入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’19年「夏」 (6)

2019年09月07日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 こんなに天気が良いなら、HALを連れてきてやればよかった。朝の天気予報では台風の影響が午後になれば出ると予報していて、家を出るときはそれを裏付けるような曇天だった。ところが上には、伊那谷の一部が低い雲によって蓋をされていただけで、昨日に続き真っ青な空が広がっていた。そしてその状況は午後になっても変わらない。
 昨夜も撮影がらみで遅かった。中天に月齢7.7のほぼ半月が見えていたが、それにもかかわらず空は澄みわたり、月ばかりかたくさんの星を眺めながら帰ることができた。今夜もまずまずの期待が持てそうだが、予定通りTOKU氏は来るのか。
 ついでながら、台風の接近中ながら明日も、日中は好天を予想している。



 昨日帰ったK来さんは蝶ばかりか、長年京都の山岳会に入っていて山登りもする。そのK来さんが一昨夜二人で酒を飲んでいて、何かの拍子に大沢山にも三角点があると言い出した。それに対し、あればとっくに知っているはずだが、そんなものは見たことも聞いたこともないと言い返した。
 しかしその翌日、つまり昨日、念のため用事で大沢山に行ったついでに探してみた。NTTのアンテナがあった場所から北へ100メートルぐらいだというから、それらしい場所へ行ってみた。あればすぐ見つかると思ったが、そうならなかった。
 その話を昼過ぎ、蝶の観察から帰ってきたばかりのK来さんに話すと、ならば探そうということになった。そして二人でスマホの地図を頼りに深いクマササの中を行ったり来たりを繰り返すことに・・・。
 読図は二人ともそれなりに自信があり、この三角点が大沢山の一番高い場所にあるわけではないことは充分に分かっていた。考えてみたら大沢山の地図など初めて目にしたくらいで、牧場の外などに関心がなかった。それがあの辺りまで、杖突街道沿いにある藤沢の集落の財産区になっていることも初めて知り驚いた。
 半ば諦めかけたところでK来さんが「絶対探すぞ」と気合を入れた。そして、その後しばらくクマササにさんざん手を焼かされた挙句、ついに1本の白いプラスチックの棒を見付け、その下に写真のような三角点を発見した。どうもK来さんは、こういう方面にも趣味を広げていることが分かった。脱帽!

 営業案内 「入笠牧場の山小屋&キャンプ場(1)」およびその(2)です。下線部をクリックしてご覧の上、どうぞご利用ください。


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