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銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

銀ステ夏の風物詩 大曲花火の職人芸

2025年08月30日 | 見かけだおしNのつぶやき

今日は大曲花火。

ありがたいことに、銀のステッキ夏の風物詩として、

毎年の恒例行事となっています。

かつては当社新人添乗員の登竜門として、先輩スタッフに同行して

研修としても利用してきた特別な企画です。

 

とはいえ、もう何年も続いているツアーで、

メインの添乗員もずっと変わらず同じ。

よって本来心配する要素は全くないのですが、

こればかりは、遠く自宅からBSで観ていても…大丈夫かな?

頭によぎります。

何がって?

もちろん花火後の帰路です。

添乗員としては一番緊張する場面。

昨日の報告では、お客様の歩くペースもずいぶんゆっくりになっておられると。

日本一の花火大会、それだけ多くの人が集まるわけですから

祭りの後の混雑も日本一級。

 

まもなく花火もファイナル間近、

そろそろ緊張感で気もそぞろに

お客様に声をかけ始めるスタッフの姿が浮かんできました。

珍しい形態の花火が上がるたびに解説者が繰り返してた

「これも職人さんの腕の見せ所」

ならば、添乗員もここからが腕の見せ所。

まさに職人芸です!?

 

駅までの道のり、皆さん頑張ってくださいね!

 

花火だけは特別。

やっぱり今年も緊張してきました。

これも毎年のルーティンです。

 


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初めての一人旅に年齢制限はありません。

2025年08月29日 | 見かけだおしNのつぶやき

最近思います。

しかし面白い人が集まってくるなぁ、うちの事務所には。

 

ちょうど一年前でした。

1人でパリに行くと、鼻息荒く勇んでご来店いただいたお客様。

実は、高齢のお母様の介護もあって、不安はあるけど行く!と。

そして…結果的に2度もドタキャンされました。

もちろんご本人にとっては不本意なことでした。

キャンセル料も発生しました。

「迷惑かけてごめんなさいね」意気消沈のお客様を思えば、

もう、この件の復活はないだろうと、すっかり忘れていた頃、

先日、突然ご来店くださって、

「やっぱりパリの友人に会いに行きたい」

「今行かないとなんだか後悔しそうだから」

その言葉で、お客様の環境が昨年から変わったことを知りました。

 

以前のこともあってか、「行くかわからないけど」

最初はちょっと遠慮がちに相談を口にされました。

でも、来店から僅か10分ほどで、状況はいっきに急展開を果たし、

帰り際には、申し込み金まで置いていかれました。

 

ところで、海外へは?

ほぼ初心者で、パリも初めて。

でも、できるだけ自分でチャレンジしたい、そう仰いました。

だから、過度のお手伝いは不要。

でも…

その、「でも…」をなんとか聞き取ったので、言いました。

だめです!冒険は現地でいくらでもしてください。

だから、到着時はお迎えのドライバーを手配させてください。

空港から、目的地まで送ります。

安心ですよ、お客様も(私も)

 

パリには遅い時間に到着。

不慣れな方が、どっぷり日が暮れて、パリ空港から市内への移動。

ご本人が頑張る!といくら言っても、私が(手配する側)が、嫌です。

「正直、私がその日ずっと眠れないので、車を手配させてください」

 

たぶん本来、自分の意志をちゃんと持たれている頑固者のお客様。

速攻でヘルプは不要と念を押されそうでしたが、

こちらがドキドキして眠れないから困る、と言ったことで

「そうね、確かにあなたが不安よね」と、

あっさり、送迎の手配をさせてくださいました。

「本当はホッとしたの、頼らず自分で頑張ってみたかったけど、

やっぱり、不安だったんでしょうね、私が」

 

私たちの仕事はお客様の希望をただ聞くだけでは成り立たない。

私たちが知る限り、せめてもの経験値を持って提案することが最善と、

そしてそれこそを、お客様は求めておられるんだと、

改めて理解するのでした。

 

御年七十云歳、初めての一人旅に出発されます。

 

 

 

 


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いよいよ大阪・関西万博も佳境に突入

2025年08月28日 | 見かけだおしNのつぶやき

大阪・関西万博もいよいよ佳境ですね。

正直、始まった頃は銀のステッキには無関係。

全く反応ないのでは…と思っていました。

が、フタをあけてみると、世間様と同じ大反響でした!

「せっかくなら2度目の万博を経験したい」

これには我々もびっくり。

そして、銀のステッキの旅行保険をお願いしている保険会社の営業さんも、

同じ感想でした。

先日、年間契約の手続きをするために来店くださって、

その時の話題が、万博。

開口一番

「銀ステのお客様、すごいですね」

きっと保険加入リストに並ぶ年齢を見て、この感想に至るのでしょう。

はい、すごいんです。

キャッシュレス、ペーパーレスと

銀ステ世代のお客様には悩ましいワードが盛りだくさん。

だからこそのトライ!

ここでくじけないのが、我が銀ステのお客様。

誇らしい気持ちです。

とはいえ、

当日は紙ベースで、あのゲジゲジを印刷したものを渡す、

それが、銀ステ流。

これってどうなんでしょう…まぁそこはご愛嬌ってことで。

未来を語るのがテーマの万博には不似合いですが、これも現実。

何より、当社オリジナルのラヒホツアー(介護タクシー利用企画)でさえも

何度も出発していることが、今を語ります。

 

ちょうど来月のパンフレットを企画しているなか、

ついに10/13でファイナルを迎える、55年ぶりの大阪・関西万博。

もう少しこの企画に乗っかっていこうか思案しています。

たぶん乗っかるんでしょうが…55年ぶりのお祭りですからね。

ちなみに…

「会期中には一度行こうと思ってる」と口にした方、

たぶん行かないと思います。だってそういうもんだから。


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ワンワンワン

2025年08月27日 | 見かけだおしNのつぶやき

自分でも驚くのですが、銀のステッキに看板犬ルル嬢がやってきて早一年。

スタッフにはそもそも犬が苦手な者もいましたが、

今ではそれなりの関係性を築いているようです。

 

まぁ社内には、とにかく甘い声が飛び交います。

普段は低音ボイスのスタッフもずっと高音。

ついぞ聞いたことのない赤ちゃん言葉も恥ずかしげもなく披露しています。

って、その最たるはかくいう私!?ということに驚いているお話!

 

しっかりワンコに癒されています。

飼い主であるスタッフの勤務シフトも、本人の意向よりも?

ルル嬢に来て欲しい一心で組んでいる自分に、、、驚愕。

なんて嘘ですよ!…かな?

 

でも、飼い出すと動物は家族とはよく聞きますが、ほんとですね。

すっかり銀ステの看板犬。

でもそれは内なる意味、スタッフの(私の)心の安らぎとして。

本来の意味、看板としては役立たず犬。

まぁ、吠える吠える。

お客様が来るたびにキャンキャン!これはアカンでしょう。

と言いながら、こちらとしては、

ついに銀ステ事務所を我が家と認識した証、すっかり馴染んだのねぇ、、、

とニヤニヤ。

 

ただ今、次号の旅案内を企画中で、パソコン画面に疲労するたびに

むやみに犬に戯れて、気分をリセット。

最近その回数が増えていることに不安を覚えつつも、ワンコ効果は絶大。

とはいえ最近は、ひつこくまとわりつかれるのを嫌がりだしたルル。

その変化を見ないふりして

原稿入稿までは、彼女にはしっかり仕事してもらうつもりです。

 

ご来店のお客様。

先にお詫び申し上げます。

我が社の看板犬ルル嬢は、私たちスタッフのためだけに仕事をしています。

 


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今日はフィンランドの説明会

2025年08月26日 | 見かけだおしNのつぶやき

海外の説明会と言っても、、、

参加者は、、、お一人。

でも、出発もお一人様ですので、これで正解。

ーーーーーー

コロナ後、海外はホント久しぶり。

この間、思いがけず大病にもかかってしまい、あまりに辛い日々で

もう、いいかっと思うこともあったけど、やっぱり海外行きたい!

万博に行ったら、胸がざわついて、

ああ、私やっぱり海外旅行が好きなんだって思った。

色々、すごーく熟考して、

事始めにはフィンランドがいいと思って決めました。

ーーーーーー

そう、おっしゃっいました。

 

実は、銀のステッキ立ち上げの頃、

日帰りとか、国内の宿泊とか、たいてい踏んでいただく過程をすっとばして

なんと新規のお客様が、いきなりアラスカ旅行に来てくださったんです。

あれから、15年!?

やっとその理由を聞いてみました。今さらですが。

「え?なんやったかな。でもアラスカの企画みたら、これこれ。

私が求めてるもの。絶対、いま私を呼んでる〜と思ったんよ」

「あの頃私、めちゃくちゃ忙しかったから、何かに逃げたかったのもあって、

銀ステさんは、私にとっての一年に一度の逃げ場だっのよね〜」

だそうです。

 

そして、やっとフィンランドの説明を始めると、、、

「家族も、銀ステさんだからこの旅を許してくれたんよ」

うーん。

過分な言葉、そして結構なプレッシャーです。

 

帰りがけ、

「覚えてます?Nさんが言ったんよ。

関西空港でイタリアに行く前に見送りに来てくれたでしょう、あの時、

うちはお一人でも希望があれば添乗に同行するって。

あの時はヘー!?って思っていたけど、心のどっかに残っていて。

この度はお世話になりますね」

 

ええ確かに言いました。

お一人様に添乗員が同行する旅、これも15年ぶり。

銀のステッキ2度目の最小催行人数の旅がまもなく出発です。

 

「個人旅行に添乗員が同行する旅」

15年前、チャンスをくださったお客様を久しぶりに想いました。

 


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