銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

大河ドラマも夢じゃない

2018年09月13日 | Hの生きる喜び、それは

まさにその時ではなく、後からじわじわこみあげてくる方が、

旅の余韻が深かったということかもしれません

 

先週ツアーで訪れた、高砂の松右衛門帆

初代工楽松右衛門とは、1743年に高砂に生まれ、若くして今の神戸市に出て船乗りになり、御影屋を名乗って海運業で成功を収めた方

その後、帆布(船の帆)に大改良を加えて船の性能を飛躍的に高め、「松右衛門帆」としてその名を残しました

 

実に、地味な、、、と言ったら元も子もないですが、華やかなテーマではなかったのですが、ご参加のお客様の心に響いたようで、

『松右衛門、良かったわぁ。高砂にあんな立派な方がおられたなんて、知らなかったわ。高田屋嘉兵衛ともつながってきて、面白いから今さらに詳しく調べ直してるのよ。』

『高砂って、わざわざ行くことないから今回初めて行って、いろいろ知って、見直したわ。

またゆっくり来なあかんね。穴子も美味しかったし!』

ツアー後、お客様からそんなお声をいただき、私もじわじわとその良さを実感しているのが10日も経った今です

松右衛門旧邸は、修復を終えようやく今年6月からオープン、何と無料

『ぜひ、たくさん来ていただきたいんですけど、

松右衛門自体あまり知られてませんからね・・

でも、私はいつか松右衛門が大河ドラマの主役になってもおかしくないと思ってるんですよ!

有名な武将や偉人はもう、知り尽くされてるでしょ、でも松右衛門はまだほとんど知られていない・・だからこそ興味を引くと思うんですよ。

その時はここも大変なことになるでしょうけどね(笑)』

そんなことを交えて興味深い話をたくさん聞かせてくださった、館長さん

大河ドラマで松右衛門、アリだと思います

その時は、銀のステッキにも先見の明があったということでしょう!?

知られざる高砂の魅力、掘れば掘るほど出てきそうです

 

あの時買った、松右衛門帆のペンケース

軽くて柔らかいのに丈夫で、とても気に入っています


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