「ウォーキング三昧」in 滋賀

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下総・臼井城(千葉県佐倉市)探索 (5/3)

2017年05月09日 05時00分00秒 | 千葉の城郭

↑臼井城趾公園入口

4月29日(土)に本佐倉城を訪問した後、同じ佐倉市の「臼井城」も探索したがその時は見つけられなかった。そのリベンジとして5月3日(水)改めて探索した。
最終的に見つけられたが城趾公園の入口は非常に分かり辛い。特に車で行くには表示が不明確、道が狭く、結局、近くにコンビニに車を置かせて貰い自らの脚で見つけた。現地に着いてみると狭い道で小さいながらも臼井城趾公園の駐車場があった。

Wikipediaによると、永久2年(1114年)、平常兼の子の常康が臼井に居を築き臼井六郎を称したと伝えられるが、その居館がこの臼井城であったかどうかは定かではなく、臼井氏の中興の祖といわれる臼井興胤の代(14世紀中頃)に城としての基礎が置かれたといわれている。

臼井城は下総地方でも、本佐倉城などと並び、有数の巨城であったらしい。この城は大田道灌、上杉謙信といった有名な人物に攻められたことでもよく知られている。
臼井氏の時代、原氏の時代、徳川家臣酒井家次の時代と、さまざまな領主のそれぞれの時代に拡張されたものと想像される。最終的には南北1km、東西600mもある台地全体を城郭に取り込んでいるという点でも画期的な城郭だったようだ。確かに城内はかなり広いが、しかし、現在では当時の模様を想像しにくい。現在では残念ながら歴史の中に埋もれてしまっている。


↑中央の小高いところが臼井城趾

↑土橋の看板



↑広い臼井城趾