日本酒が好きで晩酌の酒はもっぱら生酒を冷で飲んでいる。近頃は青森の陸奥八仙を好んで飲んでいるが、地元川西屋酒造の酒も試飲会がある折に味を確かめてから購入している。先日、南鴨宮の酒屋で川西屋酒造店の新酒の試飲会が行われたので散歩がてら出かけた。 1月25日の午後、日本酒の試飲会が行われる南鴨宮へ向けて散歩がてら出かけた。寿町方面へと向かう途中に中町の道路拡張が行われているヤオマサ前を通る。以前、この周辺に小田原唯一の酒蔵があったが拡張工事のために入生田へと移転して廃業してしまった。この先、地元小田原の地で醸された日本酒は飲む機会は無さそうなのでなんとも残念。 芦子橋を渡りコトブキホームセンターへと立ち寄る。残念ながら2月28日をもって閉店。店内では在庫一掃セールが行われていた。中学生の頃はよく訪れていたので昭和の頃からある小売店がまたひとつ小田原から無くなるのがなんとも寂しい。 途中で昼飯を食べたりしたので1時間15分ほどで南鴨宮の鴨宮かのやへと到着。試飲会は午後2時から5時まで開催されているが立ちっぱなしで飲むので1時間半もするとかなり酩酊状態となる。今回は飲みすぎないように午後3時半くらいから参加。 参加費1000円を払い試飲会スタート。今回は川西屋酒造店の丹沢山や隆のしぼりたて新酒を中心に14銘柄が用意されている。今回で4回目の参加だが、栓の空いた日本酒がずらりと並んで、自分の裁量で飲める鴨宮かのやのお味魅会は楽園のようなイベント。 今回、ひそかに期待していた最高グレードの黒隆の試飲は無かったが、一升4100円の隆水色山田錦50純米吟醸が最も高い銘柄として用意されていた。新酒ではなく前年に火入れされたもので熱燗で飲んだらとても美味かった。 試飲会場の奥には燗酒コーナーが設けられていて14銘柄が次々と色々な温度で供される。今回は甘酒も用意されていてなかなかバリエーションに富んだ内容だった。 1時間半ほど吟味に吟味を重ねて選んだのは4合瓶で1700円の丹沢山純米吟醸しぼりたて生。ふくよかでどっしりとした味でとても美味しかった。今回はじゃんけん大会で勝ち抜いて丹沢山の前掛けもゲット出来たのでとても楽しい試飲会だった。
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