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入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’19年「秋」 (8)

2019年09月10日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 毎朝一瞬の間にすれ違うだけだが、元気をくれる若い人たちがいる。杖突街道の沿線から自転車で学校へ通う高校生たちだ。彼らのことは、以前にここへ来た藤沢の集落に暮らす人から聞いていた。
 遠い所だと高遠まで約10キロ、さらに7乃至8キロを伊那の中心街まで通う。行きは何人かで連れっだって行くようだが、帰りは単独で夕暮れの道をもくもくと自転車を走らせる姿を目にすることもある。きょうのような好天に恵まれれば、往路は緩やかな下りだから問題ないが、雨の日はつらかろう。特に復路は行き交う車の多い暗い夜道を登りがずっと続く。さらにこれから3,4か月もすれば冬が来て、さすがに雪の降った日には自転車とはいかずやむなく片道1千円近い切符を買いバスを利用するのだろうが、高校生の出費としては小額とは言えない。
 その若者たちの中に一人だけ女子高校生がいる。彼女は制服から見て高遠にある高校の生徒のようだが、今朝も真っ白いシャツを着て、制服らしきスカート姿で元気に自転車をこいでいた。
 若い人たちを見ていて、いいなと思うようなことはあまりない。若いころを懐かしむことなどなくなってしまい、スポーツ選手であれ、芸能人であれ、誰であれ、その若さに特別な感慨を抱くことはない。 
 しかし彼らは違う、違って見える。何をもってそう思うかと訊かれてもうまく言えないが、彼らがこれから向かっていく未来が、その自転車に乗った姿と重なって見え、その溌剌とした若さが、ひたむきさが、彼らの未来を肯定的に思い描きたくなる。
 どんな大人になっても、1日30キロを超える3年間の自転車通学はその身体ばかりか、精神にも残るだろう。そう思っていつも見ている。
 
 ところで、改革の美名のもとに資本家におもねり、労働者の経済格差を広げ、国柄をも変えてしまったあの茶坊主経済学者が、悪政に負けない片田舎の若者たちの強靭さを知ったら、それさえも自分の成果にしてしまうのだろうか。

 呟きの通し番号を間違えましたので訂正します。ご無礼致しました。

 今月は3連休が2回ある。今週末は予約が幾つも入っているのに次の週末はまだ1件もなく、月齢や紅葉のことを考えれば、21日からの3連休も"おいしい"と思います。よろしかったら計画を練ってみてください。

 営業案内 「入笠牧場の山小屋&キャンプ場(1)」およびその(2)です。下線部をクリックしてご覧の上、どうぞご利用ください。

 
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