小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



1週間ほど前の新聞の湘南面に小田原地下街再開への記事が掲載されていた。そして週明けには小田原市のホームページにも「小田原地下街の再生に向けた基本方針等について」のお知らせが掲載され再生計画がある程度示された。「おだちか」の愛称の小田原地下街は昭和51年11月に開業。50年代の小田原駅前は活気があり小田原地下街も多くの買い物客で賑わっていた記憶がある。小田原地下街への入り口はいくつかありこれは旧丸井側の階段。ここを降りていくとトイレと運営会社の事務所があった。小田原地下街は2度経営破たんしている。かつて仕事で少しだけ運営会社との付き合いがあり、そこで働いていたKさんが自分の趣味を活かしておだちかのテーマソングを作り店内放送していた。作曲も歌も上手くて多才な人だった。交番横の入り口はラスカが出来てから存在感が薄れてしまったように感じる。以前の三角屋根の駅舎のときはこの入り口のちかくにパン屋があった。東通りからの入り口はあまり利用したことが無かった。ここを降りていくと飲食店や食品売り場があった。ラスカの開業とともに改修された中央通路の駅側広場前。以前はここに駅前に続く階段があり、階段の途中の小さな広場にベンチが置いてあった。一時はCDショップや玩具屋もテナントとして入っていたので、時間つぶしによく利用した。閉鎖されて3年以上が経過している小田原地下街。再生計画では2年後の再開を目指し10億円以上を投じる予定。市の基本計画をざっと見てみたが、地産地消関連の店舗や観光土産関連のテナントを多くするような計画になっていた。おそらく地域色を強めることで市議会での理解を得たい意向が伺える。経済状況の厳しい昨今、このままの計画やスケジュールで進むかは不透明だと思うが、何らかの形での再開を願っている。

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コメント
 
 
 
Unknown (ちゃたこ)
2024-05-11 08:07:53
ブログを拝見していると、昔の様々な事が鮮明に蘇ってきます。これまで過去を振り返らず、先の事も考えず、今だけを生きて来ました。最近初めてのんびりゆっくり過ぎた日々に思いを馳せています。
おだ地下、、、高校生の時友達と過ごしたロッテリアやサーティワン、アルバイトをしていた肉屋さん等楽しい思い出がいっぱいです。
小田原は1番の思い出なので、これからもブログを拝見しながら楽しい時間を過ごして行きたいと思っています。
どうぞお元気で今後も続けて下さいね😀
 
 
 
>ちゃたこさん (端々)
2024-05-13 11:35:55
おだちか(現ハルネ)は、リニューアル後は土日は割と観光客が回遊するようになりましたが、昭和時代のような賑わいには戻っていないですかね。まだいくつか空きテナントがあって少し寂れたような一画もあります。
 
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