銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

孔子の言葉を思い出す日があるなんてなぁ。

2020年01月06日 | 見かけだおしNのつぶやき

子曰、

吾十有五而学志于學

三十而立

四十而不惑

五十而知天命

六十而耳順

七十而從心所欲不踰矩

 

きっと習ったのは中学の頃でしょうね、だって、

思春期のニキビずらのいろんなものが弾けそうなのに鬱積する青い時。

ポマード頭の国語の先生が、黒板に書いた「三十にして立つ」で、

教室の後ろの席を陣取る男子(ダンシー)たちが

嬉しげに笑った後に、勝手に照れていたことを思い出します。

 

本日が、銀のステッキでは新年の初出となりました。

毎年の恒例行事、近所の伊和志津神社へ初詣を済ませて

慌ただしく、受付時間前に、新年最初の朝礼。

そこで、スタッフ皆が初心表明をするのが慣習なのですが、

今年は、孔子の言葉を引用しました。

冷静に、これって(論語)は、今から2500年も前に記されているんですよね。

すごい。

何がって、まず「40にして迷わず」

多分現代だと、

寿命が延びていることもあって40辺りがまさに迷いどころでしょう。

周りもそんな人だらけ。

さらに「50にして天から与えられた使命を知る」ってどうなんでしょう。

うう、迷い人のまま突入するってことの方が多いのでは。

これまた周りもそんな人だらけ。

そして、この際、60も確認してみると

「他人の言葉が素直に受け止めることができるようになる」

ふうん。

まだまだこれを悟るには先が長そうです。

 

孔子は、74歳で亡くなったので当時としては超がつく長寿。

今に当てはめてみると、人生100年時代のズレはあるにしても、

なるほどと思うこともあって、ちょっとざわつく自分を納得させる

いい教材になりました。

 

だって、孔子曰くの人生ファイナル哲学がいいじゃないですか。

「七十にして心の欲するところに従えども、わくえず」

70にもなると、自由に思いのまま何をやったとしても、

道理を踏み外すことはなくなる。

結局、平均値の行動になる、ってことでしょうか?

ゆくゆく人は皆おんなじようになるって解釈もありかも。

今の自分をすっ飛ばして、これはなんだかわかるような、、、

 

論語がここまで、現代に語り継がれてきたなら、きっと意味があるのでしょう。

個人的に節目の年を迎えて、

不思議と、世間とか教訓とか、自分に照らし合わせてみたくなりました。

だからと言ってどうこうではないのですが、

私も占いや、おみくじをする日が、突然来るってことです。

 

本日ご来店のお客様からのお言葉

「勝手に自分の範疇を決めるの損よ」

当面、この言葉をラッキーセンテンスとして、今年を始めることにします。

銀のステッキ旅行、本日より通常営業スタートです。

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