農文館2

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

美術館再開の準備

2019-03-08 11:37:55 | 日記
この1,2月は新作の著書準備のための資料読みに徹していました。3月も続いているのですが、4月になれば、田んぼの準備と美術館の再開が重なることもあり、2月の後半からは、資料読みは中座して、主に美術館の企画展の展示内容について腐心していました。漸く美術館の方が目途がついたので、以下、美術館のブログでお知らせ方がた入力したものです。ご参考まで、転載します。

----

美術館は2月、3月休館していましたが、3月に入って作品の入れ替えなどの準備を始め、漸くこのほど4月からの再開に目途がつきました。何分にも個人の小さな零細美術館ということもあって、思うように事が運べないのが難点であり歯がゆいとこです。それでも準備が終わると、また来館者の皆様と展示作品との交流に新たな期待を寄せながら、ささやかな喜びを感じてもいます。

今回の企画展は、前回の『康花・絵の旅路1』に続くもので『康花・絵の旅路2-青春』と題し、作家の青春時代、10台~20代初めの詩作と絵画作品を中心に展示しました。誰もが通る青春時代、康花という作家はどんな風景を見、どんな言葉を綴り描いたのか。あなたの青春は?

というのはご案内のチラシの概要です。でも聞けば、若い人たちにとっては、「青春」などという言葉は死語になっているよし。となると、通用するのは中高年の方がた、それも良しということですが、美術館設立の目的からすればそうも言ってはいられません。そこで正式なチラシには「自死を乗り越えた作家が綴り描く作品たちは、何を語っているのか」というフレーズに入れ替えることにしました。若くても死は不可避ではありませんし、難病に苦しんでいる方がたも多くいます。そして若いときが、勉強や就職、友情、異性との付き合い、恋愛、親との関係、悩み多き時代であることは今も変わりのないことでしょう。彼女の作品に接して少しでもお役に立つことが出来れば幸いです。

会期は、4月3日(水)から7月21日(日)です。小中学生、長野県内の高校生は無料です。
ご来館をお待ちしています。

コメントを投稿