銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

ロシアより

2016年08月12日 | 見かけだおしNのつぶやき

ロシアより無事帰って参りました。

さて、帰国日のこと。

出国審査で、各ブースに並ぶ旅行者。

無表情の監察官がスタンプを押しています。

旅行者にとっては、なんとなく緊張の走る場所でもあります。

 

その時、お客様数名が並んだ(選んだ)ブースに突如、シャッターが降りて・・・

何のアナウンスもないまま、無情にも締められたブース。

皆さま唖然として、それでもその場を動こうとされず・・・

わかります。

日本人ですもの。

 

例えば、スーパーのレジの列。

どこが早いか、主婦は一瞬で見極め、これぞと思う(早い)

レジに並ぶわけです。

そして、日本のスーパーはおもてなしの心。

途中、閉まっていたレジが空くとすぐに、

先に並んでいる人が優先で、

「どうぞ、こちらへ」と買い物カゴをとって先頭へ誘導されます。

 

ああ、それにすっかり慣れてしまった私たち。

 

お客様は、「添乗員さん、何とかしてよ!」と私を見ます。

ごめんなさい。

私は無力です。

ほかの国の旅行者は少し驚いた顔をしたものの、

すぐに、あきらめついてか、他のブースに並び直しました。

「せっかくここまで並んでいたのに」の心は抑えて・・・

 

お客様も、しばらくは、

「今までの並んだ時間を取り戻したい運動」を

無言でPRしておられましたが、もちろん無駄。

なぜ、シャッターが降りたかの説明はもちろん、

せめて、並んでいた人までは受け付けるなんて配慮もなく、

もちろん、他のブースへの誘導もなし、

ただ、ただシャッターはジジジーとゆっくり降りていきました。

 

皆さん、おめめぱちくり。

それでも約3分後には仕方なく、

主婦的抵抗はやめ、そそくさ他のブースに移られました。

 

不運にも、次に並んだブースでも、目の前でシャッターが降りた方もあって、

これは、これで?!

ロシア旅行の、ひとつの記憶になりました。

 

綺麗なものだけでなく、これも旅の醍醐味。

 

あの監査官は、ロシアンティーでも飲んでいたのね。

時間的にランチじゃないし。

案外優雅な国じゃない。

そんな笑い話も、旅の思い出になりそうです。

 

*****************************

夏季休暇のお知らせ

8/11(木・祝)から8/14(日)までお休みを頂戴しております。

旅のご予約はメールまたはFAXでお願いいたします。

なお、8/15(月)9:00より通常営業に戻ります。

******************************
バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com 

******************************

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする