スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

スモーランドは拍子がない!?

2006-10-17 22:09:14 | 授業 楽器
今日習ったのはダーラナ地方のボーダ(Boda)という村(町?)のポルスカ。
Skålbergslåten
弓の練習として最適な曲。

Bパートの出だし部分、弓を持つ手を動かすのではなく指を柔らかく使って弾きます。有名な曲なので知っている人は試してみてください。
(欲しいという言う人がいれば楽譜にしますが、ボーダの曲は楽譜と実際がかけ離れているので特徴を知らないと難しいかも)

今日の音楽理論の授業の最初に、10曲ほど聞いて何拍子か考えるという時間があって、おもしろいのは、「何拍子か足や手でビートをとるように」と言われるとヴァルス(ワルツ)やポルスカで1拍目と3拍目をみんな取るとこ。
音楽理論の授業だからもちろんこんなビートのとり方はしません。先生も「いやいや、そうじゃなくて…」という反応(多分)。でも、みんなスウェディッシュフォークが体に染み付いてるって、さすがだね。

ところで理論の授業中、うそか本当かおもしろい話が。
スモーランド(Småland)地方のスレングポルスカは、3拍子とか何拍子とかなくって、延々と均等なアクセントとリズムのメロディの曲が多いって。スモーランドの人は何拍子とか、考えられなかったんでしょうって冗談っぽく言っていた。
全部じゃないとは思うけど、ホントかな
コメント
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