんでもないことになる!?
という本日のお話である。

あれ? 本題はおっさんの就活だったよね、確か。
結果は後日、お伝えいたします。






若年性だよ!

2013-06-23 23:47:46 | 日記
いかん、いかん、すっかり脳が汚染されている。
勉強のしすぎか!?
(な台詞、今まで吐いたこともない。なんだかカッコいいぞ)

休みだった今日の昼下がり、待望の昼寝を楽しんだ。
そこまで言えば、少しでも私を知っている人なら
ああ、また変な夢ね。と気づくだろう。
ご明察。
そう、おかしな夢、いや恐い夢の話である。

私は高校の校舎のようなところにいる。
教室には、教師と20~30人の生徒。
教師は、今通っている職業訓練校の指導員だ。
杖の持ち方を習っているから、介護の授業なのだろう。

私以外の生徒たちはみんないかにも慣れた感じで
指導に従う。
が、私だけは何がなんだかわからない。
今までそこに座ってノートを取っていたようなのだが
学習した内容も、これから何を行なうかも、さっぱりわかならい。
それどころか、どうして自分かそこにいるのかも理解できない。
頭の中は真っ白だ。
どうすればいいんだろう…呆然としているうちに
気づくと教室には誰もいなくなっている。

みんなはどこに行ったのか?
わたしはどこへ行けばいいのか?

雨上がりなのか、ぬかるんだ校庭を彷徨い
泥だらけになった素足で校舎を徘徊し…
“忘れてしまった”ことの恐怖を胸に抱きながら
オロオロするしかない。

そこで、目が覚めた。
起きてからも、恐怖はしばらく残っていた。

おっさんの帰宅を待ち構えて、その話をする。
「ねえ、聞いて。恐い夢を見たの。
私が若年性アルツハイマーになっちゃう夢なの」

はい、はい、と適当に相槌を打ちながら聞いていたおっさんが
最後になんと言ったか。
「もう、“若年性”じゃあないでしょ?」

ひどい……


思わず説教

2013-06-23 00:27:52 | 日記
昨夜の追加。
仲間との打ち上げでの話である。

以前もブログに書いたが
クラスにA子さんという60歳の女性がいる。
話の内容や立ち居振る舞いがあまりにもオバアサンなので
最初は70を超えているだろうと思ったのだが
若いころ航空会社に勤務していただけあって
センスはいいし、よくよく見れば美人。
しかしこの人、とにかく愚痴と言い訳が多い。

60歳で離婚することになったこと
これから一人で生きていかねばならないこと
事故で車椅子生活を余儀なくされた息子がいること…
(といったって、息子さんはその後一流大学→テレビ局入社→結婚という
人生を送っているらしいから、なんのこっちゃ?と思うのだが)
口を開けばそうした“不幸話”か愛猫の話で
クラスメートはおろか、講師たちも辟易としている。

そんな彼女が打ち上げに参加した。
みんな楽しく飲んで喋っているのに
A子さんはまたしてもの不幸話。
「こんな不幸な人間、いないでしょう?」
カッチ~ン!!!
これは言ってやらねばならぬ。
―A子さん、大変なのはアナタだけじゃないのよ。
―だからアナタも頑張って!
他の女性たちがA子さんに向かって優しい言葉をかけている。
それを遮って、私はガンガンと説教した。

あのさあ、A子さん
何にもない人なんかいないのよ。
アナタは言う。でも、ここにいるメンバーは言わない。
それだけの違いよ。
60歳? 私だって55歳。同世代よ。
でもこの学校に来たからにはそんなもん関係ない。
むしろ経験値があるんだから
若い人たちに教えてあげることだってあるんじゃないの?

かなり荒っぽい口調だったが、この際だ、言ってやる。
しばらくは神妙にうなづいていたA子さん。
しかし、口癖の「でも」が口をつく。
「でも、チカさんにはご主人がいらっしゃるでしょう?
私より幸せじゃないの」

またしてもカッチ~ン!!!

あのね、A子さん
夫がいればいいってもんじゃないのよ!

自ら発したこの言葉に、あとで苦笑。

夫がいればいいってもんじゃないのよ!

うん、これだけは言い過ぎたかも。
おっさん、ごめん。

苦行のあとの酒宴

2013-06-22 00:36:23 | 日記
やった~! 
4日間にわたる老人ホームでの校外実習が終わった~!!!

この4日間、朝5時半に起床し、6時半に家を出た。
この4日間、高齢者介護に明け暮れた。

明日はいくらでも寝ていいのだ。
いくらでもグ~タラしていいのだ。

ともに修行した10人のクラスメートと
ハイタッチして修了を喜び
昂揚した気持ちを抱いたまま居酒屋に直行。

さんざんに、飲んできた。
目的が同じ仲間と丁稚奉公の中休みで飲む酒の
なんと美味しいことか。

そもそも、私がこんな楽しい時間を持つことができたのは
職業訓練校に通い始めたからであり
そのきっかけを作ったのは
おっさんこと夫の倒産・破産であり…
そう思うと、不幸に思えることも
実は人生を謳歌するためのささいな要素なのかもしれないと
おおらかに受け止めたりする今宵の私である。