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小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



今年も富士山で行われるマラソン大会の富士登山競走に出場するため7月26日の金曜日は夜半過ぎに起床した。富士吉田市役所前を午前7時スタートなので富士吉田市に午前5時半に着くように午前3時半に小田原を出発。今年は富士五湖道路は使わず国道138号で富士吉田市へと向かった。午前5時20分、指定された駐車場所の県営富士北麓駐車場へ到着。富士五湖道路の富士吉田ICの近くだが、少し道に迷いなんとか到着した。うっすらと富士山のシルエットが見えたのだが写真には写らなかった。県営富士北麓駐車場から20分ほどバスに乗って富士登山競走のスタート地点である富士吉田市役所へ。今年は富士山が世界遺産に登録されたこともあり、富士吉田市役所の庁舎にはでかでかと富士山がペイントされていた。結構渋めなデザイン。午前7時、富士登山競走の山頂コースのスタート。今年は2600名ほどがエントリー。後方からのスタートなのでスタートラインを通過するまで1分ほどかかる。ゴール地点の富士山頂までは約21km。標高差は3000m。今年の目標は4時間以内に8合目にたどりつくこと。昨年はスタートから晴天で気温が高くてきつかったが、今年は曇天で涼しいので結構良いコンディションだ。午前8時9分、スタートから10.8km地点の馬返しを通過。富士吉田市役所からこの馬返しまでの区間は舗装路で昨年より4分ほど早く通過出来た。ここから5合目までは土の登山道。馬返しをまずまずのタイムで通過出来たのだが、5合目までの登山道に入ると一向にペースが上がらず。この区間対策のトレーニングを昨年から結構行ったのだが力を出せず焦り始める。午前9時9分、登山道から5合目の舗装路に出たところで痛恨のミス。ずっと足がつらないようにここまで気をつけて登ってきたが、カメラを出そうと気を緩めたところで足がつってしまい2分ほど動けなくなり時間をロス。5合目の関門まであと僅かなところなのに。午前9時17分、スタートから15km地点の5合目の関門を通過。関門打ち切り時刻は午前9時20分なので今年も余裕無く通過。もはや頂上完走は絶望的なタイムだが、なんとか午前11時までに8合目にたどりつくことを目標にいよいよ本番の富士登山が始まった。(後編に続く)

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8月30日は休みが取れたので富士登山に出かけた。当初、トレーニングも兼ねて一番きつい御殿場ルートでの登山を予定していたが、思いのほか仮眠が取れなかったので、一番距離の短い富士宮ルートでの富士登山に変更。午前2時に小田原を出発し富士宮ルート5合目へ向かった。午前3時半、富士宮口5合目に到着。今年のマイカー規制も終了し富士宮ルートの5合目まで車で来れるようになった。午前3時でも駐車場は混雑しており、かろうじて一番下の駐車場に車を停めることが出来た。午前5時10分、富士宮ルート8合目付近で日の出。今日の日の出はかなり綺麗。御殿場ルートで登山していたら見事な赤富士が見れたことだろう。午前6時2分、富士宮ルート山頂の鳥居を通過。今日は2時間半で登頂。自宅の玄関からは4時間で富士山頂に到着。前回の御殿場ルートがけっこうきつかったので、今回の富士宮ルートはかなり楽に感じる。鳥居をくぐると富士山浅間大社奥院前。観光登山シーズンもまもなく終了する富士山だが、今日も多くの登山客で賑わっていた。山頂の気温は7度ほどで手がかじかむ寒さ。とりあえずフリースを着て防寒。山頂火口の縁に座り朝食タイム。今日は登山中に一度も休憩を取らなかったので腹ペコ。朝食はセブンイレブンで買った4個入りのつぶあんパンと山崎のロールケーキ。山崎のダブルロールは結構しっとりとした生地でどっしりとした甘さ。あまり好みの味ではなかった。今日は時間も余力もあったので山頂火口を1周するお鉢巡りをしてから下山することにした。とりあえず剣が峰に向かう急な馬の背を登る。今日の剣が峰は最高点に置かれた石柱前での撮影順番待ちの大行列。剣が峰には寄らずにお鉢巡り続行。富士宮ルート山頂から約30分ほどで剣が峰の反対側に到着。お鉢巡りは山頂火口の約3キロほどの縁を歩くコース。昨年はお鉢巡りをしなかったので2年ぶりのお鉢巡り。最高地点のある剣が峰の反対側には富士吉田ルートの山頂と山小屋が連なっている。富士山頂で一番賑やかな場所。毎年、この場所に富士登山競走のゴールが設置される。来年の富士登山競走はここまで到達したい。富士吉田ルート山頂からの眺望。雲の切れ間から足柄平野が見れた。今日は雲が多くて太平洋側の眺望は今ひとつ。50分ほどかけて山頂火口をぐるっと1周。色々な景色が見れるのでなかなか面白い。下山は御殿場ルートから宝永火口経由で富士宮ルート5合目へ。御殿場ルート山頂にある、長年営業していない山小屋は補修工事が続いている。来年は営業するのだろうか。御殿場ルート7合目下から大砂走りを下り、途中の分岐点で宝永火口の縁にあがる。残念ながらガスっていて宝永火口上部は見えなかった。宝永火口の底に下り反対側の縁へ。広々とした噴火口に雲の影がゆっくりと流れていく。稜線と山肌に雲の影のある風景は大好きな被写体。宝永火口の西側の縁に登り少し下ったところから撮影。写真下の窪みは宝永第2火口。宝永第2火口脇から森の中の遊歩道を通り富士宮ルート5合目駐車場へ。富士山には色々な登り方をしているが今日のコースが個人的に一番好きなコース。富士山頂から約2時間半で富士宮ルート5合目駐車場に到着。今日も怪我無く楽しい登山が出来た。今年も9月と10月にも登れたらと思っている。

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例年6月から富士登山に出かけているが、今年は7月の富士登山競走で8合目まで登ったきり。8月8日は休みが取れたのでトレーニングも兼ねて今年最初の富士山頂登山に出かけた。小田原を午前3時に出発し1時間ほどで御殿場口の5合目へ。年々、富士山のマイカー規制が強化され、この時期は比較的楽に登れる須走口と富士宮口の5合目へは車で行くことが出来ない。消去法的に御殿場口を選択。御殿場ルートは富士宮ルートの倍近くの距離を歩かなければならない。日が昇ると暑くなってしまい日焼けもしてしまうので日の出前の午前4時10分に登山開始。午前5時7分、標高2000m地点。日の出直後の時間帯。富士山頂付近は綺麗に晴れている。日の出直後のほんの数分間しか見ることの出来ない赤富士。朝焼けに染まる富士山を眺めながらしばしパン休憩。標高2000m地点からの眺望。今日は雲が多くご来光が見えず。雲はそれほど高くないようなので標高が上がると綺麗な雲海が見えるかもしれない。午前6時16分、標高2600m地点の六合目小屋。2時間ほど歩いてようやく6合目。御殿場ルートはとにかく距離が長い。ゴール地点の富士山頂を見ながら登るとイヤになってしまうので足元を見て登るようにしている。途中、ふと横を見るといつの間にか雲の上に出ていた。今日は雲海がとても綺麗。午前7時56分、標高3400m地点の8合目を通過。意外と良いペースで登れている。自己記録の4時間20分を切れるかもしれないので少しペースアップ。午前8時34分、御殿場ルート山頂の鳥居を通過。今日は5合目から4時間24分で登頂。昨年と比べ余力を残して登れたので日ごろのランニングの効果なのかもしれない。御殿場口山頂のすぐ隣の富士宮口山頂へ。浅間大社奥宮と富士山頂郵便局も開いている。富士山頂郵便局前の郵便ポストは夏の期間だけ臨時で設置されている。毎年、何か郵送物を持ってこようと考えているがいつも忘れてしまう。浅間大社奥宮脇から最高地点のある剣が峰へ。今日はそれほど混んではないようだ。午前8時55分、剣が峰山頂に到着。3776mと刻まれた石柱付近は記念撮影のスポットで人が絶えない。剣が峰からの山頂噴火口の眺望。相変わらずの壮観。今日は360度雲海。小田原方面も雲に隠れていたので午前中は曇り空だったのでは。日本一高い場所でおやつタイム。小田原百貨店で前日に買った清水甘納豆。清水甘納豆は7月末に閉店し工場も稼動していないようなので、卸分も無くなり次第終了なのかもしれない。指先がベトベトになってしまったが、疲れていたので甘いものがとても美味しい。剣が峰でおやつを食べて午前9時10分に下山開始。今日は山頂の天候も良く気持ちの良い登山が出来た。8月中にもう一度富士登山に出かけたい。

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7月27日、午前7時に富士吉田市役所前をスタートして午後9時19分過ぎに5合目の関門を通過。関門タイムまで残り30秒というギリギリでの通過となったが、8合目に向けて競技を続行することが出来た。5合目の給水所で一息入れて、次の関門のある8合目を目指す。8合目の関門タイムはスタートから4時間後の午前11時。5合目通過の時点で8合目の時間内の到達はかなり厳しくなったが少しでも時間をつめるべく足を止めないように登り続ける。6合目から上も強い日差しでかなり暑い。時折、ガスに包まれると冷蔵庫に放り込まれたような寒さ。暑さと寒さが繰り返し次第に体力が消耗する。暑さでバテ気味の上、少し高山病のような症状も出てペースを上げようとすると意識が遠のきそうになる。頂上も8合目も遠い。午前10時48分、標高3100m8合目の太子館を通過。関門タイムまで後12分だが、関門の設置された8合目の山小屋は標高3360mの場所。もう絶対間に合わない。午前11時、標高3200mほどの地点でタイムオーバーとなり競技終了となった。かなりへばっていたがとりあえず関門のある山小屋まで頑張ることにする。競技に集中していたのであまり景色を見ている余裕がなかったが、もう時間を気にせずに8合目まで向かえるので写真を撮りながら登る。雲が多いが結構景色は綺麗だった。午前11時30分、関門のある8合目の山小屋まであと少し。昨年よりは足が痛くならなかったがやはり相当にきつい。午前11時32分、関門のある8合目に到着。昨年よりも16分遅れのタイムでまったく良い所なく今年の富士登山競走を終えた。8合目の山小屋でコーラを飲んで一休み。酷く疲れていたので甘いものがとても美味しく感じる。午前11時47分、五合目に向け下山開始。帰りの最終バスの時刻は午後2時なので2時間ほどで下山をしなければならない。午後1時、5合目の手荷物受取所に到着。思ったより早く下山出来た。5合目でおにぎり3個の弁当とバナナの支給。空腹に耐えかねて即完食。弁当を食べて5合目のレストハウスへ。富士登山競走の選手とツアーの登山客で大混雑。帰りのバス乗り場はレストハウス前からさらに800mほど下。午後1時20分に帰りのバス乗り場に到着するも、バスがなかなか来なくて大行列。おまけに日差しが強くて熱中症になりかけた。40分ほど待ってやっとバスに乗れた。午後2時40分、閉会式の行われている諏訪の森公園にバスが到着。芝生の綺麗な公園だったが疲れていたので荷物を受け取ってすぐに帰り支度。会場で無料で振舞われている吉田うどんを食べてからシャトルバスで下吉田東小学校へ。今年は暑くてかなりバテてしまい昨年よりも悪いタイムだったが、色々と課題も分かったので来年の富士登山競走に向けて、また1年トレーニングに励みたい。
※来年のための自分用メモ
・小田原出発は3時45分でも大丈夫 富士五湖道路は520円×2
・ペットボトルは空のを持ってスタート 馬返しで補充
・携帯と着替えは持っていかない ビニールだけで
・五合目荷物(タオル・Tシャツ・飲み物・甘いもの)
・靴下は帰りの駐車場の水道横で履きかえる
・帰りの国道138号は須走南交差点を左折し抜け道で国道246号へ

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今年も富士登山競走に出場するため7月27日の早朝に小田原を出発して、大会の行われる富士吉田市に出かけた。午前3時半に小田原を出発。箱根から国道138号で富士吉田まで行こうと考えていたら、間違って東富士五湖道路に乗ってしまった。富士吉田に早く着くが、大した距離じゃないのに通行料金は1040円。高い。有料道路を使ったので予定よりも早く午前5時10分に駐車場の富士吉田市立下吉田東小学校に到着。快晴で校庭から富士山がよく見えた。手荷物を持ってスタート地点のある富士吉田市役所へ。例年、富士吉田市役所が大会会場だが、今年は庁舎の建替え工事のため閉会式は別の場所で行われる。富士登山競走への参加は今年で3回目で山頂コースのエントリーは2回目となる。昨年は8合目の関門で時間オーバーとなり山頂まで行くことが出来なかった。今の実力では山頂コース完走は難しいので8合目を4時間以内に通過するのが今年の目標。スタート地点から見える富士山。近いようでとても遠く見える。ゴール地点の富士山頂まで標高差3000m、距離は約21km。今年はどこまで登れるだろうか。午前7時にスタート。山頂コースは2500人がエントリー。集団の後方からマイペースで8合目を目指す。スタート地点の富士吉田市役所から登山道の始まる馬返しまでの約11kmの区間は舗装路。この区間で出来るだけタイムを縮めないと後半に響いてくる。スタートから45分で給水所の中の茶屋を通過。暑くて汗びっしょり。ペースも思うように上がらない。午前8時13分、馬返しを通過。昨年より約2分遅れ。このままだと5合目関門通過も危ういのでペースアップ。馬返しから5合目までの約4.2kmは土の登山道を早足で登る。日ごろのトレーニングのためか、今年はそれほどきつく感じることなく登れた。五合目の関門まであと数百メートルの地点で時刻は午前9時17分。関門タイムまで後3分ほど。大慌てで5合目を目指す。午前9時19分過ぎにかろうじて5合目を通過。関門タイムまであと30秒ほどとギリギリ。暑さのため昨年より3分近くタイムを落としている。関門も通過できたので8合目まで少しでも巻き返したい。<後編に続く>

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