西ノ丸庭園を出てちょっと行った所に、秀吉を祀った<豊国神社>がある。
スマホで見ると、そこには大阪城公園には数少ないモミジの木があると、書かれていた。
なので、いつもは素通りすることが多いのだけれど、立ち寄ってみた。
すると鳥居の前に、色が少し違うモミジの木が2本あって、どちらも綺麗に紅葉していた。
大阪城公園で初めて目にしたモミジの紅葉! 私は嬉しくなってカメラを向けた。
左がオレンジがかった紅葉、右側のまっ赤な紅葉が切れてしまった。
上の写真で切れてしまった真っ赤な紅葉
そしてここには、別の紅葉の景色もあった。
この木は何かしら?
葉っぱの形からして、楓の仲間とは違うようだけど…。
googleレンズで調べたけれど、ハッキリしなかった。(葉っぱをもっとアップで撮っておけばよかった…。)
名まえはハッキリしないけれど、なかなか美しい葉形だ!
豊国神社を出て、私はちょっと思案した。
もうこのまま帰ろうかしら? でもまだちょっと物足りない感じもした。
ケヤキや銀杏の並木道を歩きながら、今日は久しぶりに天守閣がある広場まで上ってみることに決めた。
大阪城天守閣のある広場は、天守閣と大銀杏と何本かの常緑の木々以外何もなく、少し趣きに欠ける。
だいぶ衰えが見える大銀杏の木
天守閣のある広場、この日は遠足の子どもたちが来ていた。
そう思っていた私の頭に、ふっと、広場の片隅に小さな庭園があったことが、思い出された。
あまり手入れもされていない小さな庭園だけど、ここには楓の木もあったんじゃなかったかしら?
私は早速、その小さな庭園に向かった。
庭園には小さな池があり、その池には天守閣が影を落としていた。
私は早速池の周りを巡り、紅葉している木々を捜した。
まず目に入ってきたのは、ハゼの木の紅葉。 続いて楓も、まだ緑を残しながら、だいぶ色づいていた。
ここでも思いがけず、ハゼと楓の紅葉を見ることができて、私はわざわざ天守閣のある広場まで上がってきてヨカッタ!
と、つくづく思った。