石匠風間ブログ!

読書、音楽、雑学

伝わる言葉

2007-03-09 | 雑記
ふう~、、、ようやく申告が終わった・・・。ネットで申告ができるというe-tax(電子申告)にチャレンジしていろいろ不手際もあり、かえって手間がかかってしまった。例年通りにやってればなんてことはないのに、市役所で住基カード作ったり、カードリーダ買ったり、いざ送信となったら国税局サーバが激混みで繋がんなかったり。

そんで苦労してやり遂げた結果は透明性の高い納税額って、、、自分はバカなんじゃないかと、思ってしまった。

ところで、地方統一選挙も迫ってきてそろそろ候補者たちにも深刻みがあらわれてきた。県議選と市議選それぞれに関わって今感じることは、地方合併を経ての選挙には、今までの経験則が通じない部分もあるなと。まあ、基本の部分は不変だろうけど、選挙区の倍増に対して誰も安全と言い切れないんじゃないかな。

地域のボスや大企業の社長が応援すれば受かるという昔の単純な構造も破綻したためか、候補者自身が地域で戸別に訪問する方法が多くなった。要は顔のわからない=得体の知れない候補者に投票するほど有権者も馬鹿でなくなったということか。

何年か前から「これからは本物が選ばれる時代」という言葉をよく聴いたが、政治に関してはどうなのだろう。まずは何が本物かという定義が難しくはあるが、ここ最近はあまりに無能な政治家はそっぽを向かれている傾向はうかがえる。それが行き過ぎた批判や追求になっているパターンもありそうだけど。

非常に高い支持率を維持した小泉純一郎前総理に対しては、評価する人批判する人様々ではある。けれど、総理大臣として高支持率を得たというのは素直に凄いことだと思う。きっとそこには学ぶべきものが在るんじゃないか。

小泉総理といって思いつくのはわかりやすく簡単な「言葉」だろう。ボキャ貧などとも言われたが、小学生でも理解できそうなキャッチーな言葉を力強く言い切る、そこには日本人に多いファジーなニュアンスが少ないのかもしれない。これはもしかして、選挙活動を進める上で取り入れるべきなのではないか。

どんなに立派な志も、いかに誠実な意気込みも、発信し伝わらなくては意味がない。PC上できっちりと申告書を作っても送信できなくては仕方がないのと同じだ。だから、候補者はわかりやすい伝わる言葉を、税務署はもっとわかりやすいマニュアルを作ってくれ!


コメントを投稿