長篠落武者日記

長篠の落武者となった城オタクによるブログです。

富永神社例大祭

2012年10月06日 | 奥三河
新城市の中心地に富永神社があります。
新城市の下平井村にあった牛頭天王を祭った天一天王社の分霊を慶長8年(1603年)に勧請し、若宮と称されていた神社が明治11年に富永神社とされたそうです。
安政元年(1854年)に本町地区が本格的な山車を作り、嘉永元年(1848年)に囃子用の屋台を作ったそうです。以後6つの庁内でそれぞれ作られることになります。
山車の内容は、本町:神功皇后と武内宿禰、下町:仁徳天皇と皇后、橋向:楠木正成と正行、的場:和気清麻呂の奏上、西新町:明治天皇と徳大寺実則だそうです。多分に勤皇的な思想を感じさせますね。幕末から大正に掛けて作られただけのことがあります。


そして、明日(7日)夜はクライマックスの打ち上げ花火奉納です。
手筒や打ち上げ花火が神社境内で行われます。

この花火、とてつもなく間近で見られます。
名古屋から移住した我が家一家では「え、まさか、ここで上げる訳無いよね?」と言っていたら、本当に上げ始めたので「ありえん!でも、すごい。」というのが感想でした。

新城にしては人が多いのですが、見学することは十分可能です。
とにかく、このありえない距離でうちあがる花火は、一見の価値有りです。

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