のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

コンサート帰りの≪スカイビル≫

2012-12-10 18:11:58 | 日記

 前述のコンサートが終わったのが、4時過ぎ。

 行きはタクシーに乗った私だが、帰りは歩くことにした。

 途中スカイビルに寄って、イルミネーションを見たいという気持ちもあって。

 

 スカイビルに着いたのは、4時半過ぎだった。

 まだ日暮れには少し間がある。

 そこで、スカイビル横のウェスティンホテルで、軽めの食事をして、日暮れを待つことにした。

 ウェスティンホテルもまた、私の好きなホテルの一つ。

 足場はちょっと悪いが、それだけに周りが静かで、心が落ち着く。

 

 次は、ウェスティンホテルの入り口と、ツリーが置かれたロビー。

           

 

 

 ホテル1階のレストランでミネストローネとホテル特製のビーフカレーを注文し、それを食べ終わると、ちょうどいい頃合いになってきた。

 

 私はホテルを出て、スカイビルに向かった。

 スカイビルのイルミネーションは長らく見ていないけれど、以前見た時より、随分ハデになっているような気がした。

 

 左下の写真は、会場入り口のイルミネーション。

 (手前のイルミネーションと向こうの光の距離が離れていて、うまく撮れなかった。)

 

 会場に入ると、スカイビルお決まりのツリーが、一番に、目に入ってきた。(写真、右下)

          

 

 

 それにしてもエライ人出やなあ!

 それも、若いカップルばっかりヤ!

 写真を写すのに夢中になっている“おば(あ)さん”なんて、私のほかには誰もいてへん!(涙)

 でも、そんなこと、気にする私やおまへんでえ!(笑)

 私は、人込みに揉まれながら、ちょっと気に入った“光モン”(イルミネーション)を見つけると写真に撮った。

 でも人が多いので、なかなかイイ写真が撮れない! (と、イイ写真が撮れなかったのを人込みのせいにする、ズルい私‥)

 

 スカイビル名物のツリーは、時間とともに形と色を変えていく。

 ツリーの下には、いろんな光の飾りが施されていた。

                  

 

 

 

                   

 

 

 

 その他、目についた“光モン”を、次に列挙します。

                 

 

           

 

 

     

 

 

 

 会場を後にする前に振り返って見たツリーを、最後に再度載せて、終わりです。

                   

 

 メチャメチャ寒い中をガンバッテ行ったのにしては、写真がイマイチでした…(涙) 

 

 

 

 


「モスクワ・アカデミー合唱団」の、見事なハーモニー♪

2012-12-10 16:37:10 | 日記

 昨日(9日)は、いつものシンフォニーホールで、「モスクワ・アカデミー合唱団」のコンサート。

              

 

 私の学生時代は、歌声運動が盛んだった。

 私は、その中で歌われていたロシア民謡が、大好きだった。

 憂いを帯び、しかも同時に、ロシアの大地を感じさせる力強さに満ちた、ロシア民謡のメロディー‥。

 それは、青春真っ只中の私の心を、甘く・切なく・激しく、揺さぶった。

 ロシア民謡のレコードを買い、時間さえあれば、何度も何度も繰り返し聴いていた。

 「ヴォルガの舟歌」では、男性コーラス&独唱の力強い低音が、私の身体に響き渡り、私の心を突き動かした。

 「カリンカ」の、甘く美しいテノールの独唱は、私の心に、切なく深く染み渡った。

 ステレオが壊れてレコードが聴けなくなった今でも、その歌声は、私の身体の奥底に響いている。

 

 「モスクワ・アカデミー合唱団」のコンサートが開かれることを知った時、私はすぐにチケットを取った。

 あの懐かしいロシア民謡がナマで聴ける嬉しさから。

 

 昨日のコンサートは、午後2時から。

 昨日はとても寒かったが、お天気は良かった。

 急いで駆け付けたシンフォニーホールのバックには青空が広がり、中には時節がら、クリスマスツリーが飾られていた。

      

 

 

 今回のコンサートでは、いろんなジャンルの歌が歌われた。

 1部は、教会のミサ曲と、ロシア民謡。

 2部は、3つの「アヴェ・マリア」と日本の童謡2曲、オペラの有名なアリア3曲とクリスマスソング2曲、そして最後が「ハレルア」だった。

 

 私が今回のコンサートで一番期待していたロシア民謡。

 それももちろん悪くはなかったが、私は意外にも、日本語で歌われた「浜辺の歌」と「ふるさと」に、より強く心を動かされた。

 (ロシア民謡は、聴いていたレコードの歌声が余りに素晴らしく、私の中でその印象がとても強かったので、それを上回る歌声を期待するのは、ちょ

っと無理だったのかもしれない。)

 それに対して、ロシアの人たちが日本語で歌われた「浜辺の歌」と「ふるさと」は、本当に素晴らしかった。

 柔らかい歌声、絶妙なハーモニー!

 私は、日本の童謡の素晴らしさを、ロシアの合唱団の人たちから、逆に教えられたような気がした。

 

 考えてみれば、最近私が行っているのは、(この間の第九を除いて)オーケストラやピアノ、あるいはヴァイオリンのコンサートばかりだ。

 私は今回のコンサートで、人間の声の持つ素晴らしさを、改めて実感させてもらったような気がする。

 

 コンサートは、アンコールの「ホワイト・クリスマス」で最高に盛り上がって、終わった。

 満ち足りた気持ちでシンフォニーホールを出た私の目に、ホール前の、かなり葉を落とした木々が清々しく映った。