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D・ダレルが殺された

2004-12-12 | 音楽

・米中西部オハイオ州コロンバスで8日夜(日本時間9日午後)、ライブハウスで  演奏中のヘヴィメタル・バンド「ダメージプラン」のメンバーに男が近づき突然 銃を乱射、メンバーら少なくとも4人が死亡、2人が負傷した。発砲した男は、 駆けつけた警官に射殺された。



頭を撃たれて即死したダイムバッグ・ダレルはもともと「パンテラ」というヘビメタバンドでギターを弾いていた。ヘビメタフリークにはちょっとしたカリスマで、ぼくもよく聴いていた。去年バンドを解散しダメージプランという新しいバンドを結成、これから再出発という矢先であった。

高音と低音を強調するいわゆる「ドンシャリ系」と呼ばれるメタル風な耳障りなトーンで暴力的なフレーズを弾きまくる。アルバムの邦題を見てもらうとどんなバンドかわかりやすいかな、1st『俗悪』2nd『脳殺』3rd『鎌首』だからね。
使ってるギターが変わった形をしていて、ボディが4方向に突き出していてランダム・スターに似ている。
奇しくもジョン・レノンが暗殺された日と同じであった。年齢はぼくと同じ38歳!

誰でも拳銃を手軽に所有できる社会を肯定する国アメリカ合衆国。それでいいのか?
拳銃所持については以下のような肯定派の理屈がある。
「拳銃が悪いのではなくそれを使う人間こそが問題なのだ、たとえばカナダでは拳銃所持を認めているのに犯罪発生率は先進諸国の中ではとても低い。」
「拳銃は力の弱いものが強いものに対抗できる手段として存在する。老人や子供が屈強な若者から身を守るにはこれしかない。」

はあ~、そうですか・・・。なんとも悲しい社会だね。