
さて、昨日の続きになる。
誰でもそうだが、強制されたり、ぞんざいな物言いをされれば気分はよくない。しかし、そういうことはこれからいくらでもある。どうも、この少年たちのように、そうしたことに過敏と言ってもよいほどの反応を見せた場合の、周囲の対応に問題がないかと気になる。必要以上に深入りしたり、理解しようとしたり、同情・共感のふうを見せたりすることは、必ずしもよいことではない、と言っておきたい。生きていくことは、快適なことばかりではないからだ。別段、戸塚ヨットスクールを支持するわけではないが、スポーツなどを通じて、ああいう方法と似たことをやろうとする人はいる。忍耐力は、鍛えて育つと考えるからだろう。
もう一つ、内省を促すことも必要な場合がある。にもかかわらず、そうしないで甘やかす。すると子供たちは、自分を理解し、評価してくれる人だけを求めるようになる。保護されることを当然と思い、彼らに善意を示す人たちとだけ関わり合おうとする。そして「何事も自分に合ったペースでいい」などといった、独りよがりのトンデモナイ結論に落ち着いてしまう。それでは困る。「何事も」ではない。
美しい森にはきれいな花が咲き、鳥が囀り、水の澄んだ小川が流れている、としよう。しかし、危険もある。「おじいちゃん」のような危険な動物もいれば、道に迷うことだってある。いつもいい天気ばかりではない。だから忍耐だって勇気だって必要になってくる。それが君たちにもあることは、4日間を歩いて充分証明できたではないか。もっとそれを、日常の中で見せてみろ。今度「バカ」と言われたら、泣かずに笑え、ニヤリとな。
善意の坩堝の中で悪役を演じてしまった。「好演した」と言ったら、また非難の礫が飛んできそうだ。
今日の昼飯はカキの炊き込みご飯。誠に美味かった。これから深い霧の中を、鹿の誘引に使う重いヘイキューブを持って、貴婦人の丘の奥まで行ってくる。昨日の写真はそこから撮った。
大人になっても耐えることが好きな人がいた。こんな天気の中を、鹿嶺高原から入笠の間を走って往復する人たちに出会った。年配の人もいれば女性もいた。エライ!
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