ちかさんの元気日記

辛いことを乗り越えて元気に生きている私“ちかさん”の
涙と怒りと笑いの介護記録。

回復の証?

2014-01-29 00:00:16 | 日記
香取慎吾くんと私は、いい友だちである。
数年前から友だちとして彼の実家にも出入りするようになり
すっかり、ご両親から気に入られてしまった。
両親がそんなに気に入ったのならと
慎吾くんもいつしか私との結婚を決意。
男女の垣根を超えた友人関係から
ついにこの春、私たちは夫婦となる。

てな、夢を見た。

インフル休暇4日目。
時間の感覚が乏しく、朝方は必ず夢を見る。

最初の3日間は、ずっと仕事の夢だった。
一日のタイム・スケジュールを睨みながら
ああ時間がない! 人が足りない!と
冷や汗をかいている夢である。

ところが今朝みたのは、夢のような夢。
(慎吾君のファンというわけではないのだけれど)

体調が戻った証拠、だろうか?

いよいよ明日から職場復帰。
復帰初日の仕事が、ありがたいことに夜勤である(涙)。

インフルがくれた休息

2014-01-27 23:42:23 | 日記
インフルエンザ休暇、3日目。
すこぶる元気である。

薬を飲むために3食しっかり摂らなくてはと
早くに起きて朝食を食べ
昼も、夜も
残り野菜や冷凍庫に眠っていた肉
買い置きしておいた缶詰などを総動員させて
栄養満点メニューをつくり
これも余すことなく平らげる。

食べてはDVDを見て、見ては眠り
眠っては起き、起きては小説を読み
そしてまた食べる・・・

療養というか、ただの自堕落な生活だ。

世の中には
こんな風に過ごしている優雅な主婦もいるんだろうなあ。
(あはっ、かつては私もそうだった。
なんと罪深き生活を送っていたものよ・・・)

しかしこんなに時間があると、読書に集中できるのが嬉しい。

この間息子が「暇があったら読んでみなよ。面白いから」
そう言って置いていった上・中・下巻の小説
サマセット・モームの“人間の絆”。

そんな古典の名作
お気楽オバサンと化した今の私に読めるかいっ!?
と思って放ったらかしにしていたが
きのうから気合を入れて読み始める。

むむ、これがなかなかに面白く・・・。

そういえば今の職場で働くようになってから
あまりの忙しさに大好きな読書を楽しむ時間が持てなかった。
余裕、なかったなあ。

病気が大切なことを思い出させてくれたわ。
(ごめんなさい、病気というほどのもんではありませでしたが)

インフル・デビュー!

2014-01-25 23:52:56 | 日記
入居者はどんどん増えるのに
介護スタッフはちっとも増えない。
「休日返上にご協力ください」
マネージャーからのお願いがロッカーに貼り出されたが
私をはじめ、誰もそれに応じる気はない。
休日返上したら夜勤を含めて9日間連続勤務。
そんなのやってられっか~~~!!?

そう毒づいたらバチが当たったのか
インフルエンザに罹ってしまった。

きのう、勤務中から悪寒。
今日が夜勤だから
薬でももらって対処しようと病院へ行ったら
検査で簡単にインフルと診断されてしまった。

薬局で勤務していたときも予防接種は受けなかったのに
介護職の義務として接種したら、このザマだぁ!
ま、熱もきのう一日で下がったし
倦怠感も節々の痛みもすぐに治まったし
こんなに症状が軽かったのは
やっぱり予防接種のお陰だろう。

にしても、凄いスピードで元気回復してしまった。
夕べは深刻な声で職場に電話を入れ
「こういうわけで、28日まではお休みせざるを得ません」と
伝えたのに・・・。
そしてその1時間後にマネージャーから
「なんとかやりくりして、休みの穴を埋めることができました。
28日まではゆっくり静養してください」と
優しい電話をもらったのに・・・。

明日から3日間、どうすりゃいいんだ!?
インフルエンザだから
「もうすっかり元気で~す!」と
自分勝手に職場復帰するわけにもいかないし。

まいったな。

お酒も飲んでない。タバコも吸っていない。
実に退屈である。

熟年相棒

2014-01-19 01:34:14 | 日記
職業訓練校に通っていたときも
今の職場でも
独身の若い女性は口を揃えて言う。

「同じ介護職の人とは結婚したくな~い!」

理由は
・収入が少ないから生活が成り立たない
・家に帰ってからも介護の話なんかしたくない

そうか?
ウチ、楽しいよ、今。

こんな高齢者がいる。(あ、いるいる、うちにも)
こんなときはどうしたらいい?(私だったらああして、こうして)

うまくいかなかったこと、喜ばれたこと、嬉しかったこと・・・
晩酌しながら話が尽きない。

スポーツや映画、小説、歴史など共通の話題がある私たち夫婦だが
中高年になって
まさか同じ仕事の話が酒の肴になるとは思わなかった。

漫画みたいな人生だけど
こういうのも、いいかもね。

超えたよ、小さなハードル。

2014-01-17 18:22:43 | 日記
毎度登場のN様。
しつこいようだが
大柄で立つことが困難で右手に拘縮のある・・・
そう、新米で技術不足も甚だしい私にとっては
かなり難度の高い入居者である。

きのう、この方のバルンが外された。
喜ばしいことである。しかし
そうなると尿は自動的にバルンに出されることがなくなるから
命がけの排泄介助をせざるを得ない。
大袈裟に聞こえるだろうが、私の悩みは深刻だ。
あの身体を支えて下着を上げ下ろし
車椅子と便座の移乗をするには
どうすればいいのさ~?

もちろん、方法はある。
みんなやっている。
でも、まだ、私にはできない。

どうしよう、どうしよう、どーしよ~!!!
これをクリアしなければ、私の未来はない。

そこで今朝、先輩がN様の排泄介助をするのに同行し
ご本人には申し訳ないが
練習させていただいた。

で、できた! できたよ~!!!
入居から1ヶ月して、ようやくコツがつかめた。

嬉しくて嬉しくて、思わずN様に抱きつきたくなる。
もちろんそれは堪えたが
難聴のN様の耳に口を近づけて思いっきり叫んだ。

「Nさ~ん、これで私もやっとトイレのお世話が
できるようになりましたよ~!」

一つ超えた、小さなハードル。
今日はこれから乾杯だ。