※大失敗をしてしまいました。
実は次のブログを書こうとして写真をアップロードしようとしたところ、アップロードの容量がいっぱいになっていてアップ
ロードできないという表示が出ました。
そこで、不用意にも、今までのブログに載せた写真(このブログもそうですが)を、アップロードの画面から削除してしまっ
たのです。
アップロード画面の写真を削除すると、ブログ画面の写真も、下のように消えてしまいます。
悪いことに、私は一旦ブログにアップすると、ごくわずかの気に入った写真を残して、あとの写真は全部ゴミ箱にいれ、そ
の後、ゴミ箱も空にしてしまいます。
なので、このブログ(と、その前のブログの幾つか)の写真は、復元できないことになります。
写真の無い変なブログになってしまいましたが、一応ブログとしては残しておくことにさせていただきます。
不格好なブログが残ることになりましたが、どうかご容赦ください。
ずい分前(5月31日)の「日曜美術館」でのこと。
その頃はコロナの緊急事態宣言が出されていたため、「日曜美術館」も新しい取材ができない状態だった。
そこでこの日は、≪#アートシェア 今こそ見て欲しいこの一作≫と題して、いろんな方が、自分のいいと思うアート作品
を、推奨されていた。
その中で私が共感を持って見たのは、現代美術家・会田誠氏が推奨されたアート作品だった。
そのアート作品は、2017年に宮城県石巻を中心に行われた「リボーンアートフェスティバル」に出品された、島袋(シマブク)
道浩氏の「起こす」という作品だった。
「起こす」は、浜辺に流れ着いた流木をひたすら起こすというもの、翌日にはまた倒れているが、それをまた起こすという
ものだ。
(と書いても、分かりにくいので、実際のアート作品の写真を、次に載せます。)
島袋氏は言われる。
「自分で小さな枝一本でもいいから起こしてみると、何か心の中で起き上がってくると思いますね。」
「道歩いていて植木が倒れていたりするじゃないですか、
そういうものでも一度起こしてみると何か変わると思うんですよね。
それをみんながやると。」
私は、「なるほど!」 と思った。
言葉で言い表すのは難しいけど、なんか分かる!って感じ。
そして何よりも、島袋氏とその仲間たちが一緒になって、浜辺に散乱している木を起こし、その木々を浜辺に立てて創ら
れた世界を、とても美しいと思った。
アートというと分かりにくい作品も多いけれど、島袋氏と仲間たちが力を合わせて創り出されたこのアートは、とても分かり
やすく、そして美しい。
(以下、再び、島袋氏のアート作品・「起こす」の写真を何枚か、載せさせていただきます。)