オリックス資源循環株式会社のホームページからいただきました。
寄居の彩の国資源循環工場には数回行っていますが、第2期事業がすすんでいます。
オリックスのサーマルリサイクルの他に、バイオマスリサイクル施設が稼働していました。
近隣の無所属・立憲の女性議員で勉強会や研修をしています。そのメンバーのうち10人で
視察に行きました。
まずは説明を聞いています。
食品ごみ、紙ごみ等の廃棄物系バイオマスを活用した乾式メタン発酵バイオガス発電施設です。
生成したバイオガスは1600kWのガスエンジンで発電し、東電に売電しているそうです。
日受入量は100㌧、ちなみには12月から稼働する埼玉西部クリーンセンターは130㌧。
施設の中に入ると結構、臭気は感じました。
上の銀色の物は選別装置。細かく砕いたごみから、プラスチックなど発酵に不適なものを取り除きます。
メタン発酵槽 34mあります。
15~20日間かけてバイオガス化します。
バイオガス発電機、余剰ガス燃焼装置、ガスホルダー
生ごみ等の処理方法として、バイオガス化を再認識。
更新施設の検討の時に埼玉西部環境保全組合議会で
長岡市のバイオガスプラントを視察したこともありました。
日65㌧ですから、オリックスの方が大きい施設です。
元々、生ごみは水分が多いもの、紙おむつもしかり。
燃えないものを無理やり燃やしてる。
土に戻す、バイオガス化・・・地球に負荷を少しでも与えない方法を
まだまだ模索せねばと思いました。
オリックスの施設はまだ60%程度の稼働だそうですが、
稼働率を上げ、安定したガス量と良質なバイオマス燃料ができれば
採算向上を図れると考えているそうです。
ごみ処理の新しいあり方として面白いと思いました。
本当は燃えにくい生ごみ、剪定枝、紙おむつなどバイオ化もありかと。
収集・運搬・委託料が余計にかかるから無理か。
いろいろ考える材料をもらえ、良い視察研修ができました。
企画・手配してくれた嵐山町 渋谷議員に感謝。
研修前に小川べりカフェでランチ。
お休みの日だったようですが、特別にお弁当を用意していただきました。
おいしかった、ごちそう様。