久しぶりに、おっさんの手料理だ。
もっかプーちゃんの身の上なのだから料理くらい・・・と思わなくもないのだが
本人はそのセンスがないことを自覚しているらしいし
私も料理におけるおっさんの
手際の悪さ、不器用さ、センスのなさに呆れているので
米研ぎと洗い物だけしてくれればいいと思うようになった。
しかし、たまには作れ!
こっちは夏休みといえども勉強と就活で忙しいんだから。
というわけで、先日から
「ねえ~、たまにはナスのはさみ揚げ作ってよぉ」と
呪文のように繰り返していたのだ。
よし、久しぶりに作るか!
おっさんは今日、張り切っていた。
ナスのはさみ揚げは、料理下手な彼の貴重なレパートリー。
これとコロッケだけは、なぜかフツーに作ることができる。
わ~い、わ~い、今夜はナスのはさみ揚げだ~!!!と
私は足取り軽く、面接から帰って来た。
ところが・・・
ナスを揚げているおっさんの声が沈んでいる。
いつもなら「おっかえり~!面接どうだった?」と
明るく迎えてくれるところなのに。
どうしたのかと思えば、料理が悲惨なことになっている。
「もっとうまく作ろうと思って挽肉を炒めてからナスにはさんで揚げたら
バラバラになっちゃったんだ」
鍋をのぞくと、ナスと
まるでゴミのようにボロボロ、バラバラになった挽肉が見事に分離して
プカプカと浮かんでいる。
お前はアホかっ!と、思わず拳を握る。
そんなの当たり前じゃん!
なんでそんな余計なことをしやがった!?
主婦歴30年の私の腕を持ってしても、復元不可能だ。
しかし、おっさんお落ち込み具合はハンパじゃなく・・・
しょんぼりうなだれながら鍋の中のゴミ(?)を見つめ続ける
悲しい姿を見せられたら怒るわけにもいかず・・・
いいよ、いいよ、大丈夫だよと
怒りと空腹を必死に堪えながら
そのゴミ(?)をご飯に乗せて食べた私。
ま、なんだね、やっぱり料理は基本通りにやった方がいいかもね。
それを言うのが、精一杯だった。
基本ができないくせに応用編に進みたがるヘキが、彼にはある。
まあそのチャレンジ精神だけを、今日のところは認めよう。
ありがとう、作ってくれて。
そんなにへこまなくていいよ、私も料理で失敗することはよくあるから。
でも正直言うと
あまりの不出来さに私、心で大泣きだったよ。
お前って奴は、ああ、お前って奴は・・・。
もっかプーちゃんの身の上なのだから料理くらい・・・と思わなくもないのだが
本人はそのセンスがないことを自覚しているらしいし
私も料理におけるおっさんの
手際の悪さ、不器用さ、センスのなさに呆れているので
米研ぎと洗い物だけしてくれればいいと思うようになった。
しかし、たまには作れ!
こっちは夏休みといえども勉強と就活で忙しいんだから。
というわけで、先日から
「ねえ~、たまにはナスのはさみ揚げ作ってよぉ」と
呪文のように繰り返していたのだ。
よし、久しぶりに作るか!
おっさんは今日、張り切っていた。
ナスのはさみ揚げは、料理下手な彼の貴重なレパートリー。
これとコロッケだけは、なぜかフツーに作ることができる。
わ~い、わ~い、今夜はナスのはさみ揚げだ~!!!と
私は足取り軽く、面接から帰って来た。
ところが・・・
ナスを揚げているおっさんの声が沈んでいる。
いつもなら「おっかえり~!面接どうだった?」と
明るく迎えてくれるところなのに。
どうしたのかと思えば、料理が悲惨なことになっている。
「もっとうまく作ろうと思って挽肉を炒めてからナスにはさんで揚げたら
バラバラになっちゃったんだ」
鍋をのぞくと、ナスと
まるでゴミのようにボロボロ、バラバラになった挽肉が見事に分離して
プカプカと浮かんでいる。
お前はアホかっ!と、思わず拳を握る。
そんなの当たり前じゃん!
なんでそんな余計なことをしやがった!?
主婦歴30年の私の腕を持ってしても、復元不可能だ。
しかし、おっさんお落ち込み具合はハンパじゃなく・・・
しょんぼりうなだれながら鍋の中のゴミ(?)を見つめ続ける
悲しい姿を見せられたら怒るわけにもいかず・・・
いいよ、いいよ、大丈夫だよと
怒りと空腹を必死に堪えながら
そのゴミ(?)をご飯に乗せて食べた私。
ま、なんだね、やっぱり料理は基本通りにやった方がいいかもね。
それを言うのが、精一杯だった。
基本ができないくせに応用編に進みたがるヘキが、彼にはある。
まあそのチャレンジ精神だけを、今日のところは認めよう。
ありがとう、作ってくれて。
そんなにへこまなくていいよ、私も料理で失敗することはよくあるから。
でも正直言うと
あまりの不出来さに私、心で大泣きだったよ。
お前って奴は、ああ、お前って奴は・・・。