スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

木曜日のごはん

2006-08-31 03:52:52 | スウェーデンご飯
今日は木曜日です。

スウェーデンで木曜日といえば、豆スープとパンケーキ。
理由は…誰もしらないんだって。

前、スウェーデンに来てごちそうになったことがあるけど、そのときも理由は知らないって言ってたなぁ。
しかも、そのときは冷凍エビを買って持っていったので、
「ひょえー信じられない!」っていうリアクションをされました。
木曜日は「豆スープ」と「パンケーキ」の組み合わせしかダメなんだって。

夜はファルコルブというソーセージ。他にもポテトや豆、サラダなど食べきれないくらい。

3食+おやつ2回の計5回!?の食事付なので今後もお食事レポートしていきます!
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授業の初日

2006-08-31 03:50:32 | 授業 楽器
さあ!今日は授業の初日!先生はウロフ。

来日コンサートも3回位やってるVasenという、この手の音楽にしてはかなり人気で、そのバンドのニッケルハルパプレーヤー。)

1、楽器本体の持ち方。楽器の角度。

2、弓の持ち方。
親指と中指は円になるように持つ。
それから弓を持つ手の練習。左手で弓を持った右の手のひらを固定して弓先で円を描くなど。

3、簡単なポルスカ(Kvarnpolska)で左指のスライドなどを練習。
C majorの曲を、D、G、Fの調でも弾き、さらにオクターブ上も練習。

4、全員の楽器を調整してくれました。調整の方法(ナイフで削るなど)、チューニングの方法など。
ヨン・オルソン方式チューニングで、それぞれの音は基本の音より+2や-4など、和音がとりやすいように合わせないといけない。

やっぱり、説明自体は何を言ってるか分からなかったけどクラスメイトに一人、「私、頭がよくて困っちゃうの」という女の子がいて、彼女が「困ってる人を助けるのがすきなの!」といって授業後のフォローから、「床」の複数形とか「天井」の複数形とかのスウェーデン語講座までしてくれてありがたいやら、疲れたから解放してほしいやら…。
いやいや、そんなこといっちゃ、バチアタリ。
感謝しないとね。
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先生は、Olov(Vasen)、Ditte、Sonia

2006-08-30 13:25:44 | 授業 楽器
先生は、ヴェーセン(Vasen)のウロフ(Olov)、ディッテ(Ditte)、ソニア(Sonia)。

3人ともすばらしいプレイヤーだけど、特にソニアに習えるのはとっても光栄。
ソニアは学校の名前にもなっているエリックサルストレムの娘なのだ。
そして、講師紹介に続いて3人でウップランドに伝わるブルドマルシュ
(結婚行進曲)を1曲弾いてくれた。
私のお気に入りの曲でとってもウレシイ!

さっそくダンスコースとニッケルハルパコース、みんなで自己紹介タイム。
もちろんすべてスウェーデン語。そしてもちろん私はスウェーデン語なんて
ちーっとも分からない。勉強すればよかったと後悔してももう遅い!
さっそく友達になったクラスメートが親切にも「ニッケルハルパコースの○○ですって言って。」ってささやいてくれたけど(推測)、スウェーデン語でささやかれてもねぇ…。

スウェーデン人が英語が得意って誰がいったんでしょ。
みんな英語は途切れ途切れの単語くらいしか話せないし、今まで会ったスウェーデン人もほとんどがそう。音楽をしている人種が特にそうなのかも。
ともかく、その後続く洗濯や食事の話もさーっぱり。要点だけはアメリカ人が教えてくれた。彼は「スウェーデン→アメリカ」の帰国子女でスウェーデン語はばっちり。

ニッケルハルパコースは9人、ダンスコースは通学している人もいるので何人いるかわからないけど、宿舎に住んでいるのは私もいれて18人。
夜、食事を終え、みんなで弾いたり踊ったりした後で、みんながソファに座って談話が始まった。時々気にかけて英語を話してくれる人もいるけど会話の9割はスウェーデン語。

今日の感じからして先行き不安。ついていけるようになったらいいなぁ。なるのかなぁ。ま、勉強しないと無理だよね。
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学校にやっとついた

2006-08-30 12:44:29 | 出発直前~到着直後
学校にやっとついた!お昼には間に合ったみたい。

学校のあるToboは、ウプサラからローカル電車に乗り換えて約30分。
すごく田舎で、駅ももちろんコンクリートむき出しのホームだけ。
駅からまっすぐ伸びた一本道を2km歩くと左手の黄色の建物が学校。

まっすぐ牛の群れを横目に歩くだけのはずが、以前にはなかった家ができたせいでこの道であってるのか自身がなくなってしまった!学校へ電話をし、HELP!
携帯ってやっぱり便利。(携帯のSIMカードを買ったので、このブログの留学準備編の記事も訂正/追記しました。)
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スウェーデン到着

2006-08-30 05:54:53 | 出発直前~到着直後
KLMでアーランダ空港に20:30頃到着!
機内はほとんど寝っぱなしであっという間に着いてしまった。でも体中が痛い…

予定通り空港のATMでセゾンのワールドキャッシュカードで2万円ほど引き落とし。
両替は手数料と分の悪いレートで嫌いなのだ。

それから空港バスでウプサラへ(20分位なのに90krもした!)。
買ってきたお水とりんご片手に、今はホテルウプサラでケーブルにノートpcをつないで書き込み中。

このホテル、駅近の割りに700kr。改装して新しいし広いし、いいんじゃない!

さてさて、明日は寮に向かいます。ダンスコースの生徒と一緒にみんなでランチするのだとか。

早く慣れるかなぁ。最初はいろいろと気疲れしそう。
アホなことに胃薬も頭痛薬も段ボールに入れて別送したのでしばらくはタフに生き伸びなくては。
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出発間近!

2006-08-27 11:02:46 | 出発直前~到着直後
出発まであと二日!忙しさの合間にふと変な緊張感が。

ビザがおりて約1週間。
それから準備のほとんどをはじめて、部屋中ひっくりかえってます。
やっと初日に泊まるホテルを昨日深夜(今朝ってこと?)に探し始め、日本サイトは土日営業してないし、代理店に出かける余裕もないので、直でホテルに予約。
(Hotel Uppsala 700クローネ 駅から800m)

ぐうたらな自分に反省と後悔と…。

いやいや、そんなヒタッテル場合ではない!

今日は、これから電気屋さんに返品・交換に行かねば。
ドライヤーが海外仕様のものだと思って購入したら違っていた
まあ、乾燥してるからいらないといえばいらないが。

あー、忙しいっていうのに…。(←あれもこれもぜーんぶ自分が悪い)
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おススメCD ニッケルハルパ編 その3

2006-08-25 11:54:08 | おススメCD~Swedish folk
意外な掘り出し物

無印良品 BGM 8番
トラッド度合 ★★★
アレンジ度合 ★☆☆ ★彡 ←おまけ

価格も安いのに、一流のトラッドプレーヤーばかり。
ただし、BGMシリーズなだけあって、シンプルでさわやか。
コントラバスハルパkontrabasharpa(コントラバスとは無縁の古楽器)、ニッケルハルパ、歌、フィドル(バイオリン)、ピアノなど、様々な楽器が登場。
トラッドっぽくないピアノとの組合せも新鮮。


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★の意味

独断と偏見でどちらの色が濃いか、★を使って3段階表示しました。

トラッド度合
素晴らしいテクニックや、マニアックな曲など、好きな人にたまらないですが、トラッド色が濃くなると興味のない人には退屈かもしれません。

アレンジ度合
アーティストとしてアレンジもカッコよく、独自の作品を作り上げています。
本来のトラッドの姿からは結果、遠くなります。
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おススメCD ニッケルハルパ編 その2

2006-08-25 11:40:20 | おススメCD~Swedish folk
正統派トラッドの2枚

Folk tunes fran Uppland (写真左)
トラッド度合 ★★★
アレンジ度合 ☆☆☆

ニッケルハルパ復興に貢献し、その名前も学校名になった、Eric Sahlstromの演奏。
Gosta Sandstromとのデュエット。ニッケルハルパの代表的な曲を網羅しています。
Sonet Folk SeriesのCDですが、現在廃盤になったとか。
在庫のある店で販売は続いているようです。重要な音源の場合、同じ録音を使って他社が別名で販売することがあり、探すと案外ありそうな気がします。

TILL ERIC (写真右)
トラッド度合 ★★★
アレンジ度合 ★☆☆

超大物プレーヤーになった人ばかり。RanarimのNiklasやVasenのOlovも参加。
上記の"Eric Sahlstrom"へ捧げるCDで、全曲Eric作品集。
このメンバーは後に、ニッケルハルパオーケストラ(Nyckelharpa Orkestern)を結成。
広く海外のネットで販売。CDRoots(英語)なら、ここ


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★の意味

独断と偏見でどちらの色が濃いか、★を使って3段階表示しました。

トラッド度合
素晴らしいテクニックや、マニアックな曲など、好きな人にたまらないですが、トラッド色が濃くなると興味のない人には退屈かもしれません。

アレンジ度合
アーティストとしてアレンジもカッコよく、独自の作品を作り上げています。
本来のトラッドの姿からは結果、遠くなります。
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おススメCD ニッケルハルパ編 その1

2006-08-25 11:12:17 | おススメCD~Swedish folk
スウェディッシュ・フォーク 
(トラッド、民族音楽、伝統音楽ともいう)

おすすめCD ニッケルハルパ編 その1

よく聞かれるので、少しずつ紹介したいと思います。

Erika & Cecilia (写真左)
トラッド度合 ★★★
アレンジ度合 ★☆☆

フィドル(バイオリン)とニッケルハルパのデュオ
ウップランド地方の伝統音楽を中心に選曲しつつも、フォーク臭さは抑え気味。
美しく、シンプルにまとまっています。フィドルがクラッシック上がりの音色で目立っているせいかも(彼女はビブラートは一切かけません)。
(2/10-Erika & Ceciliaのライブ)

Ranarim(写真右)
トラッド度合 ★★☆
アレンジ度合 ★★★

以前からの4人(ボーカル2人、ニッケルハルパ、ギター)にもう2名加わり、前作より凝った作り。
トラッド曲とオリジナル曲、どちらもポップで楽しい雰囲気。
歌メインですが、アイリッシュの歌とは一味違ってさわやかです。

Nordic Notes(日本語)
Erika & Cecilia(英語)
Ranarim(英語)


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★の意味

独断と偏見でどちらの色が濃いか、★を使って3段階表示しました。

トラッド度合
素晴らしいテクニックや、マニアックな曲など、好きな人にたまらないですが、トラッド色が濃くなると興味のない人には退屈かもしれません。

アレンジ度合
アーティストとしてアレンジもカッコよく、独自の作品を作り上げています。
本来のトラッドの姿からは結果、遠くなります。
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航空券

2006-08-23 16:51:50 | スウェーデン留学準備
1年有効ヨーロッパ行き航空券はめちゃめちゃ高い!
30万~40万がざら。まいったなぁ。( ̄(エ) ̄)ゞ

いまどき格安券で帰りを捨てるというワザは使えないらしい。
そんなことしたら請求がくるんだって。
実際何件かきたってHISで説明されアキラメタ。

昔、カナダ留学時代にはやったのになぁ。
CXで、福岡→台湾→香港→アンカレッジ→トロント
なーんてすさまじいフライトだったけど。
でも、KLMだけは手続きしたら帰りを捨てれるらしい。
けど、捨てるって言ったってKLMって格安券自体が高いもんね!

ビザが早くおりてくれれば、BAの成田発13万なんて破格のものもあったのに(すでに満席)。後は、マレーシア経由で余計に一泊すれば12万~もあるけど、こちらもすでに満席。
「一体、何日まで待ったら空席があるんですか?」
なかばヤケッパチな質問をすると9月中旬とのこと。

┏(|||`□´|||;;)┓入学式は8/30。

あー、やっぱり、ビザを待たずにリスクおかして先に予約すべきだったかな?

グチっても仕方ないし、結局、歩き方ドットコムでKLM 29万!!
マイルがたまりやすいからいっか。貯めてやる!ヾ(*`Д´*)ノ"
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ビザ(residence permit)

2006-08-22 19:05:57 | スウェーデン留学準備
ビザの流れ

時期や担当者にもよるので、参考として。

6月中旬 学校より入学許可通知。即、大使館へ申請書の請求。
事前に準備できるものを聞きだす。
届いた申請書は、即日、速達返送。クイック攻撃!

8/18(金) 大使館より、許可の連絡

8/20(日) 速達で(返信封筒も速達で)パスポート送付

8/22   大使館よりビザを貼ったパスポート着


いやー、出発日8/17って書いて提出したんだけどね。すぎてんじゃん!!

「夏季は10週~もっとかかる場合があります」って言われてたからマシ?
それにしても、「ギリギリでもビザは遅れずちゃんとくるから航空券とって大丈夫」という数々のアドバイスを無視しといてよかったー。
私の場合は2ヶ月強ということね。


ちなみに・・・

e-アプリケーション
  e-mailで東京を介さず本国に申請できる方法はなくなったらしい。
提出物
  申請書(英語)、写真、英文残高証明書、入学許可書、パスポート(とコピー)
  自分以外の口座など出資者がいる場合(親とか)、保証人として一筆書いてもらう。

申請書は、添付の指示書も含めて全て英語。シェンゲン協定国に行ったか?行くか?などの質問もあり。意図のよく分からない質問があったけど、クイック返送!いそげー!と勢いで一気に書いた。深く考えないのがコツかも。

残高証明は、郵便局が500円で銀行より断然安い。
「6300kr×滞在月数」が最低額だけど、ネットを見てたら「私は月20万円の計算で」と書いてある人のHPをみつけて、おーなんとリッチな!と感心しつつ心配に。

おかげで、小心者の私は、延々とつながらない大使館にストーカーのように電話をかけ続けてさっそく質問。結局、説明書に書いてある通り月最低6300krというのでホッ。
最低額に余裕20万くらい足して作ってもらうことに。

うーん、おかげで航空券がギリギリの手配になる…、これから探さねば!
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ニッケルハルパ(nyckelharpa)を習うには

2006-08-21 13:35:57 | ニッケルハルパ

2019年に情報追加/編集しました

日本でワークショップ

関東:埼玉にニッケルハルパ協会があります。初心者向けのイベントが時々あって、触れたりすることができます。会長さんによると、最近は協会としての公の活動は年に1回(11月連休)のみですが、たまにスウェーデン人から本格的なレッスンを受ける機会があることも。カタツムリ・トレフ(ゆっくりペースさん向け)というセッションや、協会を通じて知り合った人たちが気軽にセッションなど楽しんでいるようです。また、レソノサウンドにはニッケルハルパ(販売およびレッスン用の貸与)があり、ライブ、レッスン、ワークショップもあります。

関西:北欧音楽の企画や招聘をする会社ハーモニーフィールズが関西にあるためか、楽器はそれぞれですが北欧伝統音楽のコミュニティが色々とあります。ライブはもちろん、先生もいれば、セッション会も、来日講師のワークショップ、愛好家の集まり、イベントなどなど。楽器は、ハープ、フィドル、笛、カンテレ、ニッケルハルパなど。フィドルとニッケルハルパを教えている方もいます(北欧、フィドル、大阪と探すとすぐに検索ヒットすると思います。本人の了承を得ていないので明記は避けておきます。)ちなみに、私はニッケルハルパが全く初めてという方には持ち方や基礎から、北欧の伝統音楽スタイルに慣れた方には、スウェーデン・スタイルでレッスンをしています。毎回都度予約という形です。曲を教えて、覚えた曲で踊る、というSpel och dansというのも大阪市内で定期的に(不定期かも?)開催していて、こちらも都度申込というスタイルです。

東海:松阪在住ミュージシャンがニッケルハルパをはじめ楽器を問わず北欧伝統音楽のワークショップをしており、そこを中心とした愛好家コミュニティやイベントもあります。これとは別に最近、名古屋でもあるようです。

その他の地域:私の知る限りでは、レッスンをしてくれる人、愛好家の集まりなど聞いたことがありません。

また、来日アーティストがワークショップを開いてくれることがあります。
スウェーデンを代表するニッケルハルパ奏者や伝統音楽奏者です。
楽器問わず伝統音楽を教えてくれるというワークショップであれば、さらに多いです(といっても、滅多にないですが)。
来日アーティストとなると、ほぼ関東、関西です。

スウェーデンでワークショップ
主に6,7,8月。スウェーデン各地で1日~1週間コースのフィドル(バイオリン)があり、宿泊・食事付が多いです。
一週間の宿泊+食事付でも費用は5-6万円くらい。1週間レッスンだと他にすることも行くところなく、あとは飛行機代くらいしかかかりません。私が初めてスウェーデンで観光をしたのは3回目に行った時です。
ニッケルハルパの1週間コースになると、選択肢は2~3しかありません。
Eric Sahlstrom Institutetのサマーコース(通年もあります)、Ekebyholmのサマーコースが有名。どちらも宿泊・3食付のコースです。

アメリカでワークショップ
移民が多いので、ANA(American Nyckelharpa Association)というしっかりした組織があります。
(リンク先はスウェーデン、アメリカのイヴェントリストですが、実際はもっともっとあります)

気軽に学ぶ
プーマ(Puma)こと、ペーテル・ヘドゥルンド(Peter Hedlund)というニッケルハルパチャンピョンがDVD3巻(PC用のみ)だしています。PDFファイルも入っており、楽器の名称、楽譜、曲の背景など文書で(英語)みれます。動画は、ゆっくりバージョンやおまけ映像もついています。アメリカのペイパルというシステムで支払う通販は、ここ(私はここで購入)。

ちゃんと学ぶ
・スウェーデン王立音楽院の民俗音楽学科やMalmoなど民俗音楽が学べる音大がいくつかあります。
 断片的に人から聞いた話では、やはり音大なので伝統音楽に関わらず音楽をしっかりやります。ここに行けばディープな伝統音楽に強くなるのではなく、そういうディープなところは自から動いて学ぶ必要があり、伝統音楽という音楽で色んなことをできるようにする、というイメージを持っています。

・エリックサルストレムインスティテュート(Eric Sahlstrom Institutet)
 ニッケルハルパの専門学校で、音楽の学問としては軽めの知識、そしてガッツリ伝統音楽という内容です。全寮制1年コース、通信制1年コースもあり。通信制は初心者のみで4回の合宿あり。
 上記にも書いたように、夏の短期コースも開催。ライブやイベントも頻繁に開催。
 (入学申込みについては、このブログの「留学準備」カテゴリ内を参照)

ところで語学研修って
話はそれて、日本から短期留学と聞くとホームステイや語学研修の費用が頭に浮かぶかもしれません。代理店を通して40-50万払うこともよく聞きます。ですが、代理店を通すから高くなるのであって、私がかつて受けた英語の語学留学は、現地校へ直の申し込みで3週間6-7万円(イギリス、ホームステイ代込み、フライト代別途)でした。マルタ共和国にホームステイした時は12万円+フライト代でした。

スウェーデンの1週間のサマーコースは食事と宿泊込みで6万円くらいというのがごく普通です。フライトが仮に10万円ならトータル16万くらい、細々使うことがあるとして20万くらいでしょうか。スウェーデンの夏の語学研修に参加したことがありますが、同様に安かったです。その時は宿泊は頼まず自分でレオパレスのような家具付きの部屋を1か月借りて自炊しました。

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留学(入学)申込み

2006-08-20 14:06:41 | スウェーデン留学準備
スウェーデン留学自体情報が少ない上に、民族音楽留学ともなると情報はからっきしないですね!

ひょっとしてこの学校に興味を持つかもしれない人のために。

学校について
Eric Sahlstrom Institutet
National Folk Music Center

スウェーデン唯一のニッケルハルパの専門学校です。
全寮制の1年コースと、通信制(初心者向け)があります。
フォークダンス(スウェーデンの民族舞踊ってことです)の1年コースもあります。
国立民族音楽センターとあるように、フィドル(バイオリン)やニッケルハルパ、ダンスの1日~1週間のコースも開催したり、ライブイベントも頻繁にしています。
※ニッケルハルパコースを選択しても、週1でダンスの授業があります。民族音楽とダンスは切っても切れない仲です。

入学申込み
※私はニッケルハルパ1年コースに申込んだので、それについて。

学費
国営なので無料です。スウェーデンでは当たり前のようです。

諸経費が、3000kr/期(前期、後期の計2回)
3食付の寮費が、4000kr/月
ただし、土日祝は自炊します。

スケジュール
4~5月上旬 願書締め切り
6月上旬   結果連絡(郵送)
8月末~   授業開始
5月末    授業終了

応募書類
・願書(HPからダウンロードできます)
・最終卒業校の英文成績証明書
・MD(自分がニッケルハルパで演奏した2曲)

願書は、1、自分の楽器の先生2人と、2、応募動機をA4一枚、3、職歴(ある場合)などの提出があります。

私はスウェーデン語は、「こんにちは」と「ありがとう」以外分からないので(こんなので大丈夫か!?)、英語で提出しました。1については、日本にいる以上、固定の先生はありえないので、過去の国内外のプライベートレッスンやワークショップなどの受講歴を別紙にまとめました。

MDにいれた曲は、PA STORMYRENと1814の2曲。
選曲理由はこれといってなく、PA~の方は学校名にもなっているEric Sahlstromの作曲というのと、1814は単に好きな曲というだけ。
正直いうと1814なんて簡単すぎて提出すべき曲ではなかったかも。

スケジュール的にいって、奨学金申込みはできないです。普通は出発前年度の冬、遅いものでも出発年度の1月、2月には学校に合格した状態で申し込まないといけないので。
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留学中の携帯

2006-08-18 23:50:46 | スウェーデン留学準備
留学先に電話がない!

さっそく、ネットでサーチ。でもスウェーデン留学者のHP自体少ない上に、学校にも村にも電話(公衆電話)のない田舎に行った人っていないみたい。参考になる情報がない…o(;△;)o

いろいろ考えた結果

1、Vodafone 3G
2、GSM携帯とプリペイドカード

二つ持つことにしたのだ。

Vodafone
メリットは、日本からそのまま電話・メールが受信できる。
デメリットは、高い。受信も100円/分なんてぼったくり。

GSM携帯
日本と韓国以外ほとんどGSM方式なのだそう。一つ持っていれば、現地のプリペイド入れたら話せるという便利なもの。

もちろん、現地で加入した携帯の方が、お得なことがいろいろあるらしいけど、そのためには、スウェーデンの銀行口座開いて、口座開くには現地の保証人がいって…とやたら面倒!!そんな面倒はキライ。という私のような怠け者や、1年以内くらいの滞在者ならプリペイドで十分かもね。

STF海外携帯専門店
Cheapcall

このネットショップ二つが対応良さそうだったので見ていて、最終的にはSTFで写真のsony ericsson 8900円を購入!ちっちゃい!


プリペリドSIMカード
これもスウェーデンは問題で、現地プリペイドは通話料金が1分200円台と高い!
なので、リヒテンシュタインのUnited Mobile社の国際ローミングSIMカードに。
これなら日本まで、0.39euro/分、SMS送信は40円くらいだったかな?
まだ許せる範囲だね。受信はもちろん無料。こうでなくっちゃ。

同じく国際ローミングでTravelSIMというのがあって、United Mobileより安いと宣伝しているわりに、0.50euro/分。さよーならー。

ただし、携帯が対応していてもプリペイドの会社側がe-mail対応していないことが多いらしい。

でもって、さらにサーチすると、SMS→e-mailと無料で変換して送ってくれるところ発見。
便利になったねぇ。

追記その1:
スウェーデンで結局、現地のプリペイドSIMカードかいました。Comviq Amigoといって、日本人は使えないという話を聞いていたけどそんなことはなかった。よかった!

最初の1ヶ月のみスウェーデンから日本まで1分1krと激安。1ヶ月以降は数百円と、かなりの値段にあがってしまうけど、CheapcallやGlobalCallなどのコールバックシステムを利用すれば最初に購入したUnited Mobile社のカードくらいの値段にはなる。

じゃあ、面倒だからそのUnited Mobileのカードでとしなかったのは、日本からかける人のことを考えると、スウェーデンまでの通話料でなくリヒテンシュタイン経由のローミング料金になってしまうのでやはり現地カードがベター。

その2
結局、学校のパソコンにはスカイプ(Skype)がインストールされていて、これがとってもいい。急用以外はたいていスカイプ電話を使うようにしてます。
1500円ずつ、またはスウェーデンからは100krずつ、カードでオンラインで購入。
「日本-スウェーデン」固定電話へは約2.7円/分。携帯へは約17.5円/分。
音質も悪くはなく、スウェーデン国内へもできるだけSkypeからかけるようにしてます。
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ニッケルハルパ 初指導!?

2006-08-17 20:18:01 | ニッケルハルパ
人前で演奏も、習ったこともあるけれど、「教えてください」の依頼は初めて!

ニッケルハルパは、スウェーデンの民族楽器。弾く曲はもちろん、スウェーデンの民族音楽。人によって、伝統音楽、トラッド、フォークミュージックと呼び方は様々だけど、要するに地元の音楽ってこと。

こんなマイナーな楽器をやってみたいという人が日本にいるのは、とってもウレシイ!

さっそくお宅にお邪魔をすると、とってもステキなマダム。途中から参加したお子さん(といっても大人)もさわやかでいい感じ。

今日中に1曲弾けるようになることを目標に内容を考える。

・本体の持ち方、弓の持ち方
・音の出し方
・簡単な曲、langdanse fran Solleronを実際弾いてみる

この方は、スウェーデンに住んでいたことがあるそうで、現地の話を色々と教わる。なんでも、ダンナ様の転勤でスウェーデンに住んでいたらしく、語学を習うとお金をもらえて、スウェーデンで妊娠をしてこれまたお金をもらえた、とか。

私の留学先も授業料ナシだし、スウェーデンって一体どんな国!?
スバラシイ国なのか、はたまた国民の税負担が厳しいのか…。

サンドイッチまでごちそうになり、話も脇道にそれながら、その日はおしまい。

なんとか目標の、(ほぼ)1曲完成!

ほら、やっぱり。民族楽器って一般庶民のモノだから簡単なんだよね。
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