銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

箱根駅伝

2017年01月03日 | 見かけだおしNのつぶやき

これは今も昔も変わらない。

スポーツ観戦が苦手。

オリンピック前に不適切かしら、、、

さらにボール競技は特に嫌。

自身が、身体が大きくって、

時代的にアニメのアタックNo.1 世代で、

もちろん、かの競技に従事していた青春があったとしても。

 

唯一、競技のすべてを完視できるのは、マラソンのみ。

 

あるお客様が、お正月のツアーにお誘いするたびに

私、ここだけは外せないの。

箱根駅伝だけは見届けたい。

2日、3日は家でじっくり観戦が私のお正月、と。

わかるー。

 

私もなぜか子供の頃から、お正月は箱根駅伝でした。

いま、思えばわかります。

理由は、昭和一桁生まれの父です。

正月特有のガチャガチャ番組を嫌悪していました。

子供が見たい、馬鹿になりそうな、魅惑の番組を

許してくれませんでした。

私が、時に無性にインスタントラーメンやコカコーラを

貪るのは、このせいです!?

 

はい、脱線。

 

今年も、駅伝をテレビ見ながらパブロフ的涙にくれ、

なんで、こんなに感情移入できるのか、なる議論へ。

 

たまたま、本当にたまたま、選手の出身が兵庫だったんです。

今や早稲田や青学やとタスキを胸にする選手の紹介、

その続けざま二、三人が、そうだったもので。

つい、

「わかるわー」と。

 

我が兵庫(神戸以外)の、たぶん、播磨とか但馬とか

そんな地域の先生は、言うのです。

「今日は、寒いなぁ、よし、あったまろ」

そして、馬鹿ほどある、田舎の土地活用とばかり?

耕耘機と隣り合わせに農道に生徒を立たせるのです。

田舎の冬は恐ろしく寒い。

週に一度の体育の授業は、一つ覚えに農道マラソンでした。

今となっては雪深い学校の、燃料費節約としか思えない。

 

つまり、フェンシングとか、カヌーとか、

やったことのない競技は、無論わからない。

でも、マラソンだけは、早い遅いではなく、

誰もが、あの苦しみを知っている。

一度は、経験している。

なので、すぐに感情移入できてしまうのです。

 

しかも、断言してもいい、田舎の3学期は、、、

(先生、今もわかりませんが何かの消費期間でしたか?)

急に3月あたりに公共工事が増える的な。

とにかく、

「よおし、今日はマラソン日和やな」

マラソン日和って何ですか?

雪のまだちらつく冬空、走らされました。

ブルマの下の大根が真っ赤になりながら、

ぜいは、ぜいは、と。

 

その記憶が、正月風物詩、箱根駅伝を

「え?なんで、この冬山で。春じゃぁダメなの?体壊れるまで?」

という、シンプルな疑問にいたることなく

まるで知り合いのお兄ちゃん、いえ、

実は自分を映して、最後まで観戦できる理由なのだと思われます。

 

今年も激戦でしたね。

おもしろかった。

 

もし、チャンスがあるならば、

「なぜ、この競技を選んだのですか」

ぜいは、ぜいは、

あの鬼の形相の若人に訊いてみたいものです。

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