スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

Lirica&michikoの動画

2023-01-21 12:02:43 | ニッケルハルパ

今日で、東海大生涯講座のスウェーデン語講座が一旦終了になりました。前も書きましたが、すごくおすすめです。次回の開講までDuoLingoのアプリでスウェーデン語やろうかな~と思っているところです。

先日はnetflixの、ウィッチャーでニッケルハルパ演奏シーンの紹介をしましたが、また別のドラマでも使われたそうです。

Erik RydvallがSNSに書き込んでいました。こちらもNetflixで見れるドラマで、「ヴァイキング~海の覇者たち~」の続編、「ヴァイキング~ヴァルハラ(Vikings ~vallhala)」で、Erikがニッケルハルパとムーラハルパmoraharpaでレコーディングしたそうです。おそらくウィッチャーと違い、演奏シーンはなくBGM参加だと思います。(ニッケルハルパのファンには良いニュースですが、私はこのドラマ、実は苦手なんですよね~残念ですが、海の覇者のほうを2~3話みて脱落しました。この時代、本当にそのくらい残酷だったのでしょうが...

 

さて、Liricaさんとの先日の演奏、Liricaさんが一部アップしてくれました。音はPAなしでちょっと過酷な環境でしたが、デュオの雰囲気が伝わると思います次回の演奏は未定です。

Polonäs efter Gustav Blidström

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海外ドラマでニッケルハルパの演奏シーン

2023-01-15 14:41:03 | ニッケルハルパ

Netflixのウィッチャー(The Witcher: Blood Origin)という海外ドラマにニッケルハルパが使われました

2022年12月、SNSで本人やその友人たちがアップしていました。本人というのは、イギリスのヴィッキー・スワンVicki Swanです。ソフィア・ブラウン扮するアイレÉileというエルフの戦士役の俳優に、楽器の持ち方、演奏方法などを指導したそうです。アイレが演奏しているシーンでは、ヴィッキーが演奏。演奏シーン以外でニッケルハルパの演奏が流れる時はエリック・リドヴァルErik Rydvallだそうです。

ニッケルハルパを検索すると、スウェーデンの伝統楽器なのに、ヨーロッパ他国のミュージシャンがたくさん出てきます。良く知らない人が検索して出てきたら上の方の動画は皆お手本のように見えるかもしれませんね。ですが、ヨーロッパ各国で演奏されるニッケルハルパは、音色、奏法、選曲や好み、どれにおいてもスウェーデンとは異なるんですよね。どんな楽器だろう?と検索すると、ちょっと本国のそれとは違うということも

ですが、このヴィッキーに関しては、スウェーデンの伝統曲やスウェーデンの奏法を基本として活動しているので、皆さんも参考になると思います。

もう一人名前の出たエリック・リドヴァルは、スウェーデン人です。私がスウェーデンにいた頃は、大学生か、院生か?でした。その頃からカリスマ性があって、目の前にいてオーラが違いました。今では、クラシックやその他色んなジャンルに取り組んでいて、幅広く活躍するミュージシャンという印象です。

今回はニッケルハルパが目立つ使い方をドラマでされたようですが、実はゲーム音楽などではCajsaなどベテランが演奏したものもあります。知らずに耳にしているかもしれませんね!

※ちなみに、私はまだそのドラマ見ていません!

Polska efter Wilhelm Gelotte

さて、先月12/8の記事でWIlhelm Gelotteのポルスカについて触れ、その中で「Youtube動画アップします」宣言をしたのに全然できていませんでした

どんな風に撮りたいかとか、何にも考える余裕すらなく...。最後に弾いたのは、12月のリリカさんとの演奏が最後。年も明けると焦ってきました。やっぱりブログに先に宣言するって大事かも。そうじゃなければ、「まあ、いつか」となりそうです

それで、昨日の15時に突然、「撮る!」って家族に宣言しました。テーブルを動かしてカメラセットして...そしたら、撮影を頼んだ家族が歯医者の予約があると行ってしまい、帰りを待って慌ててとりました(この時期、日暮れが一瞬で。16時過ぎに始めたので本当に焦ってしまいました。せっかくセットしたので日を改めたり、夜もう一度セッティングするなら「またいつか」になりそうで)。慌てて撮ると、やりなおしたい箇所もいくつかあったりしたのですが、考えるのも面倒になってしまいそのままアップしました。(16分音符の粒がそろっていない箇所、最後若干はしっているところなど...)

音は未加工です。ニッケルハルパは自然のリバーブがあるので、ソロなら十分未編集でいけるかなと思います。ソロだと面白くないので、こちらも大慌てでステンマ(伴奏のこと)を撮って、それだけ重ねる編集をしました。音量バランスも触りませんでした(スウェーデンの伝統音楽で弦楽器デュオの場合は、伴奏をメロディより下げることはあまりしません)。

https://youtu.be/RKllkExwPXo

奏法

スウェーデンの伝統音楽をあまり知らない方に、音を短く切る、と勘違いされることがあります。基本的に、全てのダンス曲で、通称「8の字ストローク(オッタ・ストローク)」と呼ぶボーイングで演奏します。「短く切っている」ように聞こえますが、実は違います。速く弾くと分かりにくく、少し速度を落とすとはっきり分かると思います。この8の字ストロークで弾くと、スウィング感が出て、一音の中に強弱が生まれます。つまり音がブツ切りになりません。弓を止めたり、音を切ったりせず、弓を揺らすように弾いてみてください。動画は(焦って)少し速く弾いてしまったので、分かりにくいかも。

ただし、全ての音で、と書きましたが、ニッケルハルパの基本のボーイングは、まっすぐ、弓の毛を弦に引っかけてパーンと弾きます。この基本と、スウィング感を出す弾き方をここ、そこで、ミックスさせると丁度よいと思います。

Polska efter Wilhelm Gelotte (Byss-Calle #31)

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