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動脈硬化は感染症?

2002-12-09 | 科学
なんでも動脈硬化がウイルスによって感染するという説があるそうだ。動脈硬化といえばコレステロール過多みたいな成人病と相場が決まっていたがその常識を覆す説で、肺炎クラミジアという品位に欠けた名前のウイルスが動脈の壁を膨らませることで起こるんだそうな。このウイルスはくしゃみや咳で人の口などから体内に入れるそうです。しかもまだ発見されて間もないので退治できないらしい。

こうしてまた医療技術が進歩し難病が克服されていくのだが、そうこうしているうちにまた新種の病気が登場して悩まされるわけだ。この科学文明と病気の果てしない追いかけっこはなんなんだろう?

昔読んだ本によると、動物の心拍数と寿命が比例しているらしくて、例えば1分間に心拍200回のねずみが6年の平均寿命で、1分間に約8回の鯨は約140年の平均寿命だそうで、これはほとんどの動物に当てはまるらしい。その計算で行くと人間の平均寿命は本来45年弱くらいになるというもの。つまり人間の場合は科学技術によって不自然に寿命を延ばしてしまったことになる。もしかしたらそれがこの地球上のあらゆる不具合の根源ではなかろうか。まあ、だからっていまさら寿命を短くするわけには行かないし。

寿命を60年きっかりにする代りにその間は病気にかからないという保障があったりしたらわかりやすくていいのにね。