バラ園から奥の方にちょっと進むと、左手に木々が植わっている所があって、そこではジュウガツザクラが咲いていた。
この時季の桜は珍しいので嬉しいのだけれど、ジュウガツザクラはあまりにも花が小さくか弱くて、花数も少ない。
見ていると、何か淋しい気持ちになってくる。 もう少し花数が多かったらいいのに、といつも思う。
ジュウガツザクラの近くではボケの花が咲き始めていた。
こちらは、花の色も花の形も可愛くて、見ていてホッコリする。
~ジュウガツザクラ~
~ボケ~
道を隔てて、ジュウガツザクラやボケの木の向かいには、笹の林の前に、色とりどりのダリアが咲いている。
もう大分盛りは過ぎているのだけれど、まだまだ旺盛に咲いているのもあった。
そして何よりも嬉しかったのは、前に載せた皇帝ダリアと同様に、ダリアの花には蜂や蝶がやって来ていて、その姿を
わずかだけれど捉えることができたことだった。
蜂が密を吸っている!
アオスジアゲハを見ることができて、とても嬉しかった!
ダリアにも別れを告げて、大池のほとりに出ようと歩いていたら、一本の木が目を引いた。
葉っぱをほとんど落とし、箒のような姿になっているが、何か力強さを感じさせる。
私は木の根元に行って、下から見上げて木の姿を撮ってみた。
するとよけいに、この木の力強さが感じられるようだった。
「なんという木だろう?」と思っていると、木の近くに「カロリナポフラ」という標識がさしてあった。