いただいた資料です。
国立市のごみの現状は:
・可燃ごみの焼却処理は、国立、府中、稲城、狛江の4市で共同運営する多摩川衛生組合のクリーンセンター多摩川で行っています。
・不燃ごみは市内の環境センターで選別・破砕・圧縮し再生業者に引き渡すなど資源化。
・粗大ごみは市内の清掃分室で、解体や修理・修繕し、資源化。
・最終処分場は日の出町にある、25市1町で共同運営する東京たま広域資源循環組合の二ツ塚処分場で
リサイクルできない不燃ごみの埋め立て。
2006年から焼却残灰をセメント原料としてリサイクル。
国立市では2010年から埋め立てごみは搬入せず。
有料化への流れ:
多摩地域
・最終処分場の問題が顕在化
・東京都市長会の合意で、平成15年度を目途で有料化に。
・平成10年度青梅市導入→平成28年度時点で26市中22市が実施→現時点では24市が実施。
国立市
・平成13年 東京都市長会の合意
・平成14年4月 第4期ごみ問題審議会答申
・平成14~15年にかけて市民説明会
・平成18年3月 第5期ごみ問題審議会答申
・平成18年7月 第1次循環計画
・平成18年 第4期総合基本計画、第1次
・平成23年 第4期総合基本計画、第2次
・平成25年7月 国立市環境基本計画
・第9期ごみ問題審議会(平成25年11月~平成27年11月)への諮問事項
「家庭ごみ有料化の制度設計について」
「国立市循環型社会形成推進基本計画の改訂について」
・平成27年 中間答申に関するパブリックコメント及び意見交換会実施
・平成28年 最終答申に関するパブリックコメント及び意見交換会実施
・平成28年4月 家庭ごみ有料化を29年9月に実施することを庁議決定
有料化に期待できる効果は:
・ごみ減量・リサイクル推進への誘因を提供できる導入6ヶ月ですが前年度より12.6%減量したそうです!
・ごみ排出量に応じた負担の公平性を確保できる
・ごみ問題・適正排出への関心が高まる
・ごみ処理の経費が削減できる
手数料は:
・「可燃ごみ」「不燃ごみ」「容器包装プラ」
・1ℓ当たり2円、容プラは1円。
・福祉的(低所得者など)政策的(剪定枝など)な減免を行っています。
国立市の有料化の進め方:
・市民説明会は市主催が14回、その他125回 約4500人が参加。
・市報特集号 28年度3回、29年度4回、分別カレンダー、ごみ減量駅頭広報月2回
・家計の負担軽減につながる工夫を周知。
・地域担当職員の配置。
・収集方法は集積所方式を原則として、戸別収集にも柔軟に対応。
参考に:
市報くにたち 家庭ごみ有料化の実施方針(案)についてより
丁寧に時間をかけて対応されていたので、市民からの理解は概ね得られたそうです。
当初1日に500本もの電話がかかったこともあるそうですが・・・。
同じ組合ですが、それぞれの自治体ごとに有料化の取り組みを行っていました。
葉山町の「バクテリアdeキエ-ロ」の小型版をすすめているそうです。詳細はこちら。
ダンボールコンポストでは、イタズラわんこの餌食になるのでしばらくしていなかったけれど、
ボチボチ生ごみの堆肥化しようかな。
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