銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

「泳ぐ宝石」、錦鯉の里へ

2017年10月19日 | のほほん同志Aの日常

日曜の投票日に向けて、日本全国、選挙戦まっただなか。

そんななか、今週は前半、静岡と神奈川へ。

長いこと仕事してて、選挙中に国内を周ってたこと、そんなになかったのかも。

…と思うぐらい、先日の静岡・神奈川は、
告示ポスターが貼られた掲示板に釘づけでした。

それだけ、「話題」にはことかかない今回の衆院選。
かつての話題の人物のひとり、ホソノさんのポスターがあったからかも。

そうだ、この人は、静岡選出だった
8月、離党が大きなニュースになっていた
今となっては、もう、えらく遠い昔のことのよう

…と、長居していた静岡の夏を思い出したのでした。

そして、期日前投票も済ませ、明日からは新潟です。


秋の新潟の美しさは格別。
錦鯉の里、小千谷や山古志では、路上に設けられた簡易プールに色とりどりの錦鯉が泳ぎ、
全国各地、いえ世界各国から、その「泳ぐ宝石」を求めて人がやってきます。

この風景に出会ってなかったら、新潟通いもなかったかも。

このツアーは仕事じゃないですね。楽しみ。

でもそれ以上に、新潟からはどんな人が出ているのか。
告示ポスターにも目がいきそうです。


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【期日】2017年11月1日(水)~2日(木)(1泊4食)
能登演劇堂「肝っ玉おっ母と子供たち」

◆概要◆

長く果てしなく続く戦争の中、幌車を曳いて軍隊に付き従い、戦況を睨み町から町へ行商して稼ぐ女商人・アンナ。女手一つ、三人の子どもの「肝っ玉おっ母」として戦火を渡り歩き、がむしゃらに生きるその逞しさ、やがて彼女たちを飲み込む、救いのない運命―。戦争の本質を描き出すベルトルト・ブレヒトのこの異色の反戦劇に、1988年、無名塾は挑戦しました。約30年を経て、今こそこの作品を、この母親役を、どうしても演じなければならない。

仲代達矢のその強い想いのもと、無名塾はひとつになり、命の重さと戦争の愚かさを伝える名作に再び挑みます。

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バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行

TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin.st.com

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仲代達矢氏率いる無名塾「能登演劇堂」

2017年10月17日 | Hの生きる喜び、それは

今やインターネットで全国各地の情報が家にいながら手に取るように分かる時代
私の情報収集法は、Facebook
気になる場所や観光協会などに「いいね!」を登録していると
勝手に向こうから新しい投稿があるたびに届くようになっています

10月に入ってからは、各地の紅葉便りに、秋のイベントや祭典など
もりだくさんの情報が発信されており

北海道に始まった紅葉が、
「お、もうここまで到達したか」「今年はちょっと早いな」「あそこはまだかな」

など思いを巡らすきっかけにもなっています

そんな中、滅多に情報をアップしない「能登演劇堂」が先週日曜日に最新投稿を発信

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「肝っ玉おっ母と子供たち」 満席のお客様をお迎えし、初日の幕が開きました
11月12日までのロングラン公演です。
大自然の中でのお芝居は能登演劇堂でしかご覧いただけません。
ぜひご覧ください。
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能登演劇堂といえば、戦後日本を代表する仲代達矢氏が率いる無名塾との交流から生まれた劇場

私も2015年、ツアーでご案内し、満席だったため立ち見で後方で見学させていただきました

折しも、公演鑑賞日の数日前に、仲代達矢氏の文化勲章授賞が決まり
私たちが観る予定だったその日が、まさに授賞式!
舞台を第一に考える仲代氏は、授賞式を欠席し、その日も舞台に立たれたのです

最後列で観ていましたが、仲代氏の魂のこもった演技と叫びが聞こえてくるようで、心底震えました
観覧席も含め、異様な熱気に包まれていました

そして、この舞台の最大の特徴、舞台奥の扉が最後の最後に開き、
自然とステージが一体化し、仲代氏がその景色にとけこむようにステージから遠ざかっていったのが
印象的で、今でもその場面をよく覚えています

当時、仲代氏は82歳

つまり今年の舞台は84歳で迎えているのです
「身体の限界は分かっている
それでも、このブレヒトの「肝っ玉おっ母は生涯にどうしてももう一度
演じておきたい作品でした
この世界に生きる以上は役者をやらないと、倒れるまで
まだあと30本やりたい芝居がある」

今回の舞台を迎えるにあたって、そう語っておられたそう

仲代氏の言葉を借りるなら、
どうしても、もう一度、観ておきたい舞台があるとすれば
ここ能登演劇堂での無名塾の公演です

【期日】2017年11月1日(水)~2日(木)(1泊4食)
能登演劇堂「肝っ玉おっ母と子供たち」

◆概要◆

長く果てしなく続く戦争の中、幌車を曳いて軍隊に付き従い、戦況を睨み町から町へ行商して稼ぐ女商人・アンナ。女手一つ、三人の子どもの「肝っ玉おっ母」として戦火を渡り歩き、がむしゃらに生きるその逞しさ、やがて彼女たちを飲み込む、救いのない運命―。戦争の本質を描き出すベルトルト・ブレヒトのこの異色の反戦劇に、1988年、無名塾は挑戦しました。約30年を経て、今こそこの作品を、この母親役を、どうしても演じなければならない。

仲代達矢のその強い想いのもと、無名塾はひとつになり、命の重さと戦争の愚かさを伝える名作に再び挑みます。

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旅行社っているの?

2017年10月15日 | 見かけだおしNのつぶやき

異業種交流も、ましてや同業者との懇親会も苦手。

これってビジネス的には、諸々チャンスを逃している、ってことになるのでしょう。

ごもっとも。と、それは否定しません。

 

そんな私が、時折、井戸から顔出して、大海にでる日?(大げさな)

ありがたいことに、知人の一人が、いわゆる旅行会社大手と言われる

会社に勤めていて、年に数度会うことで、

へえ、と思わせてくれる機会が定期的にあること。

 

それが、本日でした。

 

本当に個人的なことですが、、、

雨の日の休日には出かけない。

海外添乗前に予定を入れない。

 

でも、魔がさして、会うことにしました。

相手もよく承知で、昨夜いきなり誘って来ました。

正しい。

 

予約、、もっと言うと「約束」が苦手。

語弊があってはいけないので、言い訳すると、

約束を破ることが嫌いなのです。

なので、車を運転しなければ事故らないと同じで、

約束しなければ、破ることもない。

(例え方間違ってます⁈)

 

本題は、先日イタリアで出会ったガイドさんの言葉を

同業者と反芻したかったから。

 

「旅行会社って、もういらなくなるのかな」

 

パックツアー客が少なくなると、必然、ガイドの依頼も減る。

このままイタリアにいることの意味を失いそうだと、話してくれました。

 

これほど、SNSが蔓延していて、どこにいても、最新の情報が入ってくる。

「私も今回の添乗でLINEデヴューして、世の中は本当に、、、」と、

脅威の利便性を興奮気味に語るも、

「いつの話!」完全スルーされ、

ラインの待ち受け画面を勝手にいじられました(これ余談)

 

聞くと大手旅行社の危機感も、なるほどなぁ、と納得できるものでした。

採算が取れない店舗の、ああ無情さよ。

何処もハードル上がってます。

 

もともとニッチ(隙間)に視点をあてて、お仕事を始めたものの、

今や「こだわり」は、どの業界にも当たり前のこと。

同じでは、トドのつまり安さに走ってしまう。

その需要と供給バランスが崩れると、

言わずもがな。

昨今、世間をさわがせがちです。

 

立場、環境は違えど、旅が好き。

その出発点だけが同じで、今に至る(同業者)知人との会話は、毎回、学びです。

(とことん悩みベクトルが逆方向ではあるけれど)

 

とはいえ、私はウルトラマン。

ピコピコ、胸のサイレンが鳴り始め、

「最近、猫のレモンが、、、」と、

本日のハイライトよろしく、飼い猫談義を始める知人をきっぱり遮り、

「あかん、もう帰るわ」

 

なんとか帰路につき、やっとこさ今、スーツケースの荷造りを終えました。

明日から、ポーランド。

 

週末、来店下さった保険業者の方が、来週から海外添乗だと伝えると、

「え?ポーランドってどこですか?」

たぶんそれが一般的認識なんでしょう。

 

星数旅行社のなかで銀ステで、

この国へ旅することを委ねてくださったお客様があること。

もしやそのことに。

ここ数日反芻していた「旅行社っているの?」の答えがあるような気がします。

あちらは、もう初冬のようです。

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イタリア旅行の報告が届きました!

2017年10月10日 | 見かけだおしNのつぶやき

「車椅子を利用しての海外旅行(イタリア)報告記」

 

 数年前に発症した病気のため長距離歩行が困難となり、

また妻の体調も万全ではないこともあり、

街歩きの旅行や海外旅行等は諦らめておりました。

しかし、病状が小康状態となり妻や銀のステッキ旅行さんの強い勧めもあり、

一抹の不安もありましたが、思いきってイタリアのベネチアとフィレンツェへ

旅行に出かけることにしました。

 旅行にあたっては、移動における手段に細心の配慮をお願いし、

スケジュールも当日の体調により変更がきくようにと

事前の打ち合わせを綿密に行いました。

また、銀のステッキ旅行の添乗員さんにも同行をお願いしました。

 各空港ターミナルでは航空会社の手厚いサポートでスムースに移動でき、

イタリアではタクシーと水上タクシー(高速ボート)を主な交通手段とし、

街歩き(路地裏も)や美術館・教会等の見学や拝観は、車椅子を利用しました。

ゴンドラの中から見渡すベネチアの歴史と由緒のある建造物に見惚れたり、

フィレンツェで乗った二頭立ての馬車からの蹄の音が、

狭い街路に響く音に何とも言えない気持ちになったりと、

気分も爽快になって、活力が湧いてくるような旅行でした。

 

 また、ムラーノ島とブラーノ島への高速ボートでの旅行、

シエナの大聖堂内部の素晴らしさ、

そしてトスカーナ地方の、とあるワイナリーの貯蔵庫見学も楽しい思い出です。

地元の方が良くいかれる店での食事も美味しく、

ガイドさんとの会話もはずみ楽しい時間を過ごせました。

最終日は、小さな教会で行われているオペラ(椿姫)を観劇し、

劇場とは違い、間近で聞く歌唱に圧倒されぱっなしの夜を過ごしました。

 関西国際空港から始まったイタリア旅行では、

最初から最後まで添乗員さんにお世話になり、感謝申し上げる次第です。

現地ガイドや運転手さんたちにも助けてもらい、

また、見ず知らずの周囲の人々からの温かいサポートもあり、

本当に行ってよかったと思える海外旅行でした。

さあ、次はどこにいこうかな。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

お便りいただき、ありがとうございます。           

お客様は、「車椅子押すの大変だったでしょう」と、

何度も何度も気遣って下さいましたが、

実は、そう大変でもなかったのです。

もちろん、私の個人的体力(ガタイの強さ?)もあるでしょうが、

本当に今どきの車椅子の進化に驚かされました。

石畳の街並みは、もちろん、バリアフリーにはほど遠いのですが、

案外スムーズに押すことができました。

もちろん、お客様が仰るように、

周辺の方々の優しさに随分助けられたおかげもあります。

それが、ごく自然だったのが、この旅の収穫だったように思います。

イタリア人のおおらかさが物語っているのでしょうか!?

 

旅先では何を見物されても「夢のよう!」と、そう言葉を発しておられました。

夢のよう、、、、こんな言葉、久しぶりに聞きました。

海外旅行が夢だった時代、それは視点を変えれば、

今も通じる表現になるのですね。

 

次はどこへ?

また次の旅に思いを馳せていただいたことが、

銀のステッキにとっても、大いなる収穫の旅となりました。

思い切って(私たちが思う以上の勇気を持って)、

当社に委ねてくださった、お二人の

そのお気持ちに改めて、お礼申し上げます。

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試験、終わりました

2017年10月09日 | Hの生きる喜び、それは

やっと終わりました
足かけ何年? 今年は何年目?
それも、もはや分からなくなってきましたが、

旅行業の資格試験
今年は(は?)真剣に望みました
夏休みを利用して、名古屋まで研修に行き
その後1ヶ月間は、毎日!机に向かい、
机の壁には「受験票」と「合格」を貼りだし(実に昭和です)
毎日自分にダメだし

全力でのぞんだ試験が、本日、ようやく終わりました

スッキリ!というよりは、放心状態
この1ヶ月、自分を取り囲んでいた参考書と問題集と過去問の山は
きれいさっぱり片付けました

試験は終わりましたが、旅行業法や約款、運賃計算や地理、英文・・・
普段の仕事に役立つ知識ばかり、

「こんな場合はこう対応する」
「旅行業者としての立場とはこうあるべき」
という業法上のことから、

お客様からのこんな問い合わせに対しては、こう答える
添乗員の役目、企画者の責任、書類の作成法など、、、
毎日の仕事に直結する内容に
試験の合否はともかく、勉強して無駄はなかったと思える試験

忘れないようにするためにも、毎年受けるのもいいかも?
もう頭の方はいっぱいいっぱいですが・・

心配してくださった皆さま、応援してくださった皆さま
ありがとうございました

合格発表は1ヶ月後です、良い報告ができれば良いのですが。。

お客様からいただいたお大師様をにぎってのぞみました
私の代わりに落ちてくださっているはず・・・

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 *10月13日(金)抽選に当選しました!詳しくはこちらへ。

   →京都迎賓館ガイドツアー【ご好評につき追加設定】

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さて、突然ですが、
銀のステッキでは、スタッフを募集します。
当社のホームページをご覧の上、
業務内容にご興味を持っていただいた方は、ぜひ、お問い合わせください。
詳細は、面談にてじっくりお話させていただきます。
「旅が好き」「やる気がある」「見聞欲旺盛」「創作力がある」方、歓迎!
でも、本当は、今、当社に足りない力を求めます!
それが何かは、わかりません。
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