靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

数学競技会(MATHCOUNTS)

2013-02-17 00:01:25 | 出来事や雑感や (行事)
長男初の数学競技会(MATHCOUNTS)参加、自宅から道を挟んですぐのアラスカ大学キャンパスにて。アンカレッジ周辺(車で五時間ほどの町から泊まりでの参加チームも)の学校が集まり、朝からひたすら数学の問題を解く。アメリカ全土で行われるこの競技会、今年は各地での競技会7000近くの学校や団体が参加したそう。

長男の学校からは7年生8年生合わせ20人近くが参加。

最後に、高得点をはじき出した上位10人ほどが呼ばれ、皆の前でトーナメント。司会者がスクリーンに映し出された問題を読み、早く答えられた者が勝ちというもの。問題を読み終わる前に答えてしまうことも。数学大好きっ子達、見ごたえありました。

長男の学校、8年生チームが大会総合優勝! チームの4人、州大会に進むことに。

個人の部では、長男の学校からも8年生の2人ほど三位入賞に食い込みましたが、トップに立ったのは、アンカレッジから車で3時間ほど行った小さな町でホームスクールする男の子。ホームスクールしているお母さんも司会者から呼ばれ、表彰台に共に立つ。親子二人三脚で毎日数学の問題を解いているという15歳の男の子、その生き生きと輝く笑顔が目に焼きついています。

会場にいる親御さん達と接して思ったのは、ふって沸いたように数学得意っ子が生まれたわけではないということ。上位に食い込んだ子達、やはり日常から数学にかけるエネルギーも時間も並ではなく。中には5年生の時から、毎日学校から戻ると2時間は問題を解き続けているという子も。そう続けられることが、才能なのでしょう。

長男、数学大好きっ子達に囲まれ、見上げつつ、いい刺激になったようでした。


アラスカ大学キャンパスの一建物にて。


あ、あれ、紫のチームTシャツ着てるのお兄ちゃん!


最後の公開トーナメント。スクリーンに問題が映し出される。先にボタンを押した競技者が答える。


お兄ちゃん、脳みそ、ストレッチしたね。うん、かなり、ね。


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