スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

なんちゃってルネッサンス音楽

2006-10-09 23:30:32 | 授業 その他
そろそろコンサートモードになってきました。
(今月下旬に学生によるコンサートがある)

午前中授業があり、ランチのカレー(スウェーデンのカレーは初めて)を食べた後はリハーサルタイム。

さっそく用意してきたjapansk låt(日本の曲)を披露。
「ふるさと」などの童謡、古謡「さくらさくら」、島唄の出だし部分を弾いて選んでもらうことに。
(沖縄民謡が個人的にはよかったのだけど、選曲に問題あってなかなか進まず。協力いただいた方々ありがとうございます。先でまだ2回もコンサートがあるので、どれかで沖縄を使いたい!)

結局、「さくらさくら」が気に入ったようで、これに決まり。
アレンジも考えました。なかなか評判がよくてびっくり。
二人で弾きます。

1回目:スローテンポ、伴奏はピチカート(指でギターのように弦をはじく奏法)
2回目:ハーモニー付でテンポアップ!ノリノリで。最後はリタルダント(徐々にゆっくり)で終わるとみせかけ…
3回目:再びノリノリ始まって、今度こそリタルダントで終わり。
ノリノリ感をもっと出すために、パーカッションも考え中。

アレンジの時に初めて、この音階って何?と思い(気づくの遅い)調べたら、日本独特の「陰音階」っていうらしい!へー!!

その後も別の曲のリハが続き…次はルネッサンス音楽。
民族音楽ではないけれど、弾きたいという人が結構いて。

私はバイオリンに持ち替えて参加。他は、Holger(オクターブ低いニッケルハルパ)、ニッケルハルパ、リコーダー(小学校でよくやるやつとはちょっと音色が違う)、ビオラと色んな楽器で。私のバイオリンはアルトパート。

みんなが、ここはメゾフォルテだのメゾピアノだのあーだこーだ言って、「どう思う?」と聞いてくるけど、ルネッサンス音楽なんて初めて。それっぽく弾くってどういうことか分からない。第一、バロック音楽とは違うのかな?一緒?
よく分からない音楽の、メロディでもないアルトパートを弾いてもねぇ、「???」って感じ。さてさて、まだまともに曲にもなってないですが…、1ヶ月すでにきってます。

ところで、授業中のこと。弾いている最中に、ブンっとA線の弦が突然ゆるんでびっくり。そしたら、次は別のクラスメートの弦が。何?何?ネッケンの仕業か!?(9/20参照)
いえいえ、きっと急に乾燥してきたのでしょう。今日は特に口もカサカサ。
(温度/湿度下がる→木が縮む→ゆるむ)
確実に秋が深まっている…。
コメント
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