小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



神奈川県では水防活動の技術向上と地域住民の理解を深めることを目的に、相模川と酒匂川を交互に会場として、関係市町村との共催で水防演習を実施している。今年は5月26日の日曜日に酒匂川スポーツ広場で水防演習が行われる。先日、小田原大橋を通ると小田原大橋右岸上流の酒匂川スポーツ広場の一部が閉鎖され水防演習の準備が始まっていた。水防演習の内容は県のHPにリーフレット(PDF)がアップされており、各種の水防訓練が予定されている。小田原大橋からスポーツ広場へ向かう通路沿いに工事看板が設置されており、水防演習の準備(基盤工事)と記載されていた。帰宅後に調べたところ該当する工事は (小土工7302)令和5年度 河川修繕工事(ゼロ県債)で工費は税込29,493,200円。スポーツ広場内には重機が搬入され土嚢袋が積み上げられていた。小田原大橋から見えた資材は鉄板とマット。消防や自衛隊の車両等が会場内で活動する際に使用されると思われる。スポーツ広場横の土手上には大きな根固めブロックが置かれていた。水防演習のリーフレットによると、決壊防止工法の演習に使用される。小田原大橋下のスペースには、砂と葉のついた枝と木材などが置かれていた。現場で目にした時にはどのような目的で使用されるのか分からなかったが、木流し工や杭打ち積み木材工の水防演習で使用される資材のようだ。スポーツ広場横の河原は盛土され、土嚢が積まれて補強されていた。水防訓練のリーフレットから推測すると、シート張り工やT型マット張り工の演習場所になると思われる。水防演習は5月26日午前9時から午前11時50分までの予定で開催。ランニング途中に通りかかることがあれば、会場の様子を撮影したいと考えている。

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