のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

≪終の栖(すみか)≫

2013-12-13 13:29:45 | 日記

 私の周りでは、今五人の方が、≪終の栖≫を探して転居されたか、転居のための手続きをされている。

 その中のお二人は、私より少し年上だが、あとは私と同い年又は私より年下の方だ。

 皆さん、ご自分の最期を、どなたにも迷惑を掛けない形で締めくくりたいと、早くから計画的に考えられているのだ。

 

 昨日は、その中のお一人、T氏が最近転居された介護付きマンションを、友人のOさんと訪ねた。

 T氏が転居されたマンションは、JR尼崎駅から徒歩5分の、とても便利な所にあった。

 JR尼崎周辺は、近年とみに開発が進み、デパートを始めとして各種商業施設が充実している。

 街はとてもきれいで活気に満ちていて、交通・生活の便共に、この上なく良い。

 (私は今まで、我が中津を、これ以上便利な所はない!と豪語してきたが、商業施設が充実している点では、尼崎の方が上だと思った。)

 

 11時に尼崎駅で待ち合わせた私たちは、デパートのレストランで食事をしたのち、T氏のマンションに向かった。

 T氏のマンションは、1棟限りの20階建て。

 エントランスには、季節がら小さなツリーなども飾られていて、落ち着いた雰囲気だった。

            

 

 T氏のお部屋は、17階。

 T氏はスポーツマンで、とっても活動的な方だ。

 何年か前に奥様を亡くされたあとも、多方面にわたって精力的にいろいろな活動をされてきた。

 その元気さは今でも少しも変わらないが、ご自分の最期は(娘さんに迷惑を掛けないように)ご自分でキチンとしたいと、マンションへの入居を決意さ

れたのだった。

 

 T氏のお部屋には、亡き奥様の作品がたくさん置かれていた。

 その中から、私が特に好きだったものを写真に撮らせていただいた。

      

 

 (奥様のだけではなく)T氏にとって思い出の品がたくさん置かれている部屋で、3人のお喋りは途切れずに続いた。

 T氏が入れてくださったコーヒーを飲みながら‥。

 もうそろそろ帰らなくっちゃ!と腰を上げた時には夕刻が迫り、T氏のお部屋の窓の外には、広い空と街の夕景が広がっていた。

          

 

 私にも、自分の最期をきちんと考えなくっちゃ!という思いはある。

 でも、「行き当たりバッタリ!」で「なんとかなるサ!」の習性が、未だもって抜けない私‥。

 相変わらず、その日暮らしの生活が続いている‥(涙)

 


 

 

 昨日家に帰ったら、クロネコヤマトの配達伝票が入っていた。

 見ると、安来の姉から(私の大好きな)苺が送られてきていたのだ。

 私はすぐに電話で再配達をお願いしたが、大好きな苺を手にできたのは、夜9時を過ぎていた。

                

 私は早速箱を開け、その中から1つだけ洗って口に頬張り、美味しさを確かめた後、姉にお礼の電話をした。