入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’19年「夏」 (17)

2019年09月22日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 台風17号が本土に接近中だという。それで入笠行を取り止めた人たちが、今のここの天気を知ったらどう思うだろうか。昨日は降ったり止んだりの天気だったが、格別山歩きを控えるほどのことはなかった。きょうは午後遅くになって雨が降り出すだろうが、それでも静かな秋の山を散策するにはまだしばらくは大丈夫だ。
 この前の3連休は珍しく多数の人が訪れたが、今回は一人としてやって来る人がいない。この台風予報が関係しているのは間違いなく、すでに気象庁は暴風や高潮、土砂災害に厳重な警戒を呼び掛けている。河川の氾濫、低い土地の浸水にも、当然警戒が必要だろう。それは分かる。台風15号によって引き起こされた千葉県などの甚大な被害はまだ復旧していないし、今度の17号は日本海を北上するようだから、進路の右側となる列島の広い地域が強い風の影響を受ける恐れがある。
 いやいや、以上のようなことは、ここで呟いてもあまり意味がない。それよりか今、7,8人の男女が牛を眺めながら大きな声を上げて林道を通り過ぎていったことを伝えておきたい。注意深く天気予報を検討すれば、昨日やきょうはこの季節らしい穏やかな山歩きができたのである。確かに、早めの台風情報は早目の避難と同じく重要だろう。しかし、現在の17号の位置からすれば、当初の予定を取り止めるまでのことはなかったと思うが、そんなことを言ったら暴言になるだろうか。
 因みに、当牧場のキャンプ場は、この3連休の予約は1件もなく、訪れる人もなく・・・、と呟いていたら女性二人が「トイレをお借りしたいが」と言ってやってきた。断りはしないが、これも対応が難しい。入笠山の伊那側にはこうした人たちのための設備がない。

 Ume氏から昨日、霧の中のこの周辺を写したPHを送って貰ってあるが、取り込みが思うようにいかず、後日にご期待ください。

 キノコは駄目、ツタウルシの色付くのも遅い。この秋の山はいつもと比べ、少しおかしいかも知れない。

 営業案内 「入笠牧場の山小屋&キャンプ場(1)」およびその(2)です。下線部をクリックしてご覧の上、どうぞご利用ください。
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