「海をつくる会」のミーティングで、結局この日は海底清掃は中止となりました。波も高く、水も濁っていましたから、これは仕方がない。事故だけは避けなければなりませんですしね。
そこで、というんで、この日の朝の、ぬえにとっては今回の活動の最終公演は宿泊している「椿荘」さんの大広間で、「海をつくる会「ともに浜をつくる会」のボランティアの皆様を前に上演することになりました。本来の予定では、現地の漁協さんなどの協力を頂いて、海底清掃を行う浜で舞う予定だったのです。海底清掃のボランティアさんの無事故祈願を兼ねて、また浜の復興をも願って。そうして、能の上演が済んだところで一斉に海底清掃が開始される、という段取り。あ~、残念。ぬえは昨年9月に南三陸の泊浜で行った「堤防ライブ」の再演を期待していました。
こゆの。
この時はお客さまがいない、ぬえと笛のTさんだけで、鎮魂の意味を込めて堤防で舞ったのですが、いや、今回はそれどころか、堤防の上で装束着けて舞うつもりでいた ぬえ。(^◇^;) 舞い終えた ぬえは装束を脱いで、ウェットスーツに身を包んだボランティアのダイバーたちに「行ってらっしゃ~~い」と浜で手を振る、という、なんだかスゴい光景が繰り広げられるはずでした。
いや待てよ。。?そいえば、東京でのスケジュールのために弾丸ツアーとなった ぬえと違って、Tさんはこのあと2日間も大島に留まることになっていまして。もとよりTさんは「海をつくる会」のメンバーで、海底清掃のボランティア・ダイバー要員でもあるわけで。。ということは。。? もし晴れていたらTさんは紋付の下にウェットスーツを着込んでいて? 能が終わったらサッと紋付を脱ぎ捨てて? そのまま波の底に沈みけり? 立つ波の下に入りにけり? あ~『海士』の世界がまさに眼前に?(O.O;)(o。o;)
ま、冗談はさて措き。(;^_^A
「海をつくる会」のメンバーの一部のみなさんとは去年の暮れに釜石でご一緒し、その折には被災した旅館「宝来館」のプレ・オープニング・イベントで ぬえは『羽衣』を上演し、またその翌日に釜石の仮設商店街「鵜(う~の)!はまなす商店街」で『菊慈童』を上演したのですが、今回は「椿荘」の大広間で『菊慈童』を上演しました。釜石の時よりも大勢のメンバーが海底清掃に駆けつけられましたので、能をご覧になるのが初めての方も多く、興味を持ってご覧頂けたと思います。
さて上演も終わり装束を片づけていると、思わぬ連絡がありました。「いま旅館の外で牡蠣を焼いています。みなさんお出でですからお早くどうぞ~」ええ~~っ牡蠣ですか!
そういえば1年前、はじめて被災地を訪れた ぬえは、被害の程度が比較的少なく、すでに復興を始めていて観光客も戻り始めていた松島で、屋台で売っていた焼き牡蠣を、その美味しさに衝撃を受けながら食べたなあ。急いで片づけを終えて ぬえも行ってみると、すでにボランティアのみなさん、牡蠣を食べビールを飲みながら談笑しておられます。ああ、間に合った。早速に ぬえも頂きましたが、いや、その牡蠣の大きくて美味しいこと! 東北って驚くことばかり。
どうやら、この日海底清掃ができなかった代わりにボランティアさんたちが牡蠣の養殖に使う設備の補修をするお手伝いをすることになり、漁協の関係者の方がわざわざそのお礼のために牡蠣を持って来られたらしいです。
あ、すいませ~ん、ぬえはそのお手伝いはせずに午後には帰らなければなりませんのに~。(・_・、)
そこで、というんで、この日の朝の、ぬえにとっては今回の活動の最終公演は宿泊している「椿荘」さんの大広間で、「海をつくる会「ともに浜をつくる会」のボランティアの皆様を前に上演することになりました。本来の予定では、現地の漁協さんなどの協力を頂いて、海底清掃を行う浜で舞う予定だったのです。海底清掃のボランティアさんの無事故祈願を兼ねて、また浜の復興をも願って。そうして、能の上演が済んだところで一斉に海底清掃が開始される、という段取り。あ~、残念。ぬえは昨年9月に南三陸の泊浜で行った「堤防ライブ」の再演を期待していました。
こゆの。
この時はお客さまがいない、ぬえと笛のTさんだけで、鎮魂の意味を込めて堤防で舞ったのですが、いや、今回はそれどころか、堤防の上で装束着けて舞うつもりでいた ぬえ。(^◇^;) 舞い終えた ぬえは装束を脱いで、ウェットスーツに身を包んだボランティアのダイバーたちに「行ってらっしゃ~~い」と浜で手を振る、という、なんだかスゴい光景が繰り広げられるはずでした。
いや待てよ。。?そいえば、東京でのスケジュールのために弾丸ツアーとなった ぬえと違って、Tさんはこのあと2日間も大島に留まることになっていまして。もとよりTさんは「海をつくる会」のメンバーで、海底清掃のボランティア・ダイバー要員でもあるわけで。。ということは。。? もし晴れていたらTさんは紋付の下にウェットスーツを着込んでいて? 能が終わったらサッと紋付を脱ぎ捨てて? そのまま波の底に沈みけり? 立つ波の下に入りにけり? あ~『海士』の世界がまさに眼前に?(O.O;)(o。o;)
ま、冗談はさて措き。(;^_^A
「海をつくる会」のメンバーの一部のみなさんとは去年の暮れに釜石でご一緒し、その折には被災した旅館「宝来館」のプレ・オープニング・イベントで ぬえは『羽衣』を上演し、またその翌日に釜石の仮設商店街「鵜(う~の)!はまなす商店街」で『菊慈童』を上演したのですが、今回は「椿荘」の大広間で『菊慈童』を上演しました。釜石の時よりも大勢のメンバーが海底清掃に駆けつけられましたので、能をご覧になるのが初めての方も多く、興味を持ってご覧頂けたと思います。
さて上演も終わり装束を片づけていると、思わぬ連絡がありました。「いま旅館の外で牡蠣を焼いています。みなさんお出でですからお早くどうぞ~」ええ~~っ牡蠣ですか!
そういえば1年前、はじめて被災地を訪れた ぬえは、被害の程度が比較的少なく、すでに復興を始めていて観光客も戻り始めていた松島で、屋台で売っていた焼き牡蠣を、その美味しさに衝撃を受けながら食べたなあ。急いで片づけを終えて ぬえも行ってみると、すでにボランティアのみなさん、牡蠣を食べビールを飲みながら談笑しておられます。ああ、間に合った。早速に ぬえも頂きましたが、いや、その牡蠣の大きくて美味しいこと! 東北って驚くことばかり。
どうやら、この日海底清掃ができなかった代わりにボランティアさんたちが牡蠣の養殖に使う設備の補修をするお手伝いをすることになり、漁協の関係者の方がわざわざそのお礼のために牡蠣を持って来られたらしいです。
あ、すいませ~ん、ぬえはそのお手伝いはせずに午後には帰らなければなりませんのに~。(・_・、)
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