銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

キトキトの寒ブリ

2019年01月16日 | 眼力Kの圧、ハンパない

「キトキト」とは富山の言葉で「新鮮」という意味なのですが、

なんだか脂ののったブリに相性バッチリの響きだと思いませんか。

 

そんなキトキトの寒ブリを食べに、氷見へ行ってきました。

 

お客様の目的は、ブリ!

それ以外の何でもないただブリを目指して一直線に氷見へと行きたいところですが、

せっかく冬の北陸へ来たのですから少しは観光も楽しみましましょう。

 

ということで高岡にある瑞龍寺を参拝しました。

ここは前田利長公の菩提寺で、

山門や仏殿、法堂は国宝指定も受けているとても立派なお寺です。

 そこにトイレの神様「烏枢沙摩明王」がありました。

お客様のおひとりが、「うすさまみょうおう」ってこう書くのかとメモされてる横で

私がパシャっと写真を撮っていると、

「そうか、いちいちメモせんでも写真撮っとけばええんやな」と言われたので、

「そうですよ」と私も得意げになっていたのですが...

 

その直後に見た、仏殿の考え抜かれた造りを目の当たりにして、

昔の方の知恵の深さに感動し、

なんでもすぐ文明の利器に頼って頭を全然使っていない自分が得意げになって恥ずかしい…

そう、車内でお話すると、皆さんも同じお気持ちだったようで、笑いに包まれました。

 

雨晴海岸から海越しに見た立山連峰は大迫力。

ほとんど見えないよと先輩に言われていたうえに、

どんより曇り空でお客様には期待せずに行きましょうと言っていたのですが、

奇跡が起きたようです。

 

 

そしてお待ちかねキトキトの寒ブリです。

ブリづくし、ブリブリブリ。

メニューにいったい何個ブリと書いてあるんだろうと数えたくなるほど。


 

はたして全部食べきれるかな、なんて不安すら覚えましたが、

 

 ブリの脂身、ハラミ、胃袋

ブリ刺し

ブリしゃぶ

ブリの兜は目玉をみんなで取り合い、

ブリカツ

ブリ寿司などなど他にもたくさん...


結果、皆さん完食です。

 

ひと口ずつでちょうど良い量と味に大満足。

◯◯づくしを堪能した後、だいたいは当分見たくも考えたくもないとなりますが...

「来年もここならまた来るわ」

「家族でも来ようかな」など口々に次回の話をしておられたので、

私は驚きつつも、帰ったらすぐにこのことを先輩に伝えよう。

お客様が喜んでくださってるとこちらまで嬉しくなりますね。

 

 

さて、2日目は能登へ牡蠣を食べに行きました。

 

ブリ三昧から一夜明けて今日はカキ三昧です。

なんて贅沢。

目の前で豪快にお店の方が焼いてくれます。

 

能登のカキは身がぷっくりしているのが特徴だそうです。 

どうでしょうか、写真から伝わるでしょうか?

 

確かに口に入れた時もよりプリプリしてる気がするような。

私、単純です。

 

千里浜なぎさドライブウェイを経由して金沢へと向かいましたが、

あいにくのお天気で車は入れませんでした。

 

自称晴れ女の私としては、お天気で行程が崩れるのは結構ショックを受けます。 

が、ドライバーさんの心意気でなんとか海が見えるところまで行ってもらいました。

 

グレーの空からしんしんと降る雪、目の前に広がる大荒れの日本海、

これぞ北陸の冬景色!

 十分堪能できたので、結果オーライでしょうか。

 

今回の旅では、各訪問地のお天気にひとりハラハラしっぱなしでしたが、

どうやらお客様はキトキトの寒ブリとプリプリの牡蠣に

心もお腹もいっぱいのようでした。

 

良かった。

ホッ。

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