スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

北欧、子連れの旅 ~レンタカー編~

2017-09-18 14:13:50 | 北欧、子連れの旅

私の周りで、北欧でレンタカーというのは時々聞くんですが、ネットでそういう話を検索しても、英語で探してもうまく見つけられません。なんとなく思うんですが、レンタカーでまわるという人はネットで細かく、あーだこーだ書くタイプじゃないとか??私たちのような、事前に情報収集するけど、レンタカーで自由にまわりたい、という人もいると思うのですが…。

子連れで出発時間に慌てなくて良い、駅まで子供をおんぶして走らなくて良い、目的地変更もOK、荷物がある程度増えるのもOK、という気軽さは車が一番です。また、バスを乗り継いでいく郊外の観光地なども車で行けばすぐに着きます。

例えば、ストックホルム郊外の宮殿に行くのに、ホテルから車で20-30分で午前中ちょっとよるということができました。でも、公共交通機関でいったことがありますが、地下鉄とバスです。帰りのバスを1時間以上待ち、そこしか行けない日帰り観光のようでした(季節によるかも)。それから田舎では、日本と同様、車でないといけない場所は多いです。

はじめに: レンタカーを左ハンドル、右車線、外国語の国で大丈夫か!?ドキドキしますが、日本で高速や知らない道をナビを見て運転できる方なら大丈夫そうです。私は車線変更もできず、近所の駅くらいしか運転できないのでもちろん無理なので、夫に頼みました。海外での運転は初めてです。最初だけ、空港からホテルまでの30分の運転で緊張していましたが、同じ日に車で出かけて帰り道ではいつもの運転という感じに。右車線を意識するといっても、曲がり角の度に右を走りなさいよ~と右下をさした矢印の標識があり分かりやすかったです。(下記ロータリーの写真参照)

下記の目次

  • 避けたい運転エリア
  • レンタカー料金
  • 借りた車
  • ストックホルム、アーランダ空港での借り方 ※シャトルバスに乗ります
  • 渋滞税と渋滞
  • 駐車場 ※アーランダ空港の駐車場は高い
  • 標識
  • 交差点、ロータリー
  • 歩行者優先
  • ガソリンスタンド
  • PA SA、休憩所 ※おすすめの有名な場所があります。世界一大きなダーラナホースが目印!
  • 制限速度と所要時間

 

  • 避けたい運転エリア:ストックホルム市街地です。渋滞する上に、道がややこしいから、やめたほうがいいと何度も聞きました。、でも大阪の環状線をよく走りますが、あれだってかなりの渋滞と難易度。大丈夫だろう、と思ったのですが間違いでした。忠告に従うべきでした。その話は<渋滞税>で書いています。ただ、車の利用が、人数で考えると、ホテル-空港往復だけでも安い場合があるので一度チェックしてみては?
  • レンタカー料金: 日本より安いと思いました。最初はBudgetレンタカーで予約をしましたが、Hertzレンタカーのキャンペーンがあったのでそちらに変更。どちらでも見ても料金は同じくらいですが、キャンペーンの分、Hertzのほうが装備などの条件が良くて、5泊で借りて一万円半ばくらい。そこから諸費用がかかり、実際には2万円半ばくらいに。チャイルドシート二人分×5泊つけると3万円超しました。私たちは旅行に加え、長距離移動する用事が何度もあって、荷物も大きな楽器ケースがあり、子連れで電車はないと考えていました(それと駐車場付きの郊外のホテルは安い)。残念なことに、満タンにして返す時間がなく、Hertzでお願いしました。すると、その費用が別途500krとガソリン代あわせると、1万円ほど予定外にかかりました。当日は鍵を返すだけで、予約時のカードから引落です。明細は、予約の管理画面で合計と内訳がみれます。
  • 借りた車: 無料アップグレード+10%offキャンペーンで表示された中で選んだ車は、Volvo XC60のオートマです。オートクルーズ機能、エアコン付き、ナビ付(リクエストはしてません。でもデータが古くて役立たず)、ディーゼルで燃費も良いほうです。オートクルーズ機能は初めてでしたが、すごく便利ですね。高速で一定速度を保つ、設定した車間距離をとるという機能があると、慣れない道で運転するのに気持ちの余裕がもてました。森や草原の景色も楽しめてすごく良かったです。(私が運転した訳ではないけど・・)

 

  • ストックホルム、アーランダ空港での借り方: 予約は日本からHertzでweb予約し、Hertzの会員にもなるのがベストです。会員になると、オフィスで待たされることなく車が既に用意されており鍵を受け取るだけ。空港にカウンターがあるのだろうという思い込みで、調べてなかったので行くまでに時間がかかりました。Hertzのofficeは、シャトルバスで行きます。長期に車を預ける人のためにparking betaという駐車場があり、無料シャトルバスがターミナル2,4,5とparking betaを巡回しています。Hertzはその途中で降ります。バス停の名前がRental cars(スウェ語Hyrbilのような)とか確かそんな名前でした。レンタカーオフィスがいくつかあって看板みても分かります(parking alfa行きバスありますがhertzには寄りません)シャトルバス乗り場は、到着ターミナルから外に出るとバス停がずらっと並んでいます。一つずつ探せば分かりますが、総合案内の看板もあります。Hertzのオフィスに着いて番号札をとって予約を告げると、ネット予約でもチェックボックスを外していた保険だけ再び入らなくていいのか念押しされました。車両保険の免責額を最小にするというもので、入れば何かあっても数千円で済みます(入らなくても全額負担ではなくて7-8万くらいが上限だったと思います)。軽微な傷も見ると言っていたので気になる方は入ったほうが良いです。私たちは入りませんでした。
  • 渋滞税と渋滞: ストックホルム市街地は渋滞がひどいです。土日、早朝と夜はスムーズです。この渋滞緩和のために、渋滞税というのを導入しています。Googleのルート検索では有料道と表示されるので分かります。渋滞緩和目的なので週末、早朝、深夜と混雑しない時間帯はかからないようです。料金所はなくて電子的に払うそうです。電光掲示板で35krというのを何度か見ましたが、私たちが通過したのかどうかは不明。というのも、ルート検索で有料を通らず街の外周を通るルートを選んでいたのに何度も道に迷いどこを走っているかすら分からなかったので)渋滞は南に下るE4ではまりました。4-5車線全てが大渋滞です。世界でも指折りの渋滞なんだとか!その時に、オフラインで使えるようダウンロードしていたGoogleナビ使っていました。渋滞の中、高架下のトンネルをくぐると・・・GPSが失われ現在地を見失ってしまったのです。トンネルを出ると、車が流れ始め・・・!?どっちに行くの!?と焦りました。また車についていたナビはGoogleと違う復帰ルートを勧め、一瞬の判断ミスでまた道を迷い…延々とどこか分からないままに走り続けました…。高速なのでUターンできず、高速をおりて市街地を回ってまた高速に戻り…。忠告通り、ストックホルム市街地の運転は避けたほうが良いです!!たまたまネットワークにつながるスマホをoffにして手の届かない場所に置いていたのですが、そちらだとGPS復帰が早いです。別の日に道を間違えた時がそうでした。そうはいっても、ストックホルムの外周を回る道自体は難しくないです。またストックホルム外周を通ってアーランダ空港へ、また外周を通ってストックホルムの南側へ、というのもくスムーズでした。
  • 駐車場: 標識を見ます。道路脇にずらっと車が止まっている場合も有料がほとんど。看板にAvgiftとあれば有料、そしてその条件が書いてあります。数字があれば大抵〇時~〇時は有料(それ以外は無料)、曜日が書いてあればその曜日が有料(それ以外無料)、1 timとあれば「有料だけど1時間は無料」。よく見るBoendeは「住民は別」。P-automatはパーキングメーターで、コインやカード払いで払います。私たちが停めた時は、カード払いのみで領収書もでません。車のナンバー、メルアドなど入力するとメールに領収書が送られてくるだけでした。「〇時間無料」とあれば、大抵はP-skivaという英語で言うとParking discが要るそうです。標識にもそのディスクの絵がある場合が。スーパー等でもらうそうですが、無料か有料かしか停めたことがなく、もらっていません。このDiscは駐車した時間を紙の円盤状のものを回して駐車時間を示すそうです。どうしてもなければ、紙に手書きで時間をかてい正面の見えるところに置いてもいいのだとか。時々見回りして違反切符を切るようです。ちなみに、アーランダ空港の駐車場ですが、一時間千円くらいします。下の写真は、Avgiftなので有料。その下にalla dagar 0-24とあり「毎日24時間有料」です。そして「P-automat」と矢印があり、そちらに駐車場代を払う機械がありました。



  • 標識: 標識はWikipediaの一覧をみました。Yieldという英語が聞きなれないのですが、先方優先、譲る、という意味だそうです。追い越し禁止車線もこの一覧で確認したほうが良いです。Road signs in Sweden(wikipedia) 歩行者にも関係がある標識が「自転車専用レーン」。昔、ストックホルム中央駅近くを歩いていたら、自転車だけよ!とおばちゃんに怒られたことがあります。いくつか標識の写真を載せておきます(ガラス越しの撮影なので見にくいです)。

これはE18を走っていた時のもの。ガソリンは500m先右折と分かります。

左折レーンなど、日本の感覚と同じです。これも高速です。無料なので高速と一般道の明確な境目がない感じのエリアです。中央分離帯があるので高速道は右車線通行に違和感がありませんでした。

  • 交差点、ロータリー: スウェーデンでは信号があまりありません。だから信号渋滞があまりないです。円になったサークルに入り、行きたい道に出て、曲がります。スマホのGoogleナビを使っていましたが、〇番目出口を右折、と音声で言われます。知人には、出るときに分からなくなったら、ぐるぐる何周もまわったらいいと言われましたが、二つ、三つは数えられても、それ以上になると、私はもうどこから入ったかさえ分からず。でも運転していた夫は大丈夫そうだったので、方向感覚の向き不向き?そうはいってもスウェーデン人は皆それでやってるんだかから慣れれば大丈夫なんでしょう。それとサークル内二車線になっていることもあり、3番目以降の出口は内側のサークルに入り、出口前に車線変更して出るというやり方です。これは運転しながら分かった感じです。ロータリーに入る時は必ず(写真右側)ロータリー標識があり、逆三角の黄色標識は「譲れ、先方優先」です(ロータリーに入る時のこと)。写真左隅の矢印の標識ですが、この車線を通行しなさい、と進入する道路にほぼ立っており、間違えて左車線に入りそうになることがありませんでした。

  • 歩行者優先: EU共通ルールになってからは、信号のない横断歩道では、歩行者が必ず優先、車は止まります。
  • ナビ: スウェーデンでレンタカーに乗った知人に聞きました。Googleマップはオフラインで使えるようダウンロードできます。GPSはオフラインでも生きていて現在地表示されるので、このGooglemapのルート検索で音声ナビにして足りました。ただ、渋滞税のところで書きましたが、ストックホルム中心街で高架下で渋滞にあいGPSを失った後、なかなか復帰しませんでした。その時、現地SIMカードを入れていた私のスマホは電源オフで荷物に入っており・・・やはりネットにつながっているスマホのほうが現在地を見失った時の復帰が早いです。それ以外はオフラインのナビで足りました。スマホ一台ネット接続できていれば、もう一台のスマホはSIMカードを買わなくてもテザリングすればいいので十分です。また買ったばかりのSIMカードは〇ギガのデータ通信が標準なので、動画をみたりしなければ、オンラインでナビ、メールやニュースを見ても余りそうです。
  • ガソリンスタンド: 600km以上走って、一度だけ給油しました。その時は、ディーゼルを選んでボタンを押して給油スタート。Pay in kiosk キオスクで払うと機械に書いていました。中で自分の給油の番号を言ってカードで払いました。95ノーマル、98ハイオクです。

  • PA、SA、休憩所: 日本と違って高速は無料です。じゃあ、長時間走る時の休憩やトイレは?と気になります。日本ほど多くないかもしれませんが、時々、標識でガソリンマーク、コーヒーカップマークを見ました。実際に標識をみて行っていないので分かりませんが、知人からは高速の途中にSAがあるとは聞いていました。私たちは300㎞、約3時間、ストックホルムからダーラナ地方レトヴィックまで走り、その丁度中間(1.5時間くらい)、ダーラナ地方に入る辺りのAvestaの有名なレストランをスウェーデンの知人に勧められて、往復とも利用しました。Restaurangen Dalahäst LunchやBarnmuny(子供メニュー)などHPでみれます。大人のランチビュッフェ95kr、子ども65krでした。アラカルトの大人、子供メニュー別途あります。メインをオーダーして受け取り、サイドディッシュを自分で取ります。


写真左奥に赤いダーラナホースが写っています。あちらが高速の本線。私たちは右側出口からおりて高架をくぐったのか?記憶があいまいですが、すぐに分かりました。このダーラナホースは世界で一番大きいんだそうです!そして車だけが行ける場所!機会があればまた行きたいです。

この日のランチビュッフェは、メイン3種から一品選びます。私は、トマトクリームソースの魚のフライ。衣はサクっと、中はホクっとして、ソースもおいしい!!

  • 制限速度: 標識に従っただけなのでルールとしては分かりません。高速では大体110km表示が多く、他の車は120-130㎞で走っていました。地方都市の街中は50㎞くらい。車の機能か、スウェーデンの標識が優秀なのか、制限速度の標識を通過した途端、車のスピードメーターに制限速度が表示されて見落としがありませんでした。すばらしい!Googlemapのルート検索では、大体100㎞の道のり1時間くらいでしたが、走ってみて工事渋滞などない限りそんな感じです。ただ、追い越し禁止の道で、キャンピングカーが80kmくらいで走っていたり、途中休憩したりすると、当然ですが平均速度が速いので、ちょっとしたことで大きく到着時間が遅くなっていきます。

これは工事中の高速。ポールをたてて車線の幅を狭くしていて、制限50kmでした。

 いかがでしょうか。これなら乗れそう、と思った方は、ぜひおすすめです。車でしか行けない場所、お店はたくさんあります。

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北欧、子連れの旅 ~スウェーデンで増えた荷物と免税処理~

2017-09-18 14:13:31 | 北欧、子連れの旅

最近の私の旅は、途中で荷物がどんどん増えます。

昔は無かったんですが、音楽のための行き来をするうちに楽譜、資料、CD、気に入った食品やお土産も行く度に増えて…困った事態になってきました。写真はレンタカーに積んだ荷物。奥から楽器の木箱ケース、スーツケース2つ。右側のスペースに入りきらない荷物(段ボール、紙袋)と、各自の機内持ち込みリュックやバッグ計4つ。車もパンパンです。

下記、3つの方法があります。

  • 折り畳みバッグの活用
  • スウェーデンから荷物を自宅に送る
  • 安いスーツケースを現地で買う

フィンエアの予約をみると、預けられるチェックインバゲージは1人2つでした。(チケットの種類や会員によるかもしれません。フィンエアプラス会員の一番下のレベルです)。つまり4人家族なので、最大8つ預けられます。

<折り畳みボストンバッグ>

こんな事態を予想して、折り畳みボストンバッグをamazonで一つ買っていました(700円くらい)。ペラペラですが一回で破れるほどではありません。そして、スーツケースの持ち手にはめて上に乗せるタイプなので移動中便利です。まずは重いものをスーツケースに、軽い衣類をこのバッグに詰めました。

<スウェーデンから荷物を送る>

一番安いのは、Postnord(ゆうびん)のサービスポイントで(スーパーのICAによく入っています)、送料込みの封筒や箱を買って送ること。でも、一番大きい箱でも小さくて、BOX L、340x215x115 mm、大きめのA4サイズくらい。2kgまで海外宛130kr。ページの下のほうに、5kgまで404krとあります。本やCDなどに利用できそうです。サービスポイント(場所)の検索はこちら。

  • international parcels 国際小包

自分で段ボールに詰めて日本に送る間場合、PostnordのHPを見ると(2017年9月時点)、2kg 411kr、5kg 669krです(Postage and prices→Prices for direct payment customersと進んで、price list domestic and international parcel via service pointのPDFを開く→international percelsの箇所を見ます。探し慣れてないとここまで一苦労)。

段ボールは、買うとセット売りで大量。どこかでもらうのが一番ですが・・・。私の場合、ツーリストインフォで、段ボールが手に入る場所を聞きました。そして「あ、それそれ!ちょうどそのサイズくらいの一つあるといいなー」と指さしたら、親切にも奥から空いた段ボールをくれました。車で移動中はとりあえずその段ボールに詰めて、日本に送るか(高い!)、そのままチェックインバゲージで預けるか迷っていました。

<スウェーデンで安いスーツケースを買う>

子ども(7歳)に小さいスーツケース一つ押してもらうこともアリだと思い、一つ買い足すことにしました。買い物したお店でスーツケースのことを聞くと、Clas Ohlson(全国にあるホームセンター)を勧められました。もう一人知り合いに聞くと、そのホームセンターに3千円くらいであるよ、と。行ってみると確かに。299kr、3千円ちょっとで買えました!送料を考えると、3千円なら買い足すのは現実的だと思います。

<ストックホルム-ヘルシンキ-日本と、帰る際の免税処理>

よくEUの国を出国するときは最終地で~など聞きます。深く考えたことはありません。どの国経由で出国でもいつもスウェーデンの空港で手続きしています。ターミナル5とターミナル2にGlobal blueというデスクがあります。噂では、ターミナル2は閉まっていてターミナル5に行かないと行けなくて…と聞きましたが、どちらも開いていたようです。そして、中国系の団体客が10人以上いて40分は並んで待ったと思います。TAX freeの買い物は、昔は紙の書類をくれて記入箇所がありましたが、今回はレシート一枚。そのまま持っていくと、そのレシートに実は記入欄があったようで「空白だ!記入したら並びなおせ!」と怒られました(機嫌悪そう…)。後ろに並んでいた人とおしゃべりしていたこともあり、その人がいいよ、そのままここで書いて、と言ってくれたので助かりました。そしてカードに返金という手続きを選んで終わりです。(現地通貨の現金を選択すると、出国後の出発ターミナルでまた手続きして受け取ります)数年前もTAX freeの商品を見せろと言われませんでしたが、今回も不機嫌な職員に商品を見せろと言われませんでした。調べると「未使用状態でお店で梱包してもらった状態で」とありますが、お店ではビニールや紙袋にどかどか入れられ口も閉じた状態ではありませんでした。あまり並ぶようなら、フィンエアのオンラインチェックインで先にチェックインだけ済ませ、後で免税品を詰めて荷物を預けに行くと安心だと思います。

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北欧、子連れの旅 ~スウェーデン編~

2017-09-18 14:13:09 | 北欧、子連れの旅

<SIMカードと電話>

フィンランドのSIMカードは使えないので(使えても、国際ローミングになり割高)、スウェーデンに到着してすぐに買います。前もComviqを使っていたので同じものを買おうとすると品切れと言われ、Comviqでもなく、よくあるtele2でもなく、渡されたのは3(トレーと読みます)。電話もしたいと言うと、データ通信何ギガかのSIMと、別売り通話プランを勧められました。(多分、合わせて千円くらい)。別売りプランはレシートのような紙だけ渡されるので、ここに書いてある番号を入力します。

…ですが、通話プランがエラーで入らない!Internal errorという表示がでます。その後会ったスウェーデン人に聞いても原因が分かりませんでした。電話をかけないといけない先があって、Skypeを使うことに。(Skype同士じゃなくても、Skypeの自分のアカウントにクレジットで1000円ほど課金しておくと、かなりの格安で固定電話や携帯などへかけられます。)Skype電話は、国番号からいれて、頭のゼロをぬいて、国際電話のように番号を入れます(逆に電話→Skype電話へはかけられないのが不便)。

<移動>

家族や荷物が多いと、レンタカーがおすすめです。スウェーデンのレンタカーのページに書きます。

電車、地下鉄の乗り換え、所要時間はSJのサイトで検索。 https://www.sj.se/en/home.html#/

<ストックホルムのホテル>

 市内のホテルはヘルシンキ同様、とっても高いです!ユースホステルだと、電車の乗り継ぎ、歩く距離など、大きめのスーツケースがあったりや子連れには少し不便。そして朝食、シーツ・タオル別料金で人数が増える分高くなり、トイレ・シャワー共有が多いです。おすすめは、レンタカーを駐車して泊まれる郊外の中級ホテルです。駅近で観光へは電車で行けるというのがおすすめです。

それでいくと、Scandic hotel系列はファミリールームがあり(エキストラベッドの追加が無料)、朝食込みで良心的な値段。2泊朝食込み、子連れ4人で3万未満でした(街中のScandicだと高い)。泊まったのは、Scandic Järva krogと、Scandic Ariadneです。ネットで直接、ホテルに予約するのがおすすめ。値段は他のサイトを通すと同じか、高い値段の部屋しかないことも。メンバーになっておくと、キャンペーン価格が適用されたり、ホテルのレストランを利用することがあれば20%offになります。

エリアとしてはストックホルム北部Solnaにあります。最寄り駅はUlriksdal駅で、ストックホルムのT-centralenまで12-13分。駅は、ホテルから小道(近道)を通ると1km未満で、駅の反対側にスーパーがあります。でも、ホテル自体は、高速おりて目の前で、隣がガソリンスタンドで周辺には何もありません。駅までの小道は緑が沢山あり歩いて気持ちいいですよ!途中、公園があって、子どもがかなり遊びました!遊具が日本でみたことがないものばかり。

Scandic järva krogホテルから駅までの小道。ホテル正面から小道が続きます。

こちらは、ストックホルム東側。シリアライン(エストニアへのフェリー)が着く港が目の前です。地下鉄Gärdet駅が1㎞未満、スーパーは駐車場はさんですぐのところにあります。料金は、上記Järva krogとほぼ同じでした。最寄が地下鉄なだけあって便利で、6分でT-centralenに着きます。このホテルは、リゾートホテルのような雰囲気でした。子供が遊ぶ屋内スペースもあり、卓球、ゲームも。子供がもっと遊びたいと大騒ぎでした。(提携駐車場は有料で隣の地下1000円ちょっと)

  • 他に検討していた郊外、駅近、子連れ向きホテルは、Motel Lというグループホテルで、ストックホルム南側にあるMotel L Hammarby Sjöstad(このリンク先はグループホテル一覧)。もう一つ、Sigtuna(アーランダ空港の近くの、最古の街)近くのエリアも見ていました。電車もあります。Sigtunaをまわって空港に行く・・であれば便利ですが、ストックホルムに行くのは駅まで行って、電車を待って、下手したら40分-1時間かかりそうで辞めました。
  • アパートメントタイプ(ダーラナ地方、レトヴィックのホテル)

私たちは地方の田舎町にも行きました。ここは、湖と駅が目の前のアパートメントタイプの部屋。ユースホステルやアパートタイプの場合、一人ずつシーツ、カバー、タオル代が別料金でかかるので予約料金より高くなります(4人で2-3千円くらい?)。もちろん持参するなら払わなくてOKです。一人なら、現地のシングルのカバーセットを買っても良いでしょう。チャックや紐で結ぶ日本のものと違ってすごく使いやすいです。泊まったところは、洗濯機ありになっていたのに実際にはなくて、同じ人が経営している別のユースまでいって業務用洗濯機を借りることになりました…。

<公園、子どもが遊べる公共施設>

  • ストックホルムの公園

結局行く時間がなかったのですが、地下鉄Odenplanの東側にある公園 Observatorielundens parklek すぐそばの図書館のトイレが利用できるようです。マクドナルドやデパートのオーレンスも近くに。同じく地下鉄Odenplanの西側にも公園あります。 Vasaparkens parklek 他にもたくさん、ストックホルムのサイトで検索できます。 

雨の日に使えて、水曜は夜20時まであいている(しかも夕方から無料)ので、チェックしていました。すごく良かったです。博物館で展示メインかと思ったら、本物のショベルカーを操作できたり、屋内の遊びの広場(滑り台や迷路など)があったり、ボートを漕いだりスキーをするゲーム、体力測定装置などなど大人も一緒に遊べます。壁に昇って映し出された爆弾をタッチするゲームとか、脳波測定、動力不要で動く車(子供)。幼児向けの遊び場も。17時について20時までいましたが、子どもはもっと遊びたい!と時間が足りないくらいでした。展示スペースを見る時間がなかったので、全容は分からないまま…。レストランは工事中でしたが元々お弁当持ち込みスペースがあります。そして、2017年9月には屋外にも遊び場がオープンするそうです。バスか、車で行く場所です(※上記、Scandic Ariadneホテルから車で10分くらい)。駐車場は有料で、自動の機械で車のナンバーなど入力してカード払い(レシートなど紙はでません)。確認のメールだけ届きます。これで、管理者がチェックすると電子的に払ったかどうか分かるようです。

 

  • ドロットニングホルム宮殿

子供に、「お城に行きたい?行くなら四角い宮殿(ドロットニングホルム宮殿)と、昔風のお城(グリプスホルム城)どちらがいい?」と写真を見せると、ドロットニングホルム宮殿に行きたい!とのこと。理由は、明るいから。お姫様がいそうだから(いても会えないと言いましたが)。子供は単純ですね。Solnaのホテルから車で20-30分で着きます。ただ、子どもが行きたいと言ったのに、ちっとも楽しくないようで。受付で、写真を渡され「これを全部見つけられたらプレゼントがあるよ」と言われましたが、テンションが上がらない様子。宮殿内を歩くにつれ段々と上の子が不機嫌に。下の子は何も見ず、何も反応せずただ大人について歩くだけ。渡された写真の金の時計とか探す気もなく、最後は座り込んでしまったので、大人も不機嫌になり早々に出ました(それでも1時間はかかります)。受付で、疲れて何も見つけられませんでしたと写真を返すと、「頑張ったからいいよ」と金貨チョコをくれました。前来た時は庭園を見なかったので、そちらにまわると、ものすごい鳥の大群が!子供は鳥を見つけて走り出し、わーい!となり機嫌がなおりました。その後、衛兵交代式が目の前で始まり、お土産に王冠の鉛筆を買ってご機嫌で帰りました。

※ちなみに、この宮殿横にカフェ&レストランがあるので、軽食やランチが食べられます。グリプスホルム城もお城のすぐ近くに良い雰囲気のビュッフェ・レストランがあります。

調べていたのに行けなかった二か所

子供が遊べるテーマパーク。長靴下のピッピのゴタゴタ荘があります。低年齢の子が喜びそうで(小学生の高学年はどうかな?という感じ)、今回連れて行きたかったけど、時間がありませんでした。入場料、高めです。スカンセン、ヴァ―サ号博物館、北方民俗館が近くにあります。このエリアは、Karlaplan駅から1kmほど。トラムだと近くまで行きます。トラムは中心街のKungsträdgårdenという公園から乗れます(それより西の街の中心寄りの駅は工事中。行く時に調べてみてください)。

野外博物館。昔の暮らしが見れたり、動物(家畜です)がいるエリア、水族館などもあります。伝統的な暮らしや仕事を実際にそんな恰好の人が本当に生活しているかのように見せてくれる場所。伝統、手工芸、上質なお土産に興味のある方向け。それと子供が楽しめるエリア(動物など)があります。トイレは点々とあるのではなく離れてぽつりとあるようなので、最初にチェックしておいたほうが良いです。公式HPではわかりにくいのですが、中にちょっとした遊べる公園、ピクニックエリアもあります。お弁当も持ち込めます。スカンセンは上記Junibacken辺りのエリアですが、一番遠く、トラム利用をおすすめします。

<食事・カフェ>

ストックホルム

私たちは時間がなかった時に、夜ご飯をScandicホテルのレストランで食べました(メンバーは20%off、チェックアウト時ではなくその場で会計します)。あまり期待してなかったのですが、すっごくおいしかったです!メニューの中にKvällens husman/Dish of the day、夜の日替わりメニュー179krがあり、これを頼みました。子供はbarn meny(子供メニュー)を持ってきてもらい、子供用バーガーセットに。この日の大人は、グリル野菜、ポテトとチキンのバルサミコソース、生野菜サラダ、バスケット一杯のパン。子供は確か千円しなかったような?でも巨大バーガーです。ポテト山盛り。待っている間はクレヨンを貸してくれ、ぬりえをくれました。子供はアイス付きだったのですが、疲れて食事2、3口で寝てしまいました…。日替わり以外の他のメニューはもう100krくらい高い感じです。

ストックホルムで家族で行けそうな便利なところを調べていました(結局、行けませんでした)

  • 夜まで営業のフードコート:K25、またはKungshallen food court どちらもヒョートリエット広場の近くです。K25はトップページのAboutからどんなお店があるか見れますがおいしそう!Kungshallenのほうは昔行ったことがありますが庶民的というか…薄暗いところでしたが簡単にパパっと食べれました。
  • Cafe Panorama:セルゲル広場目の前です。buffet形式で安く、大学の食堂みたいな雰囲気。夕方で閉まります。昔行った時、サーモンのタルタル、おいしくなかったです。でも日替わりなのでたまたまかも。最近のクチコミではトイレ有料で携帯でPINナンバーを入手して…と書いている方がいて、面倒なので選択肢としては低め。でも場所は良いです。(HPはエラー表示されたのでリンクはりませんでした)
  • Cafe Vete Katten:有名カフェ。テイクアウトのお菓子、イートイン、朝食、昼食メニュー、それと軽食もあります。メニューはHP上に。前はランチタイムに人が多くて入れませんでした。今回こそと思ったけど行く機会なし、でした。
  • 子連れがOKか分かりませんが…、オペラハウスの上のレストランBackfickanもおすすめです。コース料理だと高いです。Husmanskost/Swedish cuisineと書いてある日替わりメニューが175kr。随分前に行きましたが、すごくおいしくて、雰囲気が良かったです。

<ペットボトルの水>

北欧では炭酸水が主流です。でもうちの子は炭酸が飲めません…。スウェーデン語ではKolsyratが炭酸水、Utan kolsyraは炭酸なしです。utanは英語のwithoutです。他の表現もあるかもしれません。フィンランド編でも書きましたが、指で押して柔らかいか、パンっとなっているかでも判断できます。ちなみに、炭酸水ばかりで、炭酸なしが一種類しかないため気づかず、どれと押し比べてもパンパンじゃないか!ということもあります・・・。そして、空のペットボトルや缶はスーパー内設置のマシーンに入れてリファンドしましょう!捨てたらもったいないです。

<ダーラナ地方での、公園、レストラン、カフェ>

子供を連れてダーラナ地方まで行く方向けに書いておきます。この辺りは車がないと不便です。(電車で行けても、駅から先は移動が厳しい)

Sjövillan:レトヴィックの駅前、湖の桟橋のほとりのレストランです。昔、地元の人に連れて行ってもらいました。景色もよく、ランチビュッフェが最高においしい。子連れはメニュー記載がHPにないので要確認です。

Stifsgården:子供メニューあります。日替わりビュッフェで、雰囲気よさそうです。機会があったらここ、と決めていました。レトヴィック駅から1.5kmほど。

Fricks konditori:軽食やランチもありますが、テイクアウトの、ケーキ、焼き菓子、パン、菓子パンもあり、地元の有名店です。レトヴィック駅すぐ近く。スウェーデンのケーキと言えば、グリーンのプリンセスケーキ(プリンセス・トルタ)、それから、クリームパイのようなナポレオン、ダムスーガレ(damsugare掃除機の意味)などなど…ちょっとずつ色々買って楽しみました。

昔、ウプサラで食べたカエルのケーキはプリセンスケーキでした。このお店では、カエルは「ダムスーガレ(掃除機ケーキ)」の変形版です。(プリンセスケーキだと中は、ホイップクリーム、カスタード、ジャム、スポンジです。)

<ダーラナ地方、レクサンドとレトヴィックの公園>

レクサンドとレトヴィックは、距離はありますが車で20-30分くらいです。

Riddarlekparken:レクサンドのヘムスロイドLeksand Hemslöjdの横に文化会館(図書館)があり、その隣が駐車場です。駐車場目の前が遊具のある公園でした。トイレは図書館で借りました。

レトヴィック、キャンプ場の公園:キャンプ利用者用かな?と思っていたのですが、洗濯機を借りる都合でユースホステルに行った時、その公園で遊んで待ってたらと言われてかなり遊びました。誰でも自由に入れる作りです。子供がはまって毎日行きたがりました。駅徒歩5-6分くらい。見たことのない遊具が多く、大人でもスリリングで面白かったです。

この辺りは田舎ですがリゾート地(商業的ではなく、のんびりリゾート)なので、有料の、遊べるプールとか遊園地のようなものもありますが、時間もないし行っていません。レジャー目的で滞在する方はぜひ!大人はトレッキング、湖で泳いだり、サイクリングや、冬はスキーなどアウトドア系が人気です。

こちらは上記公園そばのキャンピングサイト。ログハウス、キャンピングカーと、リビングルーム用のテントがいっぱい。

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北欧、子連れの旅 ~フィンランド編~

2017-09-18 14:12:38 | 北欧、子連れの旅

フィンランドは、スウェーデンに行く前に立ち寄った程度です。あんまり情報はありませんが・・・

<SIMカード>

SIMフリーのスマホを持っているので、空港についてすぐ目についたお店でSIMカードを買いました。ホテルや空港のwifiで足りますが、あればあったで便利。日本のように歩きながら写真をとってSNS投稿したり、調べ忘れたオープン時間をチェックしたり、バスの遅延メールが届いたり。買ったのは5.9ユーロ。saunalahti。通話とデータ通信と両方できます。通話は要らなかったけど、安いし勧められるままに買いました(実は、ホテルのトラブルで電話を使うことになったので良かったです。)

<ホテル>

Omena Hotel Lönnrotinkatuに泊まりました。ヘルシンキ中央駅から約800m、最寄のメトロがKampiで約600mです。

  • 無人の格安ホテルで、エントランスと部屋の暗証番号が24時間前にメールで届くシステム(SMSまたはemail)
  • 無人のためチェックインデスクがなく、パスポートのコピー(写真)を事前にメールで送る必要がある。
  • 16時までチェックインできない(暗証番号が有効にならない)。
  • 朝食はないけど、電子レンジ、冷蔵庫、ポットがある。(提携カフェの朝食チケットが買えますが、子ども向きのメニューがない上に高い。)
  • ホテル目の前にコンビニサイズのスーパー(k-market)があり、Kampiの地下(メトロ駅直結)には22時まで開いている大型スーパー(同じくk-market)があって便利。スーパーでデリ(サラダ、サンドイッチ、ピザなど)が買えます。

※余談ですが、すごくおいしい本物のスライスチーズ(加工食品のプロセスチーズじゃない)が売っているので、パン、ハム、チーズと果物でも買えば、Omena hotelは冷蔵庫があるので朝食に十分です。スライスチーズは種類が色々ありますが、なぜかバーガー用スライスチーズ(チェダー)だけ別の場所にあり、それを先に見つけると他のチーズに気づかないかも。長期滞在でブロックのチーズを買うなら、スーパーにチーズスライサーが数百円かで売っています。

Omena hotelは、便利な場所とはいえ、石畳や坂を歩き、子どもとスーツケースがあれば十分遠く感じました。部屋のデザインも北欧らしくない、赤を基調にしていて好みではありません。でも総合的に費用、立地、設備を考えたら、家族利用には良いと思います。

<ペットボトルは返金してもらう!>

ペットボトルと缶のリファンドがバカになりません。小さいスーパーでも大抵リファンドの機械がおいてあります。空になったペットボトルは持ち歩きましょう!自販機みたいなマシーンで、1リットルで40セント、500mlで20セント、ビールなど飲んだら空き缶も同様。何本か持っていくとすぐに1ユーロくらいなります。そして印字されたレシートのような紙が出てくるので、それを持ってレジに行って渡すだけ。買い物と同時にレジで渡せばその分を合計から引いてくれます。ペットボトルでも空き缶でも、よく見るとリファンドいくらと書いてあるので(逆に書いてないということはリファンド対象外)、捨てようとするとお金を捨てるのと同じ気がしてしまいます。うまい仕組みですね。

<ペットボトルの水>

炭酸水のほうが多く売っていて、フィンランド語でしか書いていません。子供はファンタも飲めないので、炭酸水は飲むと泣きます(7歳なのに…)。フィンランド語が分からないのでネットで調べてみたのですが「○○と言う」の選択肢が多すぎて訳わかりません!写真を撮って翻訳するスマホアプリでラベルを見ました(これもSIMカード買って良かった点)。でも、一番は手で押さえて柔らかいか、パンっとなっているか、指の感覚でも意外に分かるものです。ほとんど炭酸水、炭酸なしは1種類とかなので、かなり触らないと見つかりません…。

<日帰りムーミンワールド 行き方>

これは前から約束していたので果たさねば!日本で、Amazon primeのムーミン谷の彗星と、ムーミン谷の夏まつりを見せて気分を盛り上げていました。

ムーミンワールドがあるNaantaliは、列車だとトゥルクまで行って、そこからタクシーやバスで向かい、一泊するのがスタンダード。ムーミンリゾートホテルもありますが高いです。

時間もお金もなく手軽に行くなら、Onni busの長距離バス。ヘルシンキのKampiからNaantaliまで、片道2時間半なので日帰り可能です。ネットの早得で、片道1ユーロなんてのもあります!そういう話を聞いて実際、HPで買うと本当に一人分だけは1ユーロで買えました。Naantaliの現地着が11時過ぎ、現地発が17時半くらいのバスを予約しました。

※kampiショッピングセンター:バスセンターは下の階(スーパーと同じ階)で、メトロの駅はさらに地下にあります。

そのバスはNaantaliの街中でおります(行きも帰りも同じバス停)。そこからムーミンワールドまでは1.2kmほど。バスを降りてすぐ小さなスーパーでペットボトルのリファンドをして、新しい水を買いました。方角さえ間違えなければどの道を歩いても、カラフルな木造住宅の旧市街に入り、海に近づくとお土産屋さん、小高い丘の教会が見え、観光地の散策気分で歩けます。

実は、帰りのバスは50分ほど遅れてきました。来ないなと思ったら、ネット予約時のメールに遅延のお知らせメールがきたので(フィンランド語だったのでグーグル翻訳て解読)、近くの大型スーパーに行きました。

なんとも北欧的のんびりパークです!子供の年齢(7歳、5歳)にはピッタリです。日本のアンパンマンミュージアムのよう、という記事をネットでみましたが、まさにそんな感じ。滑り台はあるけど、動くアトラクションはありません。園内マップ

ステージ系は子供が意味が分からないのでとばして、最初にニョロニョロの洞窟を目指しました。森の中に、迷路や洞窟や吊り橋や色々なものを通ったり見たり体験しながら進みます。途中、魔女とその孫がいて話しかけてきたり(人間です)。消防士の家とか、ヘムレンさんの家などあり、青いムーミンハウスへ。ここはムーミンや、ムーミンパパなど、常に何かのキャラがいて、ちょうどムーミンハウスに着いた時にはフィリフヨンカの子供達がおしゃべりしながらトランプをしていました。スティンキーには背後から帽子をとられて私と子供でキャーキャー大騒ぎ。ムーミンハウスは3階建てで屋根裏まであって凝った作りです。おもちゃがおいている訳ではないので(タイプライター、お父さんのステッキや旅行鞄など)、子どもはあまり長居しません。

ムーミンハウスの隣には滑り台があって、長身のスナフキンも一緒に滑っていました。半分まわった時点であまり時間がたっていなくて、帰りのバスまでのんびりかな~と思ったら大間違い。ムーミンハウスの前の水場でおもちゃのボートでかなり遊びはじめ、その先のドラゴンを繋いだ岬?で、かなりの時間ドラゴンをみつめ(こっち見てるとか、本物か偽物か議論とか)、それからムーミンパパの船に行くと、もう完全に遊びモード。滑り台など、遊べる船形の遊具です(大人は立って見守るしかないです)。

他にも、森の中でスナフキンがギターを持ってお話しや歌を聞かせてくれたり、森にはハンモックのエリアもあって本気で人が寝てたり。コーヒー缶に住むロッドユールの奥さんもいて、子どもと一緒にお絵かきして、それをとんがり帽子にしてくれました。遊具やお絵かきなど楽しめる年齢か、歩いて回るだけで満足かで、必要な滞在時間は違います。うちの子には「食事をいれて午後いっぱい」というのは足りませんでした。

  • ムーミンワールド、ナーンタリでの食事

安くバーガースタンドで済ませよう…にも、バーガーはムーミンワールドじゃなくても1000円以上します。ここでは、園内のレストランMama's kitchenがおすすめです。

メイン含めてサラダや副菜、パン、ドリンク全てビュッフェ形式で大人約16ユーロ。子ども設定が細かく6~12歳6.5ユーロ、2~5歳3.5ユーロとあるので良心的です。どんなメニューかはリンク先で見れます。

もし早く着きすぎてムーミンワールドの前にランチを、という場合は、ムーミンワールドの橋を渡る前にあるレストランMerisaliを調べていました。ビュッフェが、朝食、ランチ、ディナーとあります。子供料金の設定がムーミンのレストランより高いです。また夕食も、もちろんお昼より高くなります。

  •  <ムーミングッズ>

ぬいぐるみは、他のどこで見るよりもムーミンワールドが一番安かったです。本は、たまたまでしょうか、フィンランド語しかありませんでした。空港なら、英語やスウェーデン語があったはず。グッズの品ぞろえは…日本のほうが多いですね。ライセンス契約でしょうか。日本だと大人の女性を意識した商品もありますが、フィンランドでは子供向けが中心という印象です。

帰りには、スタンドでリコリスを買って帰りました。ながーいロープのような、グミのような、派手派手お菓子です。ラズベリー味、アップル味、ブルーベリー味、色々あります。カラフルなレインボー(イチゴ味)と、ピンクのイチゴ味を買いました。

 

<海辺の市場 カウパットリ>

ハカニエミのほうが有名なのかガイドブックによく登場します。ヘルシンキ中央駅より北側(メトロで何駅か)にあります。カウパットリは中央駅より東側、ヘルシンキ大聖堂近くです。私たちは、ついでによるくらいの時間しかなくカウパットリに行きました。子連れならトラムを使う距離です。魚、野菜、果物、見るだけで楽しい市場があり、雑貨類も手工芸品、いかにもお土産!というキーホルダーからポストカードやぬいぐるみまで。マーケットを歩くと子供が疲れてしまい、クリームをたっぷりのせたワッフルを食べさせました。大人は、サーモンスープ。フィンランドで海辺の市場と言えば、必ず聞くのがこのメニュー。絶対食べたかったんです!海の味とクリームスープ、ディルの香り、肉厚のサーモン、ホクホクのポテト、おいしかったです。

 

行くつもりで調べていたのに行けなかった2箇所はこちら。

<国立博物館 National Museum of Helsinki

18歳未満は無料。ここの最上階に子供が遊べるエリアVnittiがあります。時間の関係でいけなかったのが残念!かなりおすすめのようです。(エイビーロードの記事)ただし、博物館が開いていても、Vnittiは12-16時しか開いていないので注意。

<Stockman 10%offクーポン>

中央駅そばのデパートです(他の地域にもあります)。行く暇がなく残念。HPを見ると、8階に行くと10%offの割引クーポンをくれると書いています。それから、Stockmanにもデパ地下デリがありますが、割高だと聞きました。その分、スーパーより気が利いたものがあるかも?

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北欧、子連れの旅~計画のポイント編~

2017-09-18 14:12:06 | 北欧、子連れの旅

滞在する街それぞれ、下記について調べておくと安心です。実際、調べた通りに進みました。もちろん、そんなに調べなくても、行き当たりばったりの旅やハプニングも楽しいものです。

ここでは計画のポイントで、実際のお店などは、それぞれのページに記載します。

 1.外食(buffet ビュッフェが子連れに安心) 

フィンランド、スウェーデンでは、外食は日本より高いです。そして、高いのに子供は疲れた、眠い、ほとんど食べないということも。それに、当たり前ですがお昼のほうが安いです。色んなところに行って疲れるせいか、大人も子どもは夜はあんまり食べたくない状況が多く、朝とお昼にしっかり食べ、夜は買ってきた軽食で済ませて丁度良かったです。(実際、北欧の昔の伝統的な食事スタイルは、お昼がごちそうで夜はサンドイッチなど軽食)

レストラン検索で、英語でbuffetと探してください。北欧はビュッフェが本場の国ですしね!大人料金、子供料金と設定しているレストランも多く、財布に優しいです。ビュッフェには2種類あって、「メインを並んでオーダーして取り/または注文を取りに来てくれ、サラダ、副菜、スープ、飲み物、パンなどはビュッフェ形式」、「メインも含めて全て自由に取る」です。それ以外では、メニューにDagens lunch(Dagens meny)とあるものを探すとよいでしょう。こちらは日替りランチ(日替わり定食)のことで、価格も良心的ですし、味もその国の定番メニューで初めての人には面白いし(日本なら「生姜焼き定食」みたいな)、無難というか、あんまりハズレがないです。さらに、ネット検索の時でも、メニューをもらってからでも、barn meny(子供用メニュー)があるかどうか探してみてください。

<外食で気を付ける点> 

  • buffetでも子供料金がない、大人も高い、といった場合があるので、気になる方は事前に調べておきましょう!
  • 外食の軽食で、サンドイッチやバーガーという場合。バーガーを頼んで1200円くらいというのはよくあります。高い上にヘルシーではないし、そしてデカいです。(こどもメニューのバーガーを頼んだ時も巨大でした!)サンドイッチでも、中身がこぼれるような大きなバゲット・サンド、パニーニサンドだったりします。パンが堅いと、前歯が抜けたうちの子は食べれません。
  • 外食の軽食でおススメなのは、バーガーショップやカフェの、チキンサラダなど。野菜たっぷりの中にチキンがゴロゴロ。サラダで1000円前後って高いなと思えば、そうした食事系のサラダのことが多く、満足度高いです。後、ピザもサイズ意外は(やっぱり巨大)日本と変わりません。コンビニやスーパーのサンドイッチは見た目も日本と似ていて、パンもふわふわですが、具材が日本と違ので子供は迷った挙句、食べませんでした。たまたま買った、シーザーチキンサラダのサンドイッチはおいしかったです。小腹を満たすだけなら、スイーツしかないカフェが時々ありますが、シナモンロールなど菓子パンが置いてあることも。なんでもいいからお腹に入れたらいいという状況に備えて、日持ちして栄養価の高い黒パンをリュックに入れていました。

2.おやつのお店を探しておく(子連れOKのカフェ、または街のケーキ屋さん)

街中なら、行く先近くの老舗カフェや有名店をチェックしておきました。うちの子は「15時のおやつ♪」が必須で、食べないと、ぶーぶー文句を言うことが分かっていたので。konditori、ペイストリーといった、ケーキや菓子パン屋でテイクアウトで買うのがおすすめです(値段も、商品の選択肢の多さも)。でも、菓子パンくらいなら、スーパーやコンビニでも買えます。スウェーデンでは、お弁当を持ち込める公共施設(博物館)もあり、サンドイッチやおやつ持参で出かけても楽しいです。その話は、スウェーデンのところで書きます。

3.子供向け公園(施設)を探しておく

どの滞在先でも、子どもが遊べる公園を探しておきました。Google mapでも探せます。スウェーデン語ならparkだと芝生広場も含むので、遊具がある公園はlekplatsと入れるとみつかります。実際に、旅行の隙間時間に「滑り台とかちょっと遊べたらそれでいいから連れて行って」と頼まれました。現地の子はどこかで遊んでいるはずなので何かあるはず。それに、遊具が日本と違っていて大人でも面白かったです。調べた場所は、フィンランド、スウェーデンのページで。それと、博物館など今まで気づかなかったけど、実は子供向けに工夫を凝らした施設があります。それも、それぞれの国のページで。

4.トイレ

どこに移動する時も、トイレのことは常に考えておきます。日本のように、どこでも借りれるトイレはありません。食事や有料施設にいる間に済ませます。計画を立てる時に(市場へ行くとか、食事以外のお店に行くとか)、トイレはどうする?と計画の時点で意識しておくのが無難です。駅やデパートもただで入れる場所は有料トイレが多いです。(さすがに空港で有料だったことはありません)最近は街中カフェのトイレは常時ロックしてあり、店員からPinナンバーをもらうとか、店内でメールで受け取るとかいった話もチラホラ聞きますが、私は遭遇しませんでした。

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北欧、子連れの旅 ~フライト、持ち物準備~

2017-09-18 14:11:23 | 北欧、子連れの旅

子どもと家族で行く、フィンランド、そしてスウェーデンの旅の準備編です。

この記事の最後に、スウェーデンの友人へのお土産選びの話も。

子連れはあまり小さい子だと記憶も残りませんが、12歳未満は子供料金があり、楽しい記憶も残っておすすめです。

ホテルは12歳未満一人無料とか、エキストラベッド無料など、子連れにお得なプランも多いです。一人いくら、ではなく、一部屋いくらが主流なのでエキストラベッドが入れられるか、または2人部屋を2部屋取らないといけないのかで値段は2倍ほど変わってきます。外食もキッズメニューがあるお店を探しておくのがポイントです。

<北欧の季節、服装、子連れにおすすめの時期>

  • 日照:北欧3国は南北に長い国なので場所によりますが、首都あたりの話です。冬は日が短いです。数字で見る夜明けと、体感する夜明けはちょっと違います。。7時過ぎに夜明けとデータがあっても実際に外は真っ暗で、薄明るくなったと思うのが8時くらいということも。日没は15時くらいには真っ暗に。夏は逆で朝から深夜まで明るいです。12月の冬至、6月の夏至がそれぞれのピークです。そして北欧の春と秋の気温は日本の12月くらいで、8月は夏の終わり/秋の始まりで雨がだんだん多くなります(梅雨みたいな長雨ではない)。
  • 服装:春秋の服装は、日本の一番寒い1-2月よりも12月くらいの感覚だと思います(コートや、元々薄着の人はパーカーとか)。ただし、真冬でも部屋は暖かく半袖Tシャツの人も多いので室内着は重ね着で脱げるようにしておきます。北欧の真冬は、それ用の冬の支度が要ります。(真冬のストックホルムで、日中マイナス12度くらいなら日本の雪山ブーツくらいでないとつま先が痛い)。初めての北欧で子連れであれば外が暗い春・秋・冬よりも、いつまでも外で遊べる北欧の夏6,7月(8月)がおすすめです。朝、晩は冷えるのでパーカーくらい必要ですがお昼はじりじりとした日差しがきついです。日本の猛暑8月は、北欧では夏の終わり/秋の始まりで、夏服と秋の服装が混ざっています。私は日本の秋の運動会季節のイメージを持っています(日が差す昼間は暑くて半袖、長袖Tシャツの人がいて、朝夕や天気の悪い日はセーターやパーカーなど厚手のものがほしい)。

<フライト>

少々高くても、finnairの直行便がおすすめです。直行便でヘルシンキ何泊かしてから次の国へ移動すると、疲れが最小で済みます。スカンジナビア航空のデンマーク直行便もありますが、成田からしか飛んでいないのと、フライトタイムでいえばデンマークのほうが1時間遠いので。欧州路線は通常ルートではヘルシンキ上空付近を通過するのでヘルシンキがヨーロッパまでの最短フライトです。(昔、飛行ルートのチャートをよく見る仕事をしていました。)

finnairに関しては、旅行代理店でも聞きましたが、フィンエアのHPで直買いするのと値段が変わりませんでした。直接HPで予約すると、座席指定など管理画面が便利で、ネットからオンラインチェックインもできます。お盆だからといって初めからものすごく高いと言う訳ではありません。例えば11か月前に販売が始まるのですが、今(9月)に来年8月のお盆の週を見ると14万円~(諸費用込)でした。今年の4月中旬に8月のお盆の週を見た時は18万~、直前にみると40万以上に!そして、子供料金のルールは知らないのですが、私が予約した時は大人のほぼ半額でした。

<finnairのチャイルドミール>

幼児食のことではなく、お子様メニューです。ゼリー、チョコなどがついた子供が好きそうなメニューです。量を心配したのですが大人でも元々少ないし同じに見えます。大人の一般食のほうが添え野菜の種類が多いと思います。予約管理画面でアレルギー等特別食は注文できますが、なぜかチャイルドミールだけは電話でリクエストします。チャットでもできるかも。別の問い合わせで利用しましたが、電話ほど待たないしストレスフリーでした。

写真は行きと帰りのチャイルドミールです。

 

<フライト中の様子と、時差ボケ>

機内でゲームができるらしいと聞いていた子供は、旅行よりも長距離フライトを楽しみにしていました。でも、ゲームはありませんでした。がっかりすかと思いきや、7歳、5歳とも、アニメを夢中で見ていました。持ってきた暇つぶし道具やお菓子を出すこともなかったです(食事+プチおやつ、間をおいてジュース、アイスなど配るので)。飛行機で2時間は寝たと思います。時差ボケは、着いた日は疲れが早かったですが大体いつもの時間に寝て翌日からは普通でした(着いた日は眠くてもいつもの時間に寝るのがいいと聞きます)。フィンランドからスウェーデンへ移動した際の時差1時間のほうが子供にはきつかったです。眠くなるのが1時間早くなります。日本に帰国してからの時差ぼけはきつくて、夏休みだったせいか、毎朝起きれず、お昼寝もする生活が1週間続きました。

<子どもの持ち物> ※子供自身に持たせる荷物で、機内にも持ち込みます。

大人が持つのも限界があるので、それぞれリュックを持たせて下記のものを入れました。そして、子どもはぎゅうぎゅうに詰めたがるのですが、「パンパンで余裕がなかったらお土産を買わないよ。重いから持って~もダメ。」と言うと、自分で選んで荷物を減らしていました。(遠足で使っている割と大きめのリュックです。前でとめるウエストベルト付き)

  • お菓子 ※ゼリーは、機内持ち込みは液体扱いでジップロックに。でも駄菓子系は小さいものが多く、初めからジップロックに入れるのを勧めます。
  • 小さなおもちゃ、ぬいぐるみ
  • 暇つぶし道具:百均のぬりえ、めいろ。7歳の子には難易度高めの恐竜折り紙。幼児雑誌(おもちゃの宣伝ページをいつまでも眺めます)。
  • パーカーなど上着、帽子、レインコート
  • 百均のクロックス風スリッパ ※詳細は下記。

<旅の持ち物> ※子連れで特記すべきもののみ。

無印の整理バッグ ※人数が増えると重宝します!時々セールしていると聞いてお店にいくと半額でした。

小物を探したり、誰の?どこ?といったことにならずスッキリ。空港やホテルで慌てて開けることがあっても飛び散らない!肌着や靴下など小物をMサイズに各自。Lサイズに二人分の服。つまり、M2つ+L1つ=二人分=スーツケース片面で、分かりやすかったです。4人分なので、スーツケース1つ分。上下左右に少しずつ、グルグル巻きタオルを入れるくらいの余裕がありました(スーツケースはミドル~ラージの間くらい)。

折り畳みボストンバッグ amazonで700円くらいで買いました。スーツケースの持ち手にはめて上に置けるタイプです。畳んだ状態はレインコートくらいの小さなサイズ。荷物やお土産が増えた時に重宝します。

百均のクロックス風スリッパ ※ホテル(特にシャワー後の濡れた足)で使います。子供は脱げないよう踵があるものが良いです。かさばるのですが軽いし、百均(150円)で買ったので現地で捨てていいつもりで。

子供にレインコート(特にヨーロッパの8月~秋は雨が多い)

健康管理

旅は無理をしたり食事が不規則になり、口内炎ができたり(経験済み)。それで、カリカリ噛めるお菓子のようなマルチビタミンを持っていきました。容器が大きいのでジップロックに移して。繊維不足をどうしようかなーと考えて、こんにゃくゼリーにしました。朝1個、ビタミン剤と一緒に家族に配ります。これも重くてかさばるのですが、どんどん減っていくので気になりませんでした。といっても、こんにゃくゼリー2袋のみ。

洗濯用品(洗剤、100均の洗濯紐、洗濯ばさみ、または洗濯ビニールなど)

一人旅ならまだしも、4人分なので大変です。肌着類だけは毎日洗うと決めておかないと、たまるとすごい量になります。(ホテルのランドリーサービスは高い!)さらに子供は食べこぼしや、どこでも座って汚したりします。洗剤は、液体はヨーロッパの水道では泡立たないというか洗っている実感がないので、洗濯粉や石鹸、現地の洗剤を使ったほうがいいです(最悪、ボディーソープでも)。シンクに水をためる栓はないことも多く、バスタブで洗おうにもシャワーしかないホテルも。ジップロックタイプのもので袋洗いできますが4人分なので…。私たちの場合、梱包用に持っていたガムテープで一時的にシンクを塞いで洗いました。そして、洗濯ができるホテル(アパートメントタイプ)に途中で泊まったので、そこで服をしっかり洗う計画でした。洗濯紐は便利と聞いて持っていきましたが、役に立った気がしません。そこにS字フックや、ハンガーをかけるなら使えたかも。洗濯紐に服を直接かけると1-2人分が限界です!実践していませんが、捨てようと思っている肌着類を旅行用にとっておき(多めに持っていき)旅行中に捨てていくと良い、というのも聞いたことがあります。脱水は固く絞った後バスタオルではさんで押さえます。翌日の生乾きはドライヤーで対応します。

食品

子どものタイプで様々だと思いますが、うちの7歳の子は好き嫌いないほうですが知らないものは警戒します。それと前歯が抜けているので堅いものはダメ。下の子は、偏食。海外となると…パンとバナナしか食べないかも。移動に時間をとられる日も多いので、ある程度の食品を持っていくことにしました。食品類でスーツケース片面の半分以上埋まってしまいましたが、現地でどんどん減ると思えば…。電子レンジがあるホテルポット(熱湯)だけあるホテルキッチン付きのホテルにそれぞれ泊まったので、それぞれのパターンを想定して用意しました。例えば、

  • サトウのご飯10パック
  • おにぎり用ふりかけ。それとラップ(現地で買えますが、あると便利です。皿に巻いて洗い物を減らしたり。)
  • レトルトカレー4人分
  • (カレーに入れるつもりで)そのまま使えるパウチ入り、サラダ用の豆、雑穀。
  • インスタントお味噌汁+紙の器 ※寒い日に飲ませる想定で。偏食の子はコーンスープが飲めないので。本当に寒くて疲れた日があって、飲ませると「ウマイ!おかーさん、ありがとう!」と大感激されてしまいました。
  • ピクニック用の、重ねられるプラのコップ、スプーン、フォーク、皿。※日本でも使っていますがカップは外出先で便利です。1Lのペットボトルを持ち歩きコップで飲ませます(お父さん頑張れ!でボトルは持ってもらう)
  • 常温保存できるパウチの五目豆、黒豆(偏食の子の好物で…)
  • インスタント麦茶(粉末) ※麦茶好きの子どもなので。案の定、麦茶にしてあげると、ものすごく喜びました。必要ではないですが。
  • 百均のマジックソルト(小袋)、マギーブイヨン顆粒3-4本(キッチン付きホテルで、スープ、チャーハン、パスタソース等作るかも)、など

※番外編:フライト機内食で一人ずつ、砂糖、塩、こしょう、割バシがでました。もったいないオバサンと化して4人分回収。(自炊で使うかもしれない)

<サトウのご飯10パックのプランニング>

  • 初日にカレー:ヘルシンキに着いた日、疲れていたり時間がなかったりするんじゃないかと思い。それに最初に重い荷物がガツっと減ってスッキリ。皿にラップを巻いて、ハードな洗い物をしなくて良いようにしました。(実際、初日は子どものスイッチ切れが早くて、このプランで良かったです。)
  • キッチン付きホテルで:マギーブイヨンとご飯と、買ってきた食材で、チャーハンを作る。
  • 残る2パックで軽食:子どもにおにぎりを作ってあげる(偏食の子の一番の大好物)。

こういうことを紙に書きながら事前にプランニングしていて…なんで北欧までいってこんなもの食べるんだ!と、絶叫したくなりました。でも、子どもが困ると、結局それは大人に返ってくる訳で・・・。結果、いろんな状況下で用意した食品は助かりました。参考まで。

 <スウェーデンの友人へのお土産>

相手によります。私の知人の場合です。今まで渡したことがあるものを参考まで。

  • 奈良の蚊帳ふきん(和風柄)、手ぬぐい、手作り民芸調のラッキーチャーム(宗教系ではない)
  • お酒:日本酒ミニボトル(300mlくらいがぷちぷち梱包で持っていきやすい)、麦やイモ焼酎(小さいプラカップで色々売っています。あのサイズなら飲み比べも。)
  • お茶:缶が美しいと喜ばれると聞いて、実際に「Beautiful!」と喜ばれました。北欧では日本茶はブームで、煎茶、何茶か?と聞き返されたりしました。日本の回転ずしのインスタント粉末緑茶を飲んで面白い、おいしいという反応した人には、あげます(便利ですしね)。
  • 和菓子はNGが多いけど・・・。カステラはOK(西洋菓子だけど日本独自の製法)。過去に、おせんべいをお茶菓子だと渡して不評だった人がいました。ビールのつまみだと言って出せばOKかも?柿ピーは嫌がる人いないので。それから、あんこ(豆+砂糖が、うえ~となるようです)、お餅(食感が奇妙)は不人気。日本人は色んなフレーバーを試したい人が多い気がしますが、北欧の人は変わった味どころか慣れない味にチャレンジしたくない人が多い印象です。
  • 千代紙:ひたすら、きれいー!という反応で。リクエストされたことも。
  • 高級系は、こけしや、こけしの絵付けをした木製うちわ、など。
  • 子供向け:ベイブレードはスウェーデンにもあって、でも分解できない駒のようです。知ってたら日本の組み換え式をプレゼントしたのにな、と思いました。他は、ぷっちょ(ソフトキャンディはありますが、グミとラムネ入りで凝ってます!)、北欧はキノコ狩りなどするので面白いかなと思って「きのこの山」チョコ。「たけのこの里」はきっと意味不明でしょうねぇ。 などなど。

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北欧、子連れの旅 ~目次~

2017-09-18 14:10:18 | 北欧、子連れの旅

今回の記事は「北欧に子供を連れて行く旅」がテーマです。

「お金もたくさんかけれず、子連れで現実的にどうやって北欧を楽に旅するか」がポイントです。子連れじゃなくても参考になる情報があるかと思います。

行く前のネットのサーチでは、微妙に子供の年齢が違う(赤ちゃん、幼児連れが多いような?)、お金のかけ方が違う、現地在住者の情報(持ち物など前提が違う)等など、参考になる情報やそうでないもの色々ありますが、情報自体が少ないと感じました。ですので、自分の場合はこうだったという話を書いておこうと思います。

<行くことになった経緯>

そもそも今まで、このブログでは音楽や楽器ネタや、留学中の生活の話ばかりで個人的なことは書いていませんでしたが、現在、7歳と、5歳になったばかりの子がいます。もちろん日本生まれ、日本在住。子どもには初めての海外。楽しかった!と言って欲しいです。

なぜ行くかというと、実はコントラバスハルパkontrabasharpaの受け取り、その他諸々の用事など事情が。この話はまた別の記事でまとめるつもりですが、とにかく、楽器が手渡しオンリーと言われて困っていたんです。

一人で行こうと覚悟を決めてFinnairを予約しました。チケットは3日間保留にでき、それ以降は自動キャンセル、または購入しないといけません。子供を残していくことや、費用のこと、ギリギリまで悩んで・・・よし!購入するぞ!と予約管理画面を開くとどこにも予約がありません!!厳密に3日後の〇時〇分を管理していたのに。ああ、やっぱり、この楽器、受け取れない運命・・・と悲嘆にくれていましたが、つい魔がさしました。「お盆休みの週に4人家族で行ったら・・・?」と、調べてしまいました。夏の値段なので高いですが、お盆だからという高値ではありませんでした。

「とりあえず予約するだけ」と再び3日間の仮押さえ。そして3日後。一部、間違いがあってやり直しで「戻る」をポチポチ押すと・・・ええ!?もう安値で押さえたはずのフライトが無くなってしまいました。ハイ購入!購入!もう行きますから!とヤケクソです。買ったからには自分の用事に加えて、家族が満足する内容になるよう必死で調べものと計画を始めることに。なので、私が調べたこと、現地での実際、参考までに残しておきます!

次のフライト、持ち物準備編で書いていますが、11か月前からチケットを売っていて、例えば9月に翌8月のチケットを販売しています。9月に購入するなら、お盆の週は14万円台からあるのを見ました。ちなみに、今年の4月に8月のお盆の週を見ると18万~。それ以降、見るたび40万~とあがっていきました。

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