小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



週末に小田原城周辺を散策することが多いが天守閣に上る機会は少ない。天守閣の展望台から小田原の街並みを撮りたいとたまに思うが、入場料の400円が高く感じてしまうので、もっぱら遠方より知人や親戚が訪れた時に、一緒に入場するくらいである。ところが、先月、天守閣内で開催されている企画展の招待券が5枚ほど手に入ったので、週末ごとに天守閣に上り小田原の街並みを撮影することができた。昭和35年に復興された小田原城天守閣は鉄筋コンクリート造の3重4階建て。高さは石垣部分も含めると約40m。復興当時の総工費は8000万円。復興時に最上階に高欄付き廻縁が付け加えられ、展望台として開放されている。最上階は土産物の売店と休憩スペースになっており廻縁に出て小田原の街並みを眺望できるようになっている。高欄の先には高さ1.5mほどの金網が張り巡らされており、写真は撮りづらい。天守閣展望台からの南側の眺望。南町や早川の街並みの向こうには相模湾を望む。南側で目立つ建物はメガネスーパーの本社ビル。看板のマークも良く見える。天守閣展望台からの西側の眺望。城山方面の街並みの向こうには箱根の山並み。西側は学校が多くあまり高い建物がない。南西方面には丘の上に小田原女子短期大学の校舎も見える。写真には写っていないが、旧城内高校や相洋高校も丘陵地の上に立地しているので、眺めが良さそうである。天守閣展望台からの北側の眺望。城山や荻窪の街並みの向こうには丹沢の山並み。城山の山手橋周辺から天守閣が良く見えるが、天守閣からだと山手橋の場所が分かりづらい。天守閣展望台からの東側の眺望。小田原駅周辺の街並みの向こうには曽我丘陵と相模湾。マンションやビルが林立しているが、小田原駅近くのサーパスマンションが大きくて目立っている。小田原駅周辺はここ数年、マンションやビルの建設も少なく感じるが、来年から弁財天通りでマンション建設が始まるので、再来年の春には、この風景の中に新たなマンションが加わる。小田原城天守閣の展望台は少々写真は撮りづらいが、意外と眺望も良かったので、これからは半年に1回程度、天守閣に入場して定点写真を撮ろうかと思っている。

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